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もはや親戚の行く末を見守るような気持ちで読み続けている「きのう何食べた?」。 ケンジもいまやアラカンとなりましたが、年齢相応の変化はあれど、その「乙女心」の純度は増すばかりのようです。

今回再現するのは、そんなケンジの可愛さが爆発(?)した回に登場する、鶏もも肉のトマトすき焼きです。

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※【コマ引用】「きのう何食べた?」(よしながふみ/講談社)24巻より

帰り道でばったり会ったケンジの同僚・タブチくん。 夕飯の予定が流れてしまった彼の提案で、シロさんの家で一緒に晩ごはんを食べることに。

タブチくんが振る舞ってくれたのは、彼が作る予定だったという鶏肉のトマトすき焼き。 和やかに始まったと思われた夕食会ですが、シロさんのことを繰り返し「シロさん」と呼ぶタブチくんに、ケンジの心中は穏やかではありません。

ついに耐えかねたケンジは、「その名前で呼んでいいのは自分だけ」と思わず声を荒げ号泣。

58歳のオジさんの本気泣きを前に、慌ててフォローに回るシロさんと、サッと呼び方を変えて順応するタブチくん。ケンジの繊細さに翻弄されつつも、どこか手慣れた二人の対応っぷりににやにやしてしまいます。しかしアラカンになってもなお衰えぬケンジの乙女力よ…。「何食べ」は定期的にケンジのヒロイン力を味わう漫画だと再認識。どうかそのままでいてくれ…!

気を取り直して始まったこのすき焼き、フライパンひとつで気軽にできるうえ、鶏肉とトマトという「いつもの食材」がご馳走に変わるレシピ。さっそく作ってみます。

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材料:
(※分量は作品をご確認ください)
・鶏もも肉
・玉ねぎ
・焼き豆腐
・まいたけ
・小松菜
・トマト
・割り下(みりん、しょうゆ、酒、だしの素)
・砂糖
・サラダ油
・溶き卵
・冷凍うどん

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鶏もも肉は薄く大きめの一口大になるよう、そぎ切りにする。

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玉ねぎは芯をつけたまま6等分、トマトと小松菜はざく切り。

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焼き豆腐は12等分(早く味がしみるように薄めにするそう)。
まいたけは手で割いておく。

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割り下は、みりん、しょうゆ、酒、和風だしを混ぜたもの。
(トマトから水分が出るので、水は加えない)

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フライパンにサラダ油を引き、皮目を下にした鶏もも肉と、玉ねぎを並べて強めの中火で2〜3分焼く。

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上下を返したら、肉の上に砂糖をふりかけて絡めます。
こうすると肉がやわらかく仕上がるとのこと。

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ここで割り下を注ぎます。


豆腐とまいたけを入れ、
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トマトを追加して沸いたら火を弱めます。

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まいたけに火が通ると縮んで鍋に隙間が出るので、小松菜を茎から投入。
最後に葉っぱの部分も加えます。

全体に火が通ったら、卓上クッキングヒーターにのせて完成。
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トマトの赤、小松菜の緑が加わって、普通のすき焼きよりも華やかな印象です。

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食べた感想:
甘辛い割り下の味に、トマトの爽やかな酸味が加わって、まさに新感覚のすき焼き。牛肉のすき焼きよりも軽やかで、鶏もも肉のプリッとした食感がトマトの旨味と合います。

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もちろん、食べるときは溶き卵にくぐらせて。 トマトが少し煮崩れて、タレと卵が混ざり合ったところがまた美味しい。


そして鍋料理は、〆までが本番。
12巻のフライパンすき焼きでは、残った汁に溶き卵を回し入れてご飯にのせた「卵どんぶり」が登場しましたが、今回の〆は「うどん」です。

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冷凍うどんをフライパンに投入。

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お好みの煮詰め具合にしていただきます。

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鶏肉とトマトの旨みを十分に吸った甘辛真っ黒うどん。
単品では味わえない、〆だからこそ楽しめる一品。美味しくないはずがないですね。

準備も後片付けも楽ちんなのに、食卓がパッと華やぐこの献立。 特別な日でなくても気軽に楽しめる、「普段使いのすき焼き」になりそうな一品でした。

タブチ家といえば、「何食べ」ではホットプレート料理とお菓子のレシピ担当というイメージですが、このすき焼きのエピソードからすると、今後は鍋料理も期待できそう?





よしなが先生といえば、久々の新作連載も注目です。芸能界群像劇…!




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