ドラマの2ndシーズンも始まって、またも金曜の夜が楽しみな日々(しかし今期は、好きな作品の映像化が多すぎて嬉しい悲鳴状態)。
先日の「マラサダ」と同じエピソードに登場する、「きのう何食べた」の中華粥の再現です。
ジルベール(ワタル君)の披露宴ダイエットの避難先として、光栄にも選ばれたシロさん宅。手作りマラサダというカロリーの暴力の洗礼を受けたあと、夕飯として振る舞われたのがこの中華粥の献立です。
※【コマ引用】「きのう何食べた?」(よしながふみ/講談社)20巻より
・中華粥
・チャーシュー
・ニラ玉
・チンゲン菜入り中華サラダ
・ザーサイ
おかゆといえば養生食のイメージがありますが、「中華粥」となるとまたイメージは別モノ。
並べられたおかずもチャーシューにニラ玉と豪華で、ハレの日のおかゆ、という感じがします。
ヘルシーなのにご馳走感もちゃんとあって、ジルベールへのおもてなしとしては最高の献立では。
作り方:(※分量は作品をご確認ください)
まずはチャーシューからやっていきます。これは前日の夜に仕込んでおくもの。
使う部位は肩ロース(鍋に丸ごと1本入らなさそうなので、切り分けました)。
肉の塊はいつだってテンション上がる。
深め&厚手の鍋にサラダ油を入れ、肩ロースを中火でこんがりと転がしながら焼きます。
8分程度焼いたら、肉の上に砂糖、酒、しょうゆを入れる。
水、ネギの青い部分、しょうがの薄切り、芯を抜いて半割りにしたにんにくを入れて、煮立たせる。
フタをして弱火で30分。
その後肉を裏返して、さらにフタをして弱火で20分。
火を止め、フタをしたまま粗熱をとり、容器に保存しておきます。
ここからは当日の工程。
メインの中華粥を作ります。
土鍋にゴマ油を入れて熱し、すりおろしたしょうが、といでおいた米を加えて中火で5分ほど炒めます。
想像以上に鍋底に米がくっつくので、焦げないように木べらでゴリゴリやりながら進めます。
ここに、沸かしておいた熱湯を注ぎます。
中華粥は、米粒を割るように仕上げる(「花が咲く」と表現されるそう)のがポイントだそうで、熱湯で炊き上げるのもそのためっぽい。
顆粒の中華だしを加え、弱火にして40分(フタはしない)。
同じおかゆでも、日本のおかゆとこんなに作り方も違うんですね。
中華粥を炊いている間に、サラダの準備を。
きゅうりは小口切りにし、塩をふってなじませておく。
トマトは乱切り、チンゲン菜は茹でて水気をしぼり、ざく切りにしておく。
ボウルにツナ缶を油ごと入れ、しょうゆ、酢、砂糖、顆粒の鶏ガラ、ラー油、白いりごまを加えてよく混ぜておく。
小口切りにしたきゅうりの水気を絞り、他の野菜と一緒に↑のツナドレッシングで和えて完成。
最後にニラ玉です。
卵に塩、こしょう、そして牛乳を加えて混ぜておく。
ニラはざく切りにしておく。
オムレツに牛乳は定番だけど、ニラ玉にも牛乳使うのは意外!果たしてどんな効果があるのか楽しみ。
中華鍋にごま油を入れてよく煙が立つくらいに熱し、卵液を流しいてれ半熟状態で皿に取り出しておきます。
↑これくらい、半熟というよりとろとろの状態くらいで引き上げても大丈夫。
中華鍋にごま油を足し入れて強火にし、刻んだニラを入れて、しょうゆ、オイスターソースを加えます。
半熟卵を戻し入れてざっと混ぜ、塩で味を調えたら完成。
冷蔵庫で保存しておいたチャーシューも忘れず。
いい感じに火が通ってます(冷やしてるから切り分けしやすい)。
皿に盛り、漬け汁をタレとして回しかけます。
ザーサイも小皿に並べたら、シロさんちの中華粥の献立完成!
おかゆの献立とは思えない豪華さ。
まずはニラ玉から。
半熟に仕上げたので、とろとろ。
牛乳を入れると、卵がこんなまろやかな味になるんだ…!と驚き。
牛乳はマラサダ作りでも使っているので、その伏線(?)になってるのも味わい深いですね。
お次はチャーシュー。
しっかり味が染みて、おかずにもおつまみにもなりそう。
家人はこれまで作ったチャーシューのなかで、これが一番好きだとか(その後もリクエストされた)。
この豪華なおかず陣を、今回は白飯ではなく、
ゴマ油香る中華粥でいただきます。しっかり米が割れた仕上がりになって嬉しい。
冷製チャーシューも、熱々の中華粥の上でほぐれてこれがまた美味しい。
そして中華粥も、しょうがとゴマ油、鶏がらだしの味がついているので、単体でもするすると美味しく食べられます。
中華粥を食べられる店って、繁華街だとちょくちょくあるけど、そのへんの普通の町中華とかでも気軽に食べられるようになると嬉しいな…という中華粥ファンの心からの願い。
そしてワタルくんの心をがっちりつかんでいるのが、このツナ缶ドレッシングのサラダ。
甘じょっぱくて、これだけでも副菜というよりおかずになるくらい…!
「俺が食べたかったのはこういう野暮ったい惣菜なのよ!」
という、ある意味失礼極まりない発言を、頷いて受け入れるシロさん。付き合いの長さが伺えます。
40歳を超えてから、胃腸の調子が良くない日も増えて、そんなときは度々お世話になるおかゆ。
ただ、自分ひとりではなく人と一緒に食べる献立となると、なかなか準備が難しいんですよね。何食べの中華粥献立は、ほんと「おもてなし」にも使える内容になっていて、ありがたいです。
そして残ったチャーシューの煮汁は、ゆで卵を漬けこんで味玉にし、シメまで抜かりなく。
※【コマ引用】「きのう何食べた?」(よしながふみ/講談社)20巻より
↑この味玉にお花があしらわれてる背景、なんかツボに入ります。
安くて美味しい味玉、小日向さんのセレブな食卓でもきっと存在感を示したはず。
10月下旬には新刊も出るようで楽しみ!
まずはチャーシューからやっていきます。これは前日の夜に仕込んでおくもの。
使う部位は肩ロース(鍋に丸ごと1本入らなさそうなので、切り分けました)。
肉の塊はいつだってテンション上がる。
深め&厚手の鍋にサラダ油を入れ、肩ロースを中火でこんがりと転がしながら焼きます。
8分程度焼いたら、肉の上に砂糖、酒、しょうゆを入れる。
水、ネギの青い部分、しょうがの薄切り、芯を抜いて半割りにしたにんにくを入れて、煮立たせる。
フタをして弱火で30分。
その後肉を裏返して、さらにフタをして弱火で20分。
火を止め、フタをしたまま粗熱をとり、容器に保存しておきます。
ここからは当日の工程。
メインの中華粥を作ります。
土鍋にゴマ油を入れて熱し、すりおろしたしょうが、といでおいた米を加えて中火で5分ほど炒めます。
想像以上に鍋底に米がくっつくので、焦げないように木べらでゴリゴリやりながら進めます。
ここに、沸かしておいた熱湯を注ぎます。
中華粥は、米粒を割るように仕上げる(「花が咲く」と表現されるそう)のがポイントだそうで、熱湯で炊き上げるのもそのためっぽい。
顆粒の中華だしを加え、弱火にして40分(フタはしない)。
同じおかゆでも、日本のおかゆとこんなに作り方も違うんですね。
中華粥を炊いている間に、サラダの準備を。
きゅうりは小口切りにし、塩をふってなじませておく。
トマトは乱切り、チンゲン菜は茹でて水気をしぼり、ざく切りにしておく。
ボウルにツナ缶を油ごと入れ、しょうゆ、酢、砂糖、顆粒の鶏ガラ、ラー油、白いりごまを加えてよく混ぜておく。
小口切りにしたきゅうりの水気を絞り、他の野菜と一緒に↑のツナドレッシングで和えて完成。
最後にニラ玉です。
卵に塩、こしょう、そして牛乳を加えて混ぜておく。
ニラはざく切りにしておく。
オムレツに牛乳は定番だけど、ニラ玉にも牛乳使うのは意外!果たしてどんな効果があるのか楽しみ。
中華鍋にごま油を入れてよく煙が立つくらいに熱し、卵液を流しいてれ半熟状態で皿に取り出しておきます。
↑これくらい、半熟というよりとろとろの状態くらいで引き上げても大丈夫。
中華鍋にごま油を足し入れて強火にし、刻んだニラを入れて、しょうゆ、オイスターソースを加えます。
半熟卵を戻し入れてざっと混ぜ、塩で味を調えたら完成。
冷蔵庫で保存しておいたチャーシューも忘れず。
いい感じに火が通ってます(冷やしてるから切り分けしやすい)。
皿に盛り、漬け汁をタレとして回しかけます。
ザーサイも小皿に並べたら、シロさんちの中華粥の献立完成!
おかゆの献立とは思えない豪華さ。
まずはニラ玉から。
半熟に仕上げたので、とろとろ。
牛乳を入れると、卵がこんなまろやかな味になるんだ…!と驚き。
牛乳はマラサダ作りでも使っているので、その伏線(?)になってるのも味わい深いですね。
お次はチャーシュー。
しっかり味が染みて、おかずにもおつまみにもなりそう。
家人はこれまで作ったチャーシューのなかで、これが一番好きだとか(その後もリクエストされた)。
この豪華なおかず陣を、今回は白飯ではなく、
ゴマ油香る中華粥でいただきます。しっかり米が割れた仕上がりになって嬉しい。
冷製チャーシューも、熱々の中華粥の上でほぐれてこれがまた美味しい。
そして中華粥も、しょうがとゴマ油、鶏がらだしの味がついているので、単体でもするすると美味しく食べられます。
中華粥を食べられる店って、繁華街だとちょくちょくあるけど、そのへんの普通の町中華とかでも気軽に食べられるようになると嬉しいな…という中華粥ファンの心からの願い。
そしてワタルくんの心をがっちりつかんでいるのが、このツナ缶ドレッシングのサラダ。
甘じょっぱくて、これだけでも副菜というよりおかずになるくらい…!
「俺が食べたかったのはこういう野暮ったい惣菜なのよ!」
という、ある意味失礼極まりない発言を、頷いて受け入れるシロさん。付き合いの長さが伺えます。
40歳を超えてから、胃腸の調子が良くない日も増えて、そんなときは度々お世話になるおかゆ。
ただ、自分ひとりではなく人と一緒に食べる献立となると、なかなか準備が難しいんですよね。何食べの中華粥献立は、ほんと「おもてなし」にも使える内容になっていて、ありがたいです。
そして残ったチャーシューの煮汁は、ゆで卵を漬けこんで味玉にし、シメまで抜かりなく。
※【コマ引用】「きのう何食べた?」(よしながふみ/講談社)20巻より
↑この味玉にお花があしらわれてる背景、なんかツボに入ります。
安くて美味しい味玉、小日向さんのセレブな食卓でもきっと存在感を示したはず。
10月下旬には新刊も出るようで楽しみ!
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コメント
コメント一覧 (6)
炊飯自体は土鍋でやるにして、米を炒める工程はテフロン加工のフライパンでやるとかではどうなんでしょうか?
以前ピラフを作る時に炒めた時はクッキングシート引いて、終わったらシートを引き抜いて軽く油を馴染ませたら直ぐチキンブイヨンソースを注いでそのまま炊いてましたね
>「俺が食べたかったのはこういう野暮ったい惣菜なのよ!」
そいや、ジルベール君ってセレブに養われてる割にはこういう感性の持ち主なんだよね
パートナーがオーブンでわざわざ焼いたローストビーフよりも、佳代子さんがてきぱき作ったなんちゃってローストビーフの方が評価高かったですから
まーむさん
おお確かに、最初の炒めるところだけフライパンでやると「鍋底に張り付く問題」は解消できそう!
今度作る時試してみようと思います。
クッキングシートを敷いて炒めるテクニックも良さそう〜!
ワタルくんの好みを知りつつ、どうしてもセレブな料理から逃れられない小日向さんこそ本当のセレブなのかもしれないw
私は今期も配信で楽しんでおります。
OPは今期も安定の二人のイチャイチャした姿がもう・・・(感無量)
お粥、大好きです。病気でなくても食べたいお粥。ていうか食べてるお粥。
中華粥も大好きです。鶏がらスープにごま油にしっかり塩味、止まりません。
この中華でまとめた副菜たっぷりの献立は本当におもてなしレベルですよね。
シロさんさすが。
麻さん
ドラマが終わった後のコメント返信になっちゃって申し訳ない(涙)。
ほんと、今回のOPも曲も含めて良かったですね〜!
なんかシーズン1よりも、イチャ度が高くなってた気もしますw
自分もお粥がこんなご馳走感のあるメニューになるなんて、と意外でした。
中華粥が案外簡単に作れちゃうのも嬉しい驚きです^^
このエピソード大好きなのです。
特に、普段生真面目なシロさんが小芝居するところ…(ネタバレになるかな?)。
しかも、続巻にてその小芝居の続きが出てくるんですよね。
チグラーシャさん
最後の「おっかさん…」の小芝居、何気にシロさんのノリの良さとかジルベールとの信頼関係とか感じられていいですよねw
挙式のエピソードまでドラマ化されるといいなあ。