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「めしばな刑事タチバナ」49巻のメインテーマは「カレーうどん」。

いつもの商品紹介もありますが、今回特に印象に残るのが「服に飛ばさない食べ方」の解説です。



刑事課の最古参・源さんに対する「うっすらした違和感」の理由に気づいたタチバナ。
その理由とは、「カレーうどんをよく食べいるのに、毎回服に汁ハネが一切ない」ということ。

カレーうどんとよくセットで語られる、服のシミ問題。

加齢による健康上の理由から、とろみのついた食べ物=カレーうどんをよく食べるようになったという源さんも、当初はこの問題に悩まされていたそう。

解決するために、試行錯誤のうえ体得したのが汁ハネを飛ばさない食べ方。

これが想像する説明の10倍くらい詳しく、
カレーうどんの食べ方というニッチなテーマで、人類はこれだけ言葉を尽くして語れるのか…」と感動してしまったw

なんせ「食べ方」の前に「見極め方」から入るレベルです。

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※【コマ引用】「めしばな刑事タチバナ」(坂戸佐兵衛/旅井とり)49巻より


試しにChatGPTに聞いてみましたが、源さんの圧勝ではないでしょうか。
chatgpt

(スプーンとフォーク……?)

「最短正解カレーうどん」は、一連のカレーうどんの食べ方の解説の後に、お馴染みの辛味部の女子2人のレシピ付きエピソードとして登場します。

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※【コマ引用】「めしばな刑事タチバナ」(坂戸佐兵衛/旅井とり)49巻より


これも源さん直伝で、その名の通り、手間をかけずに「正解」にたどり着くためのカレーうどんのレシピです。

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材料(※分量は作品をご確認ください)
・うどん
・豚バラ
・ネギ
・こくまろ(辛口)
・牛乳
・白だし

ポイントは、上記のとおりカレールウとして「こくまろ」を使うこと。

源さんいわく、まったくカドがない「理想的なカレーうどん味」に仕上がり、推測ではありますが近所のそば屋もカレー南蛮にこれを使っているのでは…とのこと。

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豚バラはさっと炒め、

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斜め薄切りにした長ネギを加えてさらに炒める。

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水を注ぎ、白だしを加えて煮込んだら、「こくまろ」のルーを加えます。

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さらにゆでうどんを追加。
ほぐしつつ煮込みます。

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仕上げに牛乳を加えるのもポイント。

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しばし煮込んだら完成。

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ほんとに早い! 一瞬(は言いすぎだが)で出来てしまった。

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牛乳を入れたおかげか、スープの色がクリーミー。
古奈屋のまろやかなカレーうどん風になるのでしょうか。

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食べた感想:
源さんの説明どおり、ちゃんと辛いけれどトゲのないまろやかなスープ。
「最短正解」のメニュー名どおり、カレーうどんが食べたいな、と思った時に、ちゃんと満足できる味です。びっくりするような派手な美味しさはないけれど、気が付いたらスープまで全部飲みほしていました。

そして手慣れれば、15分程度で作れてしまうのもありがたい。
「何も献立が思い浮かばないけど、何か食べないと」な時に、とりあえずさっと手を動かして作れるレシピの一つになりそうです。気分じゃなくても、目の前にあればつい美味しく食べてしまうのがカレーうどん、ですよね。

そして源さんのレクチャーに従って、「つゆを飛ばさない食べ方」を試してみようと思ったけど…家だと逆に、気にせず思いっきりすすれるのが醍醐味だよなあ、と思い直して諦めました。今度外食するときに試してみようかしら。




カレーうどん、過去にはこんなレシピも再現しました。
暑い時期も寒い時期も、ぴったりな食べものですよね。





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