春ごろから仕事が忙しくなり、夕飯の準備をうっかり逃してしまうことも増えました。
冷凍食品やテイクアウトのお弁当なんかにも積極的に頼りつつ、やはりたまにはちゃんとしたご飯が食べたい。
そんな時に「これなら仕事終わりでも何とかやれる」とヘビロテして助かっているのが、「きのう何食べた?」19巻に登場するフライパン親子丼です。
※【コマ引用】「きのう何食べた?」(よしながふみ/講談社)19巻より
いつものスーパーにて二人で買い物中、ケンジの元カレ(※イケメン)に遭遇し、思いのほかヘコむ姿を見せるシロさん。
ケンジのフォローで立ち直ったものの、精神的に消耗したため、夕飯は「山田さん方式」で済ませることに。
山田さんとはいうまでもなく、シロさんの職場の同僚であるワーキングマザー。
「ひとつのおかずに野菜もたんぱく質も全てつっこみます!!」
というストロングスタイルなレシピを得意としています。
今回のフライパン親子丼も、一品で栄養たっぷり、準備も楽々。
山田さんレシピといえば、16巻の夏豚汁と卵かけごはんの献立にも最高だった……。
書いてて思い出したので、これもヘロヘロな時のヘビロテ献立にしよう。
材料:(分量は作品をご確認ください)
<親子丼>
・鶏もも肉
・卵
・玉ねぎ
・アスパラ
・三つ葉
・めんつゆ
<味噌汁>
・ミニトマト
・ズッキーニ
・だしの素
・味噌
玉ねぎは薄切り、アスパラは根本の皮をむいて斜め切り、三つ葉は3cm長さに切っておきます。
同時に味噌汁(ズッキーニとミニトマトの味噌汁)の準備。
鍋に湯を沸かし、だしの素とズッキーニを入れて2〜3分煮る。ミニトマトを入れて、皮が破けたら火を止め、味噌を溶かします。
再び親子丼の準備へ。
フライパンにめんつゆと水を入れ(プラスお好みで砂糖も)、くし切りにした玉ねぎを入れて火にかけます。
一口大に切った鶏もも肉を加えて1〜2分、中火で煮ます。
(いつもの親子丼より少し大きめに切ると、食べ応えがあっておすすめ)
鶏もも肉の色が変わったら、アスパラを加えます。
続いて、卵液の2/3を加えます。
蓋をして2分加熱。
三つ葉と、残りの卵液を加えます。
蓋をしてさらに1分加熱し、火を止めます。
ちょっとレアめに仕上がったけど、フライパンなので余熱が通るとみてこれくらいに。
フライパンごと食卓にドーン。洗い物も少ないのが嬉しい!
盛り付けも、各自お茶碗によそうセルフスタイルで。
食べた感想:
三つ葉や玉ねぎだけでなく、アスパラがたっぷり入っている親子丼は新鮮。アスパラはクセがないので、和風の味つけの邪魔にならず食べやすいです。
私はどかっとした丼ものよりも、ご飯と具(おかず)をマイペースに食べ進められる定食スタイルの方が好きなのですが、この少しずつお茶碗のご飯に具を盛り付けて食べるスタイルは、いいとこ取りでお気に入りになりそう。
ミニトマトとズッキーニ、夏野菜のさわやかな味噌汁。
色合いもビビッドでいいですね。
シンプルだけど、野菜もタンパク質もしっかり。忙しい時こそしっかり栄養!と気持ちを引き締められる献立で、今後もたびたびお世話になりそうです。
コメント
コメント一覧 (4)
「きのうなに食べた?」を読んでて思うのはシロさんもケンジもちゃんと部屋着と寝巻き分けててすごいなーって思います
千葉県民さん
この視点なかったので、ツボに入っちゃいましたw>部屋着と寝巻き分けてて
私もコロナ禍でリモート中心になって、もはや部屋着と寝巻と普段着が一体化してしまったので、ちゃんと着分けているシロさんたちすごい…。
丼に比べてごはんが少なくすむのが本当にいいですね。
真ん中にドーンとメインがあるのもテンション上がりますし。
アスパラの緑(うちは小松菜にしました)と卵の黄色で彩りも華やかでいいですよね~。
こういうフライパンに肉も野菜もドーンスタイル、以前は肉豆腐をよく作っていました。
ただこちらは茶色が強いのでね、華やかさは負けちゃう。でもうまい肉豆腐。
ズッキーニの味噌汁もいいですねぇ~。
女の子の食卓が懐かしまれます。
麻さん
なんてタイムリーな献立被り!
フライパンでドーンと置くと「鍋」感があって、食卓が寂しくないのがいいですよね。
肉豆腐も確かにフライパン向きでよさそう…!
もう肉じゃがでもなんでも、一品ドーンスタイルでいいのでは…?とワイルドな思考になってきます。