再び「ワカコ酒」18巻から、気になった外食おつまみメニューを再現。
432夜のエピソードに登場する、「豚肉チーズたくあん巻き」です。ちょっとおしゃれな串焼き屋さんらしきお店で、ワカコさんが食べていた一品。
※【コマ引用】「ワカコ酒」(新久千映/徳間書店)18巻より
名前のとおり、薄切りの豚肉でチーズとたくあんを巻いた串焼き料理。
豚肉の意外な組み合わせの串モノ料理というと、以前再現した、3巻の「豚ガリの串カツ」を思い出しますが、私はどうもこういう変わり串の料理に弱いのかもしれない。
↑これも美味しかった…。
ワカコさんの心のつぶやきにもあるとおり、漬物とチーズの組み合わせは一見意外そうに見えて、「いぶりがっこ+チーズ」のように、相性がいいことはお墨付き。
身近な材料でできそうだし、ということでチャレンジしてみました。
材料
・豚バラ薄切り肉(↑上の写真では試しに使ったロース肉も写ってますが、結論としてはバラ肉のほうが作りやさ&味の面でもおすすめです)
・チーズ(今回はプロセスチーズ)
・たくあん
どこにでもある材料で作れるのがうれしい。
プロセスチーズは縦半分、たくあんはチーズのサイズにあわせて拍子切りに。
豚バラ薄切り肉1枚を半分に切り、チーズとたくあんの端から巻いてくるんでいきます。
巻き終わったら、串に刺し、表面に塩コショウを振って焼いていきます。
作中のような炭焼き用コンロあればより本格的に仕上げられそうだけど、今回は溝付きのフライパンで代用。
豚肉に火が通るよう、両面をこんがり焼いていきます。
フライパンだと直火じゃないから、串の一番下の肉になかなか火が通らず、位置をあれこれ変えつつつ焼く。
(焼くのに時間かかったので、チーズがでろーんと溶けてしまったw)
これはやはりビール?と思いきや、作中にあわせ、冷えた白ワインと一緒に。
食べた感想:
こんがり焼けた豚バラ肉に、濃厚なチーズと甘じょっぱいたくあん。じゅわっ、とろり、ポリポリ、と一串でいろんな食感が味わえるのも面白い。
おなじみの材料しか使っていない料理なのに、白ワインとあわせると、こじゃれた創作居酒屋のおつまみとして成立するから不思議です。
家人は「ご飯が欲しい」とつぶやいていたので、ノンアル派にはおかずとしても良さそうな気がする(お弁当にもいいかも)。
18巻では、この次のエピソードとして掲載されている「白石くんのひとり飲み」回もお気に入り。
ワカコさんのようなひとり飲みの黒帯の域に達していない自分みたいな人間は、白石くんの行動の初々しさにも共感してしまいます。
コメント
コメント一覧 (2)
豚串焼きの店でよくワイン飲みながらカシラやテッポウの串を齧ってますがこれが堪らんのですよ
流石肉喰いの民族が作ったアルコール飲料です(それを言うとドイツビールもそうですが
串焼きを焼く際に苦労された様ですがこうしてみると炭火焼の遠赤外線は偉大だなと
雑誌の取材で炭火焼のフレンチのシェフが使い慣れればガスよりも炭火の方が便利ですよと言ってましたが確かに直火焼きは炭の方がいいかもと思えてきます
ワカコさんの世界ではコロナは流行してませんけど、最近になって漸く周囲の目や法律を気にする事なく一人酒を楽しめる世情になってきてよかったと思います……
まーむさん
串焼きといえばビール、という先入観があったので、ワインがぴったりなことは学びでした~。
ガスコンロだと限界ありますね。簡単なようで、やっぱりこういう料理はお店で食べるべきものなのかも…。
感染拡大は続きつつも、以前よりも外食などしやすくなりましたよね。とはいっても心配ではあるので、早くちゃんと収まるといいなあ。