コロナが長期化して、郊外住みの自分は「都心に行くのは数か月に一度」みたいな状況が当たり前になってしまった(もともと出不精だし)。となると、これまで以上にすっかりうとくなったのが、流行の食べ物というやつです。
コンビニやチェーン店にある食べ物ならキャッチアップできるけど、例えば都会の飲食店でなんとなく共通して流行っているメニュー(例えばひところの燻製料理とか熟成肉とか)、のようなものがわからない。
「ワカコ酒」18巻に出てきた、この「プーティン」もそのひとつ。
※【コマ引用】「ワカコ酒」(新久千映/徳間書店)18巻より
わあ、知らない名前の新しい食べ物だ…!と興奮して調べたら、数年前からのトレンドだったようです。
ポテトフライにグレービーソースとチーズがトッピングされた、カナダの定番料理。ワカコ酒を読まなかったら、知らないままだったかもしれない……。
外食グルメマンガだけど、出てくるメニューをついおうちでも作ってみたくなるのは、やっぱりワカコさんの絶妙な「心の食レポ」の効果かも。
材料は
・冷凍の細切りフライドポテト
・グレービーソース(今回はハインツ)
・カッテージチーズ
みごとに全部市販品にw
自分みたいな素人が作るより、こういうの使ったほうが今回は外食っぽさが出るんじゃないかな…という言い訳。
ポテトはカリっと揚げます。
(この冷凍ポテト、少な目の油でもOKなのでありがたい)
新聞紙などにとって余分な油をとり、軽く塩をふっておく。
揚げたてのポテトに、湯煎で温めたグレービーソースをかけます。
グレービーソースって、なじみがあるようで意外とないソース。
もっとかけてもよかったかもしれない。
カッテージチーズ、パセリまたは黒コショウを振って完成。
クラフトビールと一緒に!
簡単なのに、おされなメニューっぽくなるのはカッテージチーズの力でしょうか。
食べた感想:
市販のグレービーソースって、食べると「あ、外食の味!」とピンときますよね。なんというか、古きよきファミレスの味。ステーキを焼いたあとの肉汁に色々足して作る、ご家庭のグレービーソースとは、やっぱりどこか違う。
カリっと揚げた細切りのポテトに、このソースが絡んでしなっとした部分が美味しい。カッテージチーズのクリーミーさもあいまって、ジャンクフードなんだけど、なぜかリッチな食べ物に思える。
ひとりでも、パーティーでも、手軽なお家おつまみメニューとして活躍してくれそうです。
過去に再現した「ワカコ酒」の外食メニューはこちら。
コメント
コメント一覧 (4)
「知らない国を紹介しよう」という単元で、カナダの紹介例の一つとして出てました。
そうかー、数年前のトレンドかー・・・知らなかった・・・。
・・・ハッ、話題になったから教科書に!?(多分ちがう)
そのままでもおいしいポテトにこんなにゴテゴテとお化粧を、全くけしからん・・・けしからん・・・と思いながら手が止まらなくなりそうな料理です。
食べすぎ注意ですね。
麻さん
え、まさかカナダの代表的な料理扱いだったとは…!
調べてみたら、Wikiでさえ「国民食」として記載していましたw
でもよく考えてみると、「メープルシロップ」のほかのカナダらしい食べ物って、案外思い浮かばないですね…。
スーパーで買いそろえれるし作るのもさほど難しくはない
でも、お店で作って貰ってグラスで出されたビールで楽しむのがいい
深夜食堂でわざわざインスタントラーメン作って貰って食べてる時にマスターが
「わざわざ店で作って貰う事もないだろうに」と言うんですが「店で食べるからいいのよ」という客の返事が染みてきますね
まーむさん
家で手軽に作れるものでも、お店で食べるとなぜか美味しく感じますよね。
島本和彦先生の「それはそれ、これはこれ!!」の名言を思い出しますw