2022年に面白かったマンガを備忘録してまとめ。読んだものが溜まったら随時更新していきます〜。

(※上から最近読んだ順です)




とある田舎の集落が舞台。山で行方不明になった後、「何者か」にすり替わって戻ってきた親友の正体は。作品全体で不穏に響く効果音をみてもまぎれもなくホラーなんだけど、まぎれもなくBLでもある。他にない読後感です。


アラタの獣 1 (ビームコミックス)
羽生生 純
KADOKAWA
2022-03-11


個人的に羽生生先生ブームなので手にとった新作。ニンジャスレイヤーのクリエイターとタッグを組んだ異形アクションファンタジー。主人公の黎もアクションシーンもとにかくかっこいい。




今年の話題作のひとつ。ジャンプだもん、きっと努力と友情が勝利する展開になるはず!という信頼が裏切られる展開がつらい(が、私は基本つらい展開の漫画が好物でもある)。しかしここ数年、タイムリープものの名作が多いですよね。




滅亡して明治時代レベルの文明に後退、さらに三国に分裂した日本が舞台。現代と過去のミクスチャーな世界観が独特(大阪出身者としてなんだか申し訳なるシーンも…)。主人公は軍師的な位置付けっぽくなるのか、今後が気になる。




タイトルと表紙の勢いで手にとってしまった。ネタバレになるので言えないけれど「桃太郎」という存在の設定がこれまでになく斬新。迫力のある、クラシカルな時代劇のタッチも好きです。



NHKの「漫勉」の坂本先生回に登場して、気になっていた新作がようやく単行本に。もはやモノクロのマンガ表現の極致。浦沢先生が「映画館のスクリーンで見るクオリティ」と言及していたのもわかる、圧倒的な美しさ。



最近やたらとグッズを見かけるキャラ…という認識しかなかったちいかわですが、突然ハマってしまいました。デスクに単行本を置いて、仕事で気を失いかけたらすぐページを開いてちいかわを摂取できるようにしています。もはや読む精神安定剤。フ!



わが家では、黄ばんだ白いものを見ると「林太郎さん!」と叫ぶのが恒例になっているのですが、急に読み返したくなったのでKindleで再読。私のなかの人生の猫マンガBEST3に入る一作(と言いつつほか2作がぱっと思いつかない)。



去年くらいから周囲で評判がよいので、気になっていた作品。「きれいなウシジマくん」という表現がぴったり。5巻の萌ちゃんのエピソードあたりからぐぐっと引き込まれる。トーヨコキッズや歌い手界隈など、「今」の病みカルチャーがふんだんに盛り込まれているので、世事にうとい中年は勉強になります…。



今年のマンガ大賞候補のなかで、未読だった作品。超ベテランの池上遼一先生が、「Dr.STONE」原作の稲垣理一郎先生とタッグを組んだベンチャー企業モノ。古風な池上節と今風のノリのミクスチャーが新鮮。ストーリーは荒唐無稽だけど、ビジネスには大なり小なりハッタリが必要なのは真実なので、ある意味リアルといえるかも……。




全共闘時代の東大を舞台に、左派学生と右派学生の「秘密兵器」となった男女の恋とバトル。学びの場を舞台にした闘争、という点で「さすがの猿飛」を思い出す面白さ。




人並外れた記憶力で京都の一流大学に合格した主人公・建己。しかし暗記では太刀打ちできない「数学」の世界に迷い込んでしまい……。自分も数学まったくわからない勢ですが(作中の説明読んでもやっぱりわからないことが多い…)、奇人変人が登場するキャンパスライフものというだけでも楽しい。「動物のお医者さん」の系譜が好きな方におすすめです。




直近の「このマンガがすごい!」オトコ編にランクインしてて気になっていた作品。1巻ではそこまでハマらず油断してたら、2巻からがめっちゃツボ…!帝国の大商人・グレシャムさんのキャラが好きすぎる。


フォビア(1) (ビッグコミックス)
ゴトウユキコ
小学館
2021-09-30


すき間恐怖症、高所恐怖症、閉所恐怖症など、さまざまな「フォビア」を持つ男女を描く短編集。ゴトウユキコ先生の「恐怖」をビジュアル化する力と性描写の生々しさが秀逸すぎて、どの話もめちゃ怖い。精神的ホラーが苦手でなければおすすめ。



再婚を繰り返した父と、年齢差のある4人の娘。100歳で死んだ父に、あらたな子供が発覚して……。モーニング連載で追いかけてるけど、まとめて読むとコメディならではの勢いがあってやっぱ面白い。山下先生の描く高慢高齢女性キャラ、大好き。




「もうやめてーー!」とお腹が痛くなるほど、サブカルモブ女子の精神をえぐってくる作品。光属性のサブカル女子が登場してからさらに辛い……でも読んじゃう。コロナ禍中の人間関係を描く2巻も面白い。


ニックとレバー 1 (ビームコミックス)
ミヤタ キョウゴロウ
KADOKAWA
2021-12-10


恵まれた画力で繰り出されるしょうもないギャグが最高です!!




いにしえのガロっぽい殺伐とした作風かと思いきや、どこにでもいる夫婦のやりとりが丁寧に描かれていて、読後は意外にもとても温かい気持ちに。テレビで「ラピュタ」を初めて見る姪っ子に感慨を抱くも、姪っ子はスマホのYouTuberのしょうもない動画に夢中で落胆してしまうシーンとか、世代交代を感じる中年としてはわかるわかる…と共感してしまった(でも作者さんお若いんですね、びっくり)。




「転がる姉弟」が面白かったので手に取った、同じ森つぶみ先生のグルメ(?)漫画。「転がる姉弟」でも、クラスメイトたちの描写がとてもかわいかったけどこれも期待どおりかわいい。ジャンクフードは青春の食べ物、というのがよくわかる。中年はやはり(たまにしか)食べてはいけない…。




2021年のリストでイケメンシリーズにハマったことを書いたら、Twitterでおすすめいただいたので即購入(ありがとうございます!)。イケメンシリーズは編集M田さんと同じ推し沼にいるオタク同士としてのやりとりが面白いけど、こちらは非・オタクの編集さんとの「わかりあえないもの同士」の対話が魅力。


2021年版はこちらをどうぞ。


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