あけましておめでとうございます。去年のうちにこの記事もアップしたかったのですが、結局時間がなくて年をまたいでしまった……。
というわけで今年最初の記事は、小池田マヤ先生「令和の家政婦さん」の「エイエイ」のエピソードに登場する、ピーナッツバター巻き寿司です。
※【コマ引用】「令和の家政婦さん」(小池田マヤ/双葉社)より
依頼者の瑛美さんが千葉出身だけに、エピソードにはピーナッツ料理がたくさん登場しますが、家政婦・里が作るこの巻き寿司はユニークさで群を抜いています。
ピーナッツバター、ほうれん草、たくわんを梅酢の酢飯で巻いたお寿司。
一見ギョッとしてしまう組み合わせですが、ピーナッツにうるさい瑛美さんも、ひと口食べてあまりの美味しさにソファに倒れこむほど。
私は里シリーズ、ひいては小池田先生作品に登場する、こういう意外性のある料理が大好き…!なので、半信半疑かつワクワクしながら再現してみました。
ちなみに小池田先生のあとがきによるとこれはマクロビオティック料理らしく、できれば玄米で作ってほしい、とのこと。
材料は
・ピーナッツバター(今回やSKIPPYのチャンクタイプ)
・ほうれん草
・たくわん
・玄米
・梅酢
・海苔
ほうれん草は少し固めに茹で、水にさらして水気をしぼり、おひたしにしておく。
たくわんは短冊切りにする。
炊いた玄米を梅酢とあわせ、酢飯を作っておく。
巻きすの上に海苔を乗せて玄米をうすく広げ、ピーナッツバターをたっぷり(臆せず!)。
さらにたくわん、ほうれん草を乗せて巻きずしにする。
包丁でひと口サイズに切っていく。一つ切るたびに濡れふきんで包丁を拭くと、きれいにカットできます。
ピーナッツバター巻きずしの完成!
巻きずし作り、あんまり慣れてなくて仕上がりが至らない点はお許しを……。
食べた感想:
「本当に合うのか…?」と恐る恐る食べてみると、まじかーー!と驚くほど美味しい。
ピーナッツバターはほうれん草と一緒だと胡麻和えのような感じになり、意外なほど合います。そこにたくわんと梅酢玄米が加わると、甘辛酸っぱい&いろんな食感が渾然一体となって、なんともいえない美味しさ。ひとつ食べたらまたひとつ…と自然と手が出てしまう。
ほんと騙されたと思ってやってみてほしい。変わった食べ物が得意ではない家人も、「これは意外にいける…」と驚いていました。
今回はSKIPPYだけど、作中のようにお手製の国産ピーナッツバターで作ったらどんなにおいしかろう。来年のピーナッツシーズンには試してみよう。
「エイエイ」のエピソードのピーナッツシリーズもこれでラスト。
お箸で作る麺料理「ポーユイ」も食べてみたいし、勝代さんのエピソードに登場するイタリアンレシピの数々も気になる。今年も再現を楽しみながら里シリーズを味わいたいと思います。
前回ご紹介した同作品のピーナッツ料理はこちらをどうぞ。
コメント
コメント一覧 (9)
文さん
おおー、スモーキーな香りが加わっていい感じになりそうですね…!
次に作る機会があったらぜひ試してみます〜〜
で♫
今回のピーナッツバターは無糖でしょうか❓
商品名書いてあるんだからそのくらい自分で調べればいいと思います
無糖ではないけど甘さ控えめなやつです
返信が遅くなってすみません!
今回のは砂糖ありです〜。私が使ったのは「SKIPPY」という商品で、大きなスーパーなら置いてるかと思います!
通りすがりの人さん
そんな感じかもです!
胡麻和えのように使う人もいるらしいので、そう考えると意外とアリな組み合わせなのかもしれません。
これ、作ってみたかったもののひとつでした💓
自分で作るには
何となく分量わからなかったので
こうやって写真で出していただけると
ありがたいです✨✨✨
kyakyaさん
おおー参考になれば嬉しいです!
ピーナッツバター、たくあん、ほうれん草の相性が抜群なので、ぜひお試しください〜!