「3月のライオン」約2年ぶりの新刊!(2か月くらい前の話ですみません…)
零とひなちゃんの関係がこれまで以上にラブラブ度マシマシで、その光属性のまぶしさに焼かれそうになったり、謎めいていた宗谷名人のプライベートが垣間見えたり、最後の二階堂のエピソードに涙したり……あと、無性にジグソーパズルやりたくなりますw(300ピースの特装版買えばよかった…)
お正月、川本家のいざないで危うくジグソーパズル沼に片足を突っ込みかけた零ですが、次の対局の準備のために自宅に帰ることに。
ひとり暮らしの零のため、川本家が持たせてくれたのが「便利炒め」。
※【コマ引用】「3月のライオン」(羽海野チカ/白泉社)16巻より
「便利炒め」とは、食事の準備のたびに発生する「洗って」「切って」「炒める」という工程を、ショートカットするための作り置き。
具沢山の豚汁を作る際のついでに、豚コマや野菜を味つけなしで炒めたものを小分けにして冷凍しておく……というもの。インスタントラーメンのトッピングや、レンチンおかずなど、アレンジも美味しそうでそそられます。
作り方は動画でもどうぞ。
材料:(※分量はあくまでも想像なので参考まで/2人分×3回分程度の量です)
・豚コマ 200g
・にんじん 1本
・玉ねぎ 1個
・ごぼう 1本
・白菜 1/8個
・ニンニクの芽 1束
・しょうが 1かけ
・ごま油 大さじ1
玉ねぎは薄切り、にんじんは短冊切り、しょうがは千切り(orみじん切り)、ニンニクの芽はざく切り、ごぼうはささがき。
白菜は軸と葉を分け、軸はそぎ切り、葉はざく切りに(面倒ならまとめてざく切りでもOKかと)
大鍋にごま油を入れて熱し、しょうがを入れ、香りが立ったら豚コマを炒めます。
このあと炒める具材がだんだん増えていくので、鍋だと大変な場合、フライパンでもいいかと思います。
豚コマに火が通ったら、にんじん・ごぼう・玉ねぎを入れて炒めます。
しんなりしたら、ニンニクの芽、白菜の軸を入れてさらに炒めます。
最後に白菜の葉を入れ、全体がくったりしたら「便利炒め」の完成。
豚汁に使う分を鍋に残し、ジップロックに1回分の量を小分けにしていきます。
粗熱がとれたら冷凍庫へ。
鍋に残った便利炒めで、豚汁を作ります。
鍋に水を適量入れ、火にかけます。沸いてきたら味噌を溶かして完成。
ひなんちゃんいわく、川本家の豚汁は「鍋ものに近い」そうですが、確かに具沢山でこれ一品で満足できそう。
おにぎりも作ってみました。
高菜とゆかり、そして写真手前のものは、ひなちゃんおすすめのごま油をちょっぴりたらした「白ごまたっぷりの塩こんぶ握り」。←これすごく美味しい!お気に入りになりました。
おにぎりといえば、京都の宗谷名人宅で「たまちゃん」が用意する、からあげと松葉こんぶのおにぎりも美味しそうだったな……。
さて、ここからは便利炒めのアレンジメニューのご紹介。
まずはインスタントラーメン。
3月のライオンとのコラボも記憶に新しい「サッポロ一番」の塩らーめんを使います。
鍋に袋麺指定の分量の水を入れ、便利炒めを凍ったまま投入します。ゲットワイルド。
便利炒めに火が通ったら、インスタント麺を入れて指定時間茹で、最後にスープを加えます。
どんぶりに移して完成!
サッポロ一番の塩らーめんは、「切りごま」のトッピングが美味しいよね。
袋麺が鍋ひとつで、栄養たっぷり・野菜たっぷりのラーメンに変身。これなら一人暮らしの零君に最適ですね。
作中でもうひとつ紹介されていたのが、便利炒めのレンチンおかず。
凍ったままの便利炒めを耐熱容器に移し、ラップをしてレンジへ。2人分で7~8分ほど様子を見ましょう。
おお、本当に野菜炒めっぽい!
味つけはしていないので、お好きな調味料でアレンジしましょう。
今回はポン酢をかけていただきます。
ゴボウの風味が効いて、食物繊維もたっぷりで食べごたえあります。これとご飯、それさえなければコンビニおにぎりでもあれば、満足感のある一食になりますね。
衝撃のプロポーズから始まり、日ごとに愛情が増していく零とひなちゃんの関係。一方で、互いの存在をエンジンにして夢に突き進む真面目さが、なんとも尊いカップルです。作りおきおかずやおにぎりは、一緒にいられない時間を埋めるアイテムなのかもしれません。
コメント
コメント一覧 (4)
炒める前じゃなくて炒めた後を冷凍する手もあるのか。とちょっと感心してしまいました。
てけとうさん
うずらの卵でも足せば、さらに八宝菜&中華丼っぽくなりそう!
最近ミールキットを自作するのが流行ってますが、確かにどれもカットだけした生野菜が中心ですもんね。
大量に炒めて余った分を冷凍するテクニック、さすが川本家……。
YouTubeもされていたのですね!フォローさせて頂きました◡̈
ららさん
私も40代なのですが、この感想納得です>ずっと忘れていた何かに訴えかけてくるものがあります
自分にとっては遠い青春の話なのに、ほんと胸に訴えてくるものがありますね。
(YouTubeフォローありがとうございます~!)