11月3日に公開された劇場版何食べ、見てきました!
見るまでは正直、こういう日常系の作品を劇場で2時間やるって、どうなるのか想像つかないな~、と半分不安だったんですが、「好きなものを大スクリーン&大音響で2時間体験できる」だけでもめちゃめちゃええもんやぞ……とシンプルな結論に至りましたw。
あと内野さんのケンジの愛おしさが進化しすぎててやばい。観賞中ずっとにやにやが止まらなかったので、マスクがあってよかったよマスク…!
映画の感想と登場する料理まとめの記事をYahoo!クリエイターズにアップしたので、よろしければご覧ください。
そしてうだうだしている間に、すっかり季節外れの再現になってしまいましたが……。今回は18巻のポークカレーの献立の再現です。
※【コマ引用】「きのう何食べた?」(よしながふみ/講談社)18巻より
・ポークカレー 蒸し野菜のっけ
・きゅうりのわさび浅漬け
・らっきょう(市販品)
そしてデザートに
・ラッシー
・梨
という献立。
作中では夏の終わりごろの献立でしたが、梨が出てるうちはセーフだろう……ということで、アップしてしまいます。
作り方は動画でもご覧ください。
ベースとなるポークカレーのレシピは、作中ではさらっと描かれているので、幾分か想像で補っています。
玉ねぎは薄くスライスする。
豚バラはひと口大に切る。
炒めるとき縮むので、ちょっと大きめにしておくと食べごたえが出ておすすめです。
厚手の鍋に油を入れて熱し、玉ねぎをきつね色になるまで炒めます。
何食べ流の玉ねぎの炒め方は、5巻の夏野菜カレーの作り方を再度参考に。
最初は強火で炒め、しんなりしたら火を弱めて放置しながら時々かき混ぜる、というやつです。
玉ねぎを炒め終わったら豚バラを入れ、火が通るまで炒めます。
水を入れてアクをとりながら煮込みます。
火を止めてカレールーを投入。
シロさん同様、カロリーが気になるお年頃なのでカロリーカットのルーを使っております。
15分ほど煮込んだら、ウスターソース(or中濃ソース)をひと回し。
これでベースのポークカレーは完成です。
副菜も準備しておきましょう。
きゅうりのわさび浅漬け
皮を縞状に向き、小口切りにしたきゅうりをボウルに入れ、昆布茶、お酢、塩、わさびと一緒によくあえます。器に盛りつけたら、千切りの大葉をのせて完成。
カレーにトッピングする蒸し野菜も準備します。
パプリカは縦半分に切ってヘタと種をとり、縦8等分に。
ズッキーニは輪切り、オクラは縦半分、かぼちゃは薄切りにします。
熱した蒸し器に野菜を入れて、蒸します。
オクラ →3分
パプリカ →5分
かぼちゃ、ズッキーニ →6~7分
で様子を見つつ引き上げます。
お皿に雑穀米を盛り、熱々のポークカレーをかけます。
その上にピザ用チーズ、さらにその上に蒸し野菜を乗せて完成。
きゅうりのわさび浅漬け、市販のらっきょうを並べて完成。
ただでさえテンションの上がるカレーですが、こうもカラフルだとさらに楽しい。
食べた感想:
スプーンですくうと、チーズがとろり。
薄切りの豚バラたっぷりのポークカレーの罪深さと、緑黄色野菜のヘルシーさ。
ガツンとしたものを食べたい気持ちと、健康面も気にしたい気持ち、両方をかなえてくれるバランス抜群の一品ではないでしょうか。
隠し味のソースがきいたルーは、蒸し野菜のソースにもぴったり。
この組み合わせ、市販のレトルトカレーのアレンジにも応用できそうですね(リモートワークが続いて、わが家もレトルトカレーを食べる頻度がめっちゃ上がりました…)。
さて、カレーの後はさっぱりしたデザートも。
※【コマ引用】「きのう何食べた?」(よしながふみ/講談社)18巻より
ラッシーと梨。
ラッシーは食中に飲むことが多かったので、デザートとして飲むのはなんだか新鮮。
無糖ヨーグルト、牛乳、はちみつ、レモン汁をミキサーでがーっとやるだけです。
はちみつの優しい甘さのラッシーとさっぱりした梨が、カレーの辛さをやわらげてくれます。
シロさんのカレーレシピも、バリエーションが増えてきましたね。本誌の連載を見る限り、次の単行本にはさらなる新作カレーも掲載されそうなので楽しみです。
コメント
コメント一覧 (12)
豚バラと玉ねぎだけの肉肉しいカレーに蒸し野菜、いつものごはんにちょっとした特別感を加えるレシピとしては最高だなぁ〜シロさん天才だなぁ〜と思ったこの献立!とっても美味しそうです〜!!
きゅうりの浅漬けも「ケンジこれ好きだって言ってたもんな」というシロさんの気持ちが入っていて、18巻は本当にシロさんのケンジへの愛情がたくさん詰まっていて素敵な巻ですよね.....
劇場版何食べ、最後の花見弁当がこのブログで見たままのビジュアルだったので梅本先生が作られたのでは!?とびっくりしてしまいました笑。
各エピソードの絡め方も本当に上手でしたし、なによりアドリブ感のあるシーンでも西島さんがシロさんそのもの内野さんがケンジそのもので.....この配役以外ない!!!と思わせてくれる映画でしたね◎
お客さんもすごく入っていたので、ドラマも第2シーズン期待大です!!!
しかさん
これ、ベースのカレーが玉ねぎと豚バラだけのシンプルなものになってるのが、「シロさん、センスいい~!」と悶えましたw
劇場版、私は高級レストランでのグラサンケンちゃんの、シロさんを完全に笑かしにかかっているアドリブっぽいシーンが大好きですw
ドラマ第二期、いずれきっとあるはずと信じたい~!
もう頭の中がカレーで一杯になっちゃいます(笑)
通りすがりのきのう何食べた?ファンさん
何食べのカレーレシピもバリエーション豊かになってきましたね!
最新刊のバターチキンカレーもいつか試したいです。
夏野菜は煮込み過ぎると風味や触感が台無しになるのが多いのでいいアイディアだなと
個人的には野菜にルーの風味が絡んでるのが好きなので、野菜に火を通すのは蒸し器で通し
仕上げの段階で蒸し野菜をカレー本体に投入し軽く煮絡めてから提供してます
後、ラッキョウは何故か苦手なので、玉ねぎの寿司酢ピクルスが定番ですね
好みのサイズに刻んだ玉ねぎを火を通し過ぎない程度に軽くレンジでチン
それを鷹の爪とホールペッパーを入れたミツカンの寿司酢で浸して一日置けば食べごろです
これ作る様になってから福神漬けよりもこっちがメインになってます
まーむさん
初期のシロさんの夏野菜カレーは具材を煮込む形式だったので、いろいろ進化しているのがわかって面白いですね。
最後に蒸し野菜を軽くルーと馴染ませるのも、美味しそうです!
玉ねぎのピクルスも手軽でいいですね。レンジで漬けられる&一日でOKなら試してみたい…!
ただ、蒸し器はないので、電子レンジでの調理でしたが……
蒸籠、憧れているんですよね〜 でも、中華鍋もない。買おうにも、保管する場所もない……
でも、いつか買いたいです。
カレーですが、我が家は夫が
「お肉は食べがいがある方がいい」
とのことなので、豚バラ塊肉を切って使いました。
蒸し野菜も、「煮込んである方がいいな」
とのことでした……
でも、また作ると思います(笑)
ラッシーは作らなかったのですが、
「こんなに簡単にできるものなのか!」
と思いました。次は作ってみようかな。
映画も、見に行きましたよ!
連ドラ同様、派手さはないですが、じんわりといいお話でした……
いくつもの原作からのエピソードが織り成して、生身の俳優さんだからこそのリアルさもあり……
最後のあのセリフ!
2時間ものでなくてはできない、そんな作品でしたね……
Blu-Ray、買っちゃうかな……
というか、サントラは買っちゃいました……(^^;
連ドラの第2期、あるといいなぁ……
ちょっと気づいたのですが……
(他の方々も気づいてらっしゃるでしょうが…)
19巻の表紙で、ケンジが小脇に抱えているパンフレットって……
!!!!
銀猫さんのコメントで初めて気づきましたw>19巻表紙
劇場版パンフも手元にあるんですけど、完全に一致ですね…!(すばらしい着眼点)
銀猫さん
レンジならもっと手軽に準備できそう!
せいろ、私も買うまで「使うのか…?」と悩みましたが、見えている場所に置きっぱなしにしておくと、案外しまいこむこともなく、使用頻度上がるし乾燥しやすいしでおすすめです。
(作りのやや甘い安いの買っちゃったので、高くても丈夫なやつにすればよかった…とちょっと後悔です;)
映画もご覧になったんですね!
原作ファンにはあのエピソードとこのエピソードがこんなに違和感なくつながるのか…!と感慨深かったですね。
最後のスピッツの曲も泣きそうになってしまった。サントラ出てるんですね…!
ラッシーはインド料理屋じゃないと飲めないと思い込んでいたのですが、このレシピで作ってみたらすごく好みにできてびっくり&嬉しかったです。
おいしいですよね、ラッシー。自分で作れると分かっていてもインド料理屋に行ったらやっぱり頼んじゃいます。
映画はレンタル派なのですが、この何食べ映画は見に行こうと思ってます。
レンタルまで我慢ができなさそう(笑)
今からスクリーンで見るケンジが楽しみです!
麻さん
中華せいろ、私も大好きです!
性格が雑なので、カビさせないように毎回後片付けに気を使うのが難です…。
ラッシーは思ってる以上に手軽に作れる、わかります。
でも自分で作れるとわかっても、インド料理屋で飲むラッシーは数倍美味しく感じる不思議。
何食べ映画、ケンジちょうかわゆかったですね…!