コロナ禍といえど、バレンタインはやってくる。
例年のように職場や学校でイベント的にやるのは難しそうだし、今年は身近な人とこぢんまり、という形になりそうですね。
これまで作ってきた漫画飯のなかからお手軽チョコレシピ、ちょっと時間と手間をかけるケーキ系レシピ、そしてバレンタイン向けのディナーレシピをご紹介(一部記事が間に合わなかったので、写真だけ先出し)。
■お手軽チョコレシピ
真の面倒くさいマンは、チョコを湯煎する工程だけでも相当めんどいんじゃ!というわけで、お菓子作り初心者でも簡単に作れるチョコレシピを集めました。「すみれファンファーレ」(松島直子)バレンタインの簡単トリュフ風チョコ
小学生の主人公が作るだけに、火も使わず刻んで丸めるだけ。これほんとに簡単で美味しいのでおすすめです。中に入れる材料をアレンジできるのもうれしい。
そういえば再現したいと思いつつまだ作れてないのですが、ロシア人のクラスメイト・ソンチェフ君が学校に持ってきた、バゲットに板チョコを挟んだだけのお弁当も美味しそうだったなあ。
「その男、甘党につき」(えすとえむ)のヌテラのクレープ
一冊丸ごと美中年とチョコ!の俺得マンガ「その男、甘党につき」。
なかでもヌテラをたっぷりと塗っただけのクレープが登場するこのエピソードはお気に入りです。
クレープはイチから作らなくても冷凍の市販品やミックス粉もあるので、面倒ならそこは手抜きしてとにかくヌテラをたっぷり味わってください。
「磯部磯兵衛物語」(仲間りょう)のバレンタインチョコ団子
少年漫画・少女漫画にはやっぱりバレンタインのエピソードは外せないと思うのですが、ジャンプの名作ギャグマンガ「磯部磯兵衛物語」にも、こんな和風チョコスイーツが登場していたのです。
「簡単レシピ」として紹介しちゃいましたが、上新粉を使った団子づくりは、こねたり蒸したりと手間がかかります……。なのでこれもベースは市販の団子で代用しちゃってもいいかと。
■チョコブラウニー、チョコレートケーキ
ちょっと手間をかける余裕のある方向けに、チョコレート系焼き菓子のレシピです。「きのう何食べた?」(よしながふみ)のブラウニー
まだベーキングパウダーの世界に足を踏み入れてなかった時代のシロさんスイーツ。ホットケーキミックスで作るので比較的手軽にできます。
「舞妓さんちのまかないさん」(小山愛子)のチョコマフィン
キヨちゃんが作った、ざっくり砕いた板チョコたっぷりのチョコマフィン。もこもこのキノコみたいな、イメージどおりのビジュアルに仕上がって嬉しかった再現です。小山先生の絵は食べ物までかわいすぎる。
2月からアニメも始まりますね!しかしNHK WORLDってどうやったら視聴できるん…?
「さんさん録」(こうの史代)のチョコレートケーキ
こちらもホットケーキミックス使用、さらに炊飯器で焼くので初心者にもおすすめ。「スポンジの間にオレンジジュースを塗る」という工程がなんだか懐かしい、昭和のクラシカルなチョコレートケーキです。
エピソードの最後で空気を読まず繰り広げられる、主人公・参平さんのバレンタイン批判も必読。
「ゆりあ先生の赤い糸」(入江喜和)のブラウニー
こちらまだ記事をアップできてないので先出しです。
今めっちゃ熱い展開で読み時だと思っている「ゆりあ先生の赤い糸」に登場する、具だくさんブラウニー。バナナ、クッキー、マシュマロ、クルミ入り、と盛り盛りの贅沢仕様です。
■バレンタイン向きディナー
外食しづらい時期だけに、今年は需要が高まりそうなバレンタインのご馳走メニュー。「ピリ辛の家政婦さん」(小池田マヤ)のチキンファヒータ ほか
作中のエピソードはバレンタインとは関係ないのですが、メキシコ料理ってなんか恋愛シーンの料理って感じがしませんか?海外ドラマにやたらと出てくるから…?「サルサソースでホットな気分だわ!」とか言ってるイメージ(偏見)。
家政婦さんシリーズはどの話も面白いんですが、「ラ・メゾン・イヤサカ」のエピソードは「揉めてる人間関係」を描いたら一級の小池田先生節を堪能できます。記事中でも紹介していますが、詳しいレシピも公開されているので参考にぜひ!
「きのう何食べた?」(よしながふみ)のポトフ
こちらもまだ記事にしていない料理ですが、「何食べ」17巻のバレンタインのエピソードに登場する、手羽先のポトフと、ブロッコリーとエリンギのアヒージョ。どちらも材料ぶちこんで煮るだけ!と簡単なわりにご馳走感あっておすすめです。