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相変わらず自宅で仕事する日々を送っているのですが、週イチの鉄板となった自炊ランチがあります。
それはタコライス。そう、あのご飯の上にスパイシーな肉と野菜がたっぷり乗った、沖縄名物のあれです(沖縄だと吉野家でも食べられるのよね)。

ハマるきっかけになったのが、「かしましめし」3巻に登場する英治の時短タコライスでした。

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※【コマ引用】「かしましめし」(おかざき真里/祥伝社)3巻より

千春が不在の日の、英治とナカムラだけの食卓。
冷蔵庫にある材料でパパっと英治が作ったのが、このメニュー。

タコライスというとあれこれ食材をそろえる必要があるイメージがありますが、これは材料もシンプルで味つけも「焼き肉のタレ」でいいと超簡単。

ほんとにこれでタコライスが出来るの…?と不安になるくらいですが、果たして。
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材料:(分量は作品を参考にしてください)
・ひき肉(今回は豚にしたけど、牛でも合いびきでも合いそう)
・玉ねぎ
・レタス
・プチトマト
・焼き肉のたれ
・チューブニンニク
・シュレッドチーズ(生食できるもの)
・マヨネーズ

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レタスはざく切り、玉ねぎはみじん切りにしておく。

ちなみに玉ねぎのみじん切りが面倒だなーと思ったら、細切りでもいいし、なんならナシでもいいとのこと。英治…やさしいぜ…。
(ちなみに私は最近みじん切りチョッパーを買いました。最高にはかどります。)

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プチトマトは縦に4つ割りします。
底まで切りきらず、ぎりぎりつなげた状態にして広げると、かわいいお花の形に!

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フライパンに油をしいて熱し、みじん切りした玉ねぎとひき肉を炒める。

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肉に火が通ったら、チューブニンニク、焼き肉のタレを加えて味つけする。

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皿にご飯を盛り、レタス→ひき肉→プチトマト→シュレッドチーズの順にのせ、仕上げにマヨネーズを散らす。

ほんとに時短!なタコライス、完成。
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食べた感想:
甘辛のひき肉はご飯にぴったりだし、そこに乗っかったシャキシャキのレタスやとろけるチーズもまた至福。このいろんな食感が楽しめるスパイシーな美味しさは、確かにタコライス。

もちろんもっと凝るならタコスチップ(ドンタコスとかで充分)を砕いて散らしたり、角切りのアボカドを乗っけたり、ひき肉を炒めるときにスパイスを加えてみたり……そのときの余裕次第で、アレンジの幅が無限なところもよいです。

家人はひき肉がない時もツナや魚肉ソーセージで代用しており、そこまでいくともはや「タコライスとは…?」となってしまったのだけど、それでもちゃんと美味しかったからほんとに懐が深いのだ、タコライスは。


付け合わせの副菜として、ナカムラが作った「時短酢のもの」も再現しました。
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竹串をきゅうりの両サイドに置いて、貫通させないように包丁で薄切りにしていきます。

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するとこんな蛇腹状に。
もし途中で切れちゃっても気にしなくてOK。

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これをカンタン酢で漬けこむだけ。
タコライスを作る間に仕込んでおけば、食べるときにはじゅうぶん味が染みた酢のものに。付け合わせにもさっぱりして美味しい。


こんな簡単で美味しい料理の数々が出てくるエピソードですが、「生き延びるためのその場しのぎの笑い」について英治とナカムラが語るシーンは、ヘビーで身につまされるものでした。
自分も色んな場面をヘラヘラ笑ってしのぎがちではあるけど、せめて自覚的であらねば…。





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