クリスマス再現3つ目。
ひさびさに「天体戦士サンレッド」のヴァンプ将軍レシピから、4巻のケンタッキーフライドチキンのシチューです。
※【コマ引用】「天体戦士サンレッド」(くぼたまこと/スクウェア・エニックス)4巻より
ベースとなっているのはくぼた先生の過去作「GOGO!ぷりん帝国」に掲載されたレシピだそうですが、それはフライドチキンの骨からスープをとるというシンプルな料理。
ヴァンプ将軍が高津区のカリスマ主夫として、ひと手間加えたアレンジをしたのがこちら。残ったフライドチキンを、野菜と一緒に煮てシチューにしてしまうというもの。
ほかのヴァンプ将軍レシピと同様簡単だし、なによりこの「ファストフードの残り物アレンジ」というB級感にそそられます。
そんなわけでクリスマスシーズンにひさびさにケンタッキーを買ってまいりました。
しかしケンタッキーって、身近に店舗も多いし味も好きだし、久々に食べると「やっぱ美味しいなー」と思うんだけど、その後ブランクが空いて再び食べないサイクルになるのはなぜなのか。
あとご年配の支持率が高いイメージもありますよね。
店舗に行くと、一人で来てうれしそうに召し上がっているお年寄りをけっこう見かける(関西にはレジで「かしわ!」と力強くオーダーするおじいさんがいた)。
材料:
ケンタッキーのオリジナルチキン、各種野菜(今回はキャベツ、玉ねぎ、トマト)。
チキンは手でほぐし、野菜は刻んでおきます。
鍋に具材を入れ、水をひたひたになる程度に注ぎ、火にかけます。
あとはスープにトロミが出るまで煮込むだけ。
最初はサラサラしているので、これでほんとにトロミがつくのかなーと心配になりますが、野菜がくたくたになるころには、チキンの衣がとけてとろっとした状態になります。
仕上げに塩コショウで味をととのえて完成。
鶏肉と野菜を煮込んだチキンスープはアメリカで定番の家庭料理らしいけど、ちょっとそんな感じです。
食べた感想:
見た目に反して優しくマイルドなスープです。
普通のチキンスープと違うのは、そこに独特のスパイシーな風味が加わっている点。これがカーネルおじさんの秘伝のスパイスの力か。
チキンの小骨がちょいちょいあるので、お子さんやお年寄りは注意したほうがいいかも。このワイルドさも「海外ドラマの刑務所メシ」感あって好きですけどね。
ハラペーニョ(緑)をかけても美味しい、と書いてあったので足してみる。
メキシカン風のスパイシーな辛さが加わって、確かに美味しい(メキシコマフィアが暗躍する海外ドラマ感がさらに増しました)。
ちなみに「天体戦士サンレッド」ですが、今年は続編の「天体戦士サンレッドN」も出ました!
しかも単行本化のクラウドファンディングでは開始1時間で目標金額を達成したというスピード感。サンレッドファンが今も多いことが伺えます(私も初クラファン参加しました)。
美味しそうなヴァンプ将軍レシピの新作も満載なので(しかもくぼた先生の再現写真付き!)またチャレンジしたいな〜。
電子書籍も出ていますが、書店販売も始まっているそう。
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