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楽天さんの「それどこ」で「きのこくーちか」の記事を書かせていただいたときに入手した、バウルー。

コンロの直火で手軽にホットサンドが作れるので、その後もたまーに朝食に使っていたのですが、「山と食欲と私」10巻に目からウロコが落ちるような料理が載っていて、ひさびさに戸棚から引っ張り出しました。

その名も「かき揚げライスバーガー」。文字通り、かき揚げをご飯ではさんで焼くライスバーガーです。
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※【コマ引用】「山と食欲と私」(信濃川日出雄/新潮社)10巻より


そうか、パンが焼けるならごはんも焼けばいいじゃない…!なんで今まで気づかなかったんだろう。モスでおなじみのあのライスバーガーが自分で作れる、というのもワクワクしてしまう。

といっても、このエピソードの主題はレシピではなく登山の荷物の収納問題。
ライスバーガーの仕上げに使う天つゆが調味料バッグのなかで液漏れし、荷物が台無しになってしまった鮎美ちゃん。それがきっかけで、調味料の収納方法を模索し、トライアンドエラーを続けます。

紹介されている収納アイデアの数々も旅行の参考になりそうなのですが、一方で作中では最後まで描かれなかった(扉絵では描かれていますが)天つゆしみしみのライスバーガーの味も気になる! 鮎美ちゃんの無念(?)を晴らすためにも再現してみます。

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材料はご飯に市販のかき揚げ、そして天つゆ。
かき揚げはあらかじめトースターで温めなおします。エビとか入ってる分厚くてちょっと豪勢なやつがおすすめです。

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バウルーにご飯→かき揚げ→さらにご飯、の順にのっけます。かき揚げの油が染み出るので、油は引かなくてもいいかも。

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上蓋をそのままぎゅっと閉じて、ガスコンロで中火程度で両面が薄いきつね色になるまで焼きます。

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一度フタをあけ、ここで天つゆを流し入れます。
再度フタを閉めると、つゆがあふれてコンロが盛大に汚れますが、後で掃除すればいいや…と開き直りましょう。

両面がこんがり焼けたら完成です。
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おなじみのフェイク芝です。

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分厚いかき揚げもぎゅっと押さえて焼くのでぺちゃんこに。でもね、この圧縮感が美味しいんですよ。

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食べた感想:
焼いたご飯の表面は天つゆがしみた香ばしいおこげ風。中身はかき揚げしみしみのご飯で、まさに「手で食べられる天丼」といった美味しさ。

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お弁当にもいいかもしれない。

かき揚げ以外に、焼き肉や生姜焼きをはさむのも美味しそう。バウルーでライスバーガー、ちょっとハマりそうです。(そしていい加減おんもに出よう自分)






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