※【コマ引用】「めしばな刑事タチバナ」(坂戸佐兵衛/旅井とり)35巻より
「めしばな刑事タチバナ」35巻に面白いスイーツレシピがあったので再現してみました。
署内の甘味部から派生した、村中さんと代々木さんの「辛味部」。
ふたりがお泊りで激辛料理を作るシリーズで、いつものタチバナのウンチクはナシ。女子ふたりの料理シーンが見どころです(あ、毎度のシャワーシーンとほのかな百合感も好きです)。最近は毎巻に1話は収録されてますが、35巻は一挙2話!
代々木さんの特製スパイシー豆乳鍋も美味しそうでしたが、今回気になったのは、村中さんが用意したチョコミントフレンチトースト。
お菓子作りの基礎教養がないと自負する村中さんが、チョコミント好きの代々木さんを喜ばせようと頭をひねって考え付いたのがこのレシピ。
名前だけ聞くと、フレンチトーストの上にチョコミントアイスをトッピングしたようなスイーツを想像しちゃいますが、ちょっとびっくりな方法でチョコミント感を出してきます。
その方法とは、牛乳でミントの葉を煮出してフレンチトースト液を作る、というもの。
はたしてそんな方法でチョコミント味になるのか。気になって試してみました。
材料は山型食パン、ミント、卵、牛乳、砂糖、バター、チョコシロップ。
ミントの量はひとまずスーパーで売ってる1袋分で試してみます。
小鍋に牛乳とミントの葉を入れて火にかけ、沸騰する前に弱火にして10分ほど煮る。火を止めてそのまま冷ましておく。
ボウルに卵を溶きほぐし、冷めた牛乳を漉したものを入れる。砂糖を加えて混ぜておく。
↑で作ったトースト液に、スクエア状に切った食パンを両面浸す。
バターを熱したフライパンに入れ、両面をこんがり焼いたら皿に盛りつける(裏返すとき、パンがやわらかくて崩れやすいので注意)。
仕上げにチョコレートシロップをかけて完成。
見た目はチョコミント感ゼロですが……。
食べてみると、確かにトーストからミントの香りが!
ただ市販のチョコミントスイーツのようなわかりやすいクールなミント感ではなく、生ハーブならではの清涼感を味わう、という感じ。煮出すときに使う葉っぱの量をもっと増やしたらどうなるのか、今度また試してみよう。
このエピソード、パーフェクト女子の代々木さんにコンプレックスを抱きつつ、代々木さんを喜ばせたくてがんばっちゃう村中さんがかわいいのです。いいぞこのほんわかした百合感……次回ももっとお願いします。
35巻のメインテーマ「せんべい」のエピソードも、相変わらず言語センス炸裂のパワーワード満載で面白い。私は甘い系せんべい「あり」派です。
コメント
コメント一覧 (4)
一気にたくさん入れると多分食い物ではないなにかが出来る予感。
hageさん
薄荷脳、初めて知りましたがこれはすごそうなアイテムですね…!
ミントガムみたいにリフレッシュ効果のあるフレンチトーストができあがりそう・・・。
量を増やすのもそうですしミントをもっと細かく刻むと香りも強くなるかもしれないですね。
通りすがりさん
たしかに量だけでなく刻み方も関係しそうですね!
ためになる情報ありがとうございます~!