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ドラマ化、楽しかったな~~~といまだ余韻にひたっているこの頃。
集まって語り合ったり、展覧会に行ったり、家族と見たりと、身近な人たちと「何食べ」を楽しめて幸せな3か月でありました。

マンガは基本ひとりで読むものだけど、ドラマやアニメは人と一緒にリアルタイムで体験できるからすごいよなー(書いてみてもものすごく当たり前体操なことに感動してるな)。

それからドラマ化となると必然的に原作にスポットライトが当たるので、よしなが先生のインタビューが何本も読めたのも収穫。

こちらのインタビュー記事で「へー!」と思ったのが、ご自身が一番よく作るのが9巻の「鶏手羽元のにんにく酢じょうゆ煮」だということ(あと公式ガイド本のインタビューにも「きのう食べた料理」として回答されていましたw)。

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※【コマ引用】「きのう何食べた?」(よしながふみ/講談社)9巻より

そういえば自分も鶏肉好きなのに、このメニューはまだ作ってなかったなあ、と思い立ち再現してみることに。

そのほかの料理は
・水菜と玉ねぎのサラダ
・じゃがいものグラタン
・白菜とベーコンのスープ

と、シロさんには珍しい洋風寄りの献立です。


作中の手順どおりに作っていきます(分量は作品を参考にしてください)。
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じゃがいもは皮をむいて5ミリ幅に切っておく(でんぷんを生かすので水にさらさないこと)。
鍋にじゃがいも、みじん切りしたにんにくを入れたら牛乳をそそぎ火にかける。塩コショウ、ナツメグで味付けして煮立ったら弱火にし、じゃがいもに火が通るまで静かに煮る。

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じゃがいもを煮ている間に、玉ねぎを薄切りにして塩を振っておく。
一方で湯をわかした鍋に太めの千切りにした白菜、刻んだベーコン、コンソメを入れて煮る。仕上げに塩、黒コショウで味をととのえる。

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塩でしんなりさせた玉ねぎは水気をしぼり、ざく切りにした水菜と一緒にボウルに入れ、ドレッシング(しょうゆ、ゆず胡椒、酢、ごま油を混ぜたもの)であえておく。

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じゃがいもが煮えたら耐熱皿にうつし、ピザ用チーズをたっぷりかけてトースターで10分。

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ようやくメインディッシュの鶏手羽元です。準備も一番最後でいいってことは、ほんとにお手軽なんだなーと期待。

鍋に手羽元、芯をとって等分したニンニク、調味料(酢、砂糖、しょうゆ)を入れてフタをし、調味料がわくまで「強火でガーッと煮る」。

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調味料がわいたら中火に落とし、ときどきフタをとってかき混ぜながら煮詰める。焦げないように注意しながら汁気を飛ばしたら完成。

水菜のサラダの上に手羽元をどっさり乗せます。
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ちなみに左上のグレーの箸置きは、何食べ展で買った公式グッズです(写真見切れてしまったけど、ピンクのケンジVer.もある)。公式グッズ、どれもかわいすぎて気が付いたら諭吉が飛んでました…。

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てりってりのビジュアルがそそる。

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こってり甘辛味にほんのり甘酢っぽさもあって、さらにニンニクのガツンと感もあるとなれば、ご飯のおかずにもおつまみにも最高なのは当然。あと付け合わせの水菜のサラダがさっぱりしてて、箸休めにもちょうどいいです。

鶏好きなのにこのメニューをこれまで作ってこなかったのは、家族がすっぱい料理が苦手だからだったのですが(男性はお酢苦手な人おおいですよねなぜか)、食べてもらうと「これなら全然OK」との反応。なんじゃい、それならもっと早く作ればよかった…。

手羽元って手羽先と同様、美味しいのに安いからスーパーでつい手が伸びる食材。レパートリーが増えて嬉しい。

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じゃがいものグラタン、これも「煮っぱなし、焼きっぱなし」とは思えないほど美味しい。
この甘酸っぱい鶏手羽元とグラタンの相性がめっちゃよくて、ご飯のかわりにこのグラタンと交互に永遠に食べられる勢い。

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そういえば「おいしい関係」のイモグラタンも似た作り方なので、食べ比べても楽しいかも(こっちはニンニクなし)。



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白菜とベーコンのスープ。
鶏手羽元もグラタンもこってりしているので、このあっさりしたスープが嬉しい。中途半端に白菜が余った時にも助かるし、簡単なので朝ごはんにも良さそう。

ドラマ、これだけヒットしたし二期があるのを勝手に確信してるのですが、次は志乃さんとか周辺の人たちのエピソード&レシピも見たいなー。





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