※【コマ引用】「RUSH」(西村しのぶ/祥伝社)3巻より
やはり西村作品は、読むと血中女子濃度が上がる。
あたしというモノローグで始まる「RUSH」。
男の子を育ててるの
百合とアキミツは、幼いころから一緒に暮らすいとこ同士。姉弟のようで親友のようで、恋人のようなふたりの関係を軸にした、奔放で愛にあふれる青春物語。
長身&自由人という共通点のある西村しのぶ作品の主人公のなかでも、不良度が高いのが百合。
高校生にして夜遊びはする、ドンペリをあける、突然南の島に家出する。清々しいほど欲望に忠実な行動は、眉をひそめてしまうところなのに(特に初期は今読むとちょっとギョッとするようなエピソードも)、その堂々とした伊達女っぷりに惚れてしまう。
年上の医者とのデートに、ハプニングを逆手にとって、ブカブカのメンズ服にキメッキメのメイクで現れるシーン(1巻)なんて、「蒼天航路」の曹操、「花の慶次」の前田慶次と同次元のカッコよさで、百合さまーーっっとひれ伏したくなりますからね。
そんな「健康優良不良少女」な百合ですが、実はお菓子作りが得意で、友だち思いの優しい一面も。
バレエ発表会を前に、神経性胃炎で食欲のない同級生のひよこ。彼女のために焼いたのが「おなかシアワセスコーン」。
特製スコーンの秘密は、砂糖のかわりにおなかに優しいオリゴ糖シロップを使うこと。ひよこがシルヴィ・ギエムのビデオを見ている間に、30分で焼き上げるという手際の良さにも驚きです。
百合の優しさが詰まったスコーン、どんな味なのか気になって再現してみました。
材料(4~5個分/分量は参考まで):
パフチョコ(1/2枚)、オレンジピール(30g)、オリゴ糖シロップ(10g)、薄力粉(50g)&強力粉(50g)、牛乳(40cc)、無塩バター(30g)、塩(ひとつまみ)、ベーキングパウダー(小さじ2)。
ちなみに西村先生のあとがきによると、パフチョコ+オレンジピールは、OGGIのオレンジピールチョコレートのようなもので代用してもよさそう(OGGIのチョコ、懐かしい…)。
作り方:
無塩バターは5ミリ角に切って冷凍庫で冷やしておく。
薄力粉と強力粉、塩、ベーキングパウダーをあわせてふるい、冷やしておいた無塩バターを入れてフォークでつぶしながら混ぜ、そぼろ状になるように指先でバターと粉をすりあわせる。
オレンジピール、砕いたパフチョコをくわえて混ぜる。
オリゴ糖シロップ、冷やした牛乳をくわえてさっくり混ぜる。
生地をまとめて(粉気が残っていても無理やりまとめる感じでok)打ち粉をした台に出し、手で軽く伸ばして折りたたむのを2~3回繰り返し、厚さ1.5センチに伸ばして型抜きでくり抜く。
表面に牛乳を薄く塗って、200度に予熱したオーブンで15分焼く。
ほんとに作り始めてから30分でできたから、スコーンってすごいおやつだ。
前も書いた気がするけど、スコーンは真面目にきっちり作るとうまくいかなくて、ぼへーーっと適当な姿勢で作ったほうが美味しく出来上がるのはなぜなのか。
ちょっとパフチョコを入れすぎたかな。
食べた感想:
ザクザクした食感にたっぷりのチョコレートとほろ苦いオレンジピール。
オリゴ糖の効果はわからないけど(なぜなら胃が絶好調だから)、やさしい甘さで食べやすい。濃いめのミルクティーとあわせると幸せ。
これをジップロックに小分けして、ひよこに渡すときの百合のセリフに
やつれてしまったひよこには最適なおやつだけど、正月太りをそろそろどうにかしないといけない自分はこの分量を真に受けてはいけない…と自戒。
完全無欠の長身キャラぞろいの西村作品のなかで、身長151センチ、新聞配達のバイトに勤しむ苦学生のひよこは特に親近感のわいてしまうキャラクター。身長差のあるひよこと百合が仲良くしてるシーンは、ほっこりしちゃいます。
そのほかの西村しのぶ作品の再現はこちら。
高校生にして夜遊びはする、ドンペリをあける、突然南の島に家出する。清々しいほど欲望に忠実な行動は、眉をひそめてしまうところなのに(特に初期は今読むとちょっとギョッとするようなエピソードも)、その堂々とした伊達女っぷりに惚れてしまう。
年上の医者とのデートに、ハプニングを逆手にとって、ブカブカのメンズ服にキメッキメのメイクで現れるシーン(1巻)なんて、「蒼天航路」の曹操、「花の慶次」の前田慶次と同次元のカッコよさで、百合さまーーっっとひれ伏したくなりますからね。
そんな「健康優良不良少女」な百合ですが、実はお菓子作りが得意で、友だち思いの優しい一面も。
バレエ発表会を前に、神経性胃炎で食欲のない同級生のひよこ。彼女のために焼いたのが「おなかシアワセスコーン」。
特製スコーンの秘密は、砂糖のかわりにおなかに優しいオリゴ糖シロップを使うこと。ひよこがシルヴィ・ギエムのビデオを見ている間に、30分で焼き上げるという手際の良さにも驚きです。
百合の優しさが詰まったスコーン、どんな味なのか気になって再現してみました。
材料(4~5個分/分量は参考まで):
パフチョコ(1/2枚)、オレンジピール(30g)、オリゴ糖シロップ(10g)、薄力粉(50g)&強力粉(50g)、牛乳(40cc)、無塩バター(30g)、塩(ひとつまみ)、ベーキングパウダー(小さじ2)。
ちなみに西村先生のあとがきによると、パフチョコ+オレンジピールは、OGGIのオレンジピールチョコレートのようなもので代用してもよさそう(OGGIのチョコ、懐かしい…)。
作り方:
無塩バターは5ミリ角に切って冷凍庫で冷やしておく。
薄力粉と強力粉、塩、ベーキングパウダーをあわせてふるい、冷やしておいた無塩バターを入れてフォークでつぶしながら混ぜ、そぼろ状になるように指先でバターと粉をすりあわせる。
オレンジピール、砕いたパフチョコをくわえて混ぜる。
オリゴ糖シロップ、冷やした牛乳をくわえてさっくり混ぜる。
生地をまとめて(粉気が残っていても無理やりまとめる感じでok)打ち粉をした台に出し、手で軽く伸ばして折りたたむのを2~3回繰り返し、厚さ1.5センチに伸ばして型抜きでくり抜く。
表面に牛乳を薄く塗って、200度に予熱したオーブンで15分焼く。
ほんとに作り始めてから30分でできたから、スコーンってすごいおやつだ。
前も書いた気がするけど、スコーンは真面目にきっちり作るとうまくいかなくて、ぼへーーっと適当な姿勢で作ったほうが美味しく出来上がるのはなぜなのか。
ちょっとパフチョコを入れすぎたかな。
食べた感想:
ザクザクした食感にたっぷりのチョコレートとほろ苦いオレンジピール。
オリゴ糖の効果はわからないけど(なぜなら胃が絶好調だから)、やさしい甘さで食べやすい。濃いめのミルクティーとあわせると幸せ。
これをジップロックに小分けして、ひよこに渡すときの百合のセリフに
1回2個とありますが、さすがに食べさせすぎではないだろうか。
1日3~4回
温かい飲物と食べること!!
やつれてしまったひよこには最適なおやつだけど、正月太りをそろそろどうにかしないといけない自分はこの分量を真に受けてはいけない…と自戒。
完全無欠の長身キャラぞろいの西村作品のなかで、身長151センチ、新聞配達のバイトに勤しむ苦学生のひよこは特に親近感のわいてしまうキャラクター。身長差のあるひよこと百合が仲良くしてるシーンは、ほっこりしちゃいます。
そのほかの西村しのぶ作品の再現はこちら。
コメント
コメント一覧 (2)
甘々に浸りたい時には精神がささくれ立つような作品ですけど、やっぱり美味しそうなものが多いですよね。このスコーンも好きー。
リクエストできるなら、ラインの4巻にあるリツコさんのふかひれ水餃子…とか。
それよりも!『きのう何食べた?』がテレビ東京深夜で放送だとか。楽しみですね~!!梅本さんが再現されたレシピも出るかな~♪
のばらさん
極悪コンビ、確かにw
百合が打ちまくるうどんも美味しそうでした。
ラインのふかひれ餃子もいつか作りたいです…!