

※【コマ引用】「ホクサイと飯さえあれば」(鈴木小波/講談社)7巻より
店頭のポスターにフラフラと引き寄せられて、10年ぶりくらいにマクドナルドのグラコロを食べてしまった(多分清野とおる先生の「おこだわり」シリーズのグラコロ回を読んだからだと思われる)。
バンズ(炭水化物)+グラタン(炭水化物)コロッケ(炭水化物)+バンズ(炭水化物)
というどこを切っても糖質アンド糖質、ライザップ的には一発退場となる食べ物ですが、久々に食べたらバンズふわふわのグラコロとろとろで、脳天にくるほどうまかったです。糖質と書いて幸せと読む。
満足したところで思い出したのが、「ホクサイと飯さえあれば」7巻に登場したグラ丼。
ジュンちゃんの家で、テスト前の徹夜勉強に勤しむブン。お腹の空いたジュンに夜食をリクエストされ、意気揚々とキッチンに立ちますが、ふだん料理しないジュンのキッチンは「単身赴任のお父さん並み」のプアな環境。そこで近くの100均コンビニで調理器具と食材を仕入れて作ったのが、この料理。
チキンライス(炭水化物)の上にマカロニ(炭水化物)とホワイトソース(炭水化物)。
深夜に食べたらあかんやつ……!でもその「あかんやつ」ほどそそられるのも真理。

※【コマ引用】「ホクサイと飯さえあれば」(鈴木小波/講談社)7巻より


100均コンビニ事情が気になって、会社帰りに都内のローソンストア100に寄り道して食材の一部を仕入れてきました。何年かぶりに行ったけど、生鮮から日用品までなんでもあってびっくり。単身者の多い地域に出店してるからなのだろうけど、そこはかとなく青春のかおりもして、なんかいいなあと思ったり。自分もひとり暮らししてたら、毎日通いつめそう。
購入したのは冷凍ブロッコリー、焼き鳥缶(塩)、魚肉ソーセージ、まいたけ、とろけるチーズ。このへんが全部100円(税別)で揃うという不思議。
まずはマカロニ(ペンネタイプ)を、水をはったレンジ用パスタゆで容器に入れてレンジ10分。


その間にフライパンにオリーブオイルを熱し、ご飯をケチャップで炒めてチキンライスを作り、耐熱の丼容器に盛りつけておく。


フライパンにオリーブオイルを再度熱し、焼き鳥缶、手でちぎった魚肉ソーセージを入れて炒める。


冷凍ブロッコリー、ゆであがったマカロニを加えてさらに炒める。
ここから、ブンちゃん直伝の「ホワイトソース・イージーモード」。その名の通り、面倒なホワイトソースを手軽に作る裏技です。
火が通ったら一度火を止め、小麦粉を全体にまぶし、粉けがなくなるまで具材とからめる。


牛乳を少しずつ加えて混ぜ、再度火にかけてクリーム状になるまで煮詰める。
2巻の野菜シチューのときと同じテクニックですが、ホワイトソースを別に作るよりこっちのほうが簡単で失敗ないのでおすすめ。


チキンライスの上に盛りつけ、とろけるチーズをのせて200度に予熱したオーブンで15分。
グラ丼の完成。
フライパンとオーブンだけ、包丁もまな板もいらないのが後片付けラクでうれしい。

100均食材、カロリー無制限、調理器具省略。
これぞ若者の青春料理、という要素が詰まっていてワクワクする。



食べた感想:
やさしいホワイトソースのなかには、マカロニにブロッコリー、魚肉ソーセージなど具がゴロゴロ。さらにほじると、ケチャップ味のチキンライスがあらわれるのも嬉しい。
炭水化物オラオラ料理なだけあって中年にはかなりボリューミーだけど、野菜やきのこ、お肉もバランスよく入っているのはさすがブンちゃん。
しかし深夜にこんなの食べたら、その後勉強にならんのでは…と思ったけど、オチはその通りになりましたね。
本年の更新は以上になります。
今年も写真が楽しくて、家に機材や小道具が増える一方ですが、引き続き食卓コスプレに邁進したいと思います。お付き合いいただきありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
本年の更新は以上になります。
今年も写真が楽しくて、家に機材や小道具が増える一方ですが、引き続き食卓コスプレに邁進したいと思います。お付き合いいただきありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
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