※【コマ引用】「きのう何食べた?」(よしながふみ/講談社)6巻より
もし「いい肉」が手に入ったら、いつかやったるで…と夢見ていた何食べ再現。
そう、6巻のサーロインステーキ回です!!
2巻に登場した天然系の依頼人、今田さん。
親権を手放した息子の様子を遠くから見守るため、月に一度遊園地に行く彼女に、弁護士として付き添い続けたシロさん。
外食は取りやめ、「家でステーキ」に予定変更。ケンジ号泣。
こんなにテンションの上がらないステーキの現場も、なかなかない気がする。巻末にも書かれているとおり、ステーキ肉は冷凍OKらしいけど、いい肉だとそれもちょっと躊躇しますもんね。
親権を手放した息子の様子を遠くから見守るため、月に一度遊園地に行く彼女に、弁護士として付き添い続けたシロさん。
貴重な休みをクライアントのために使って3年(しかも手作り弁当まで持参で!)。後妻さんのはからいでようやく今田さんも落ち着き、休日の見守りは「お役御免」に。
解放された喜びから、ケンジを外食デートに誘ったその週末、どの店に行くかウキウキする二人を襲ったのは、朝イチの宅配便。その中身は、今田さんからの御礼の品、和牛サーロイン極上霜降り肉6枚入り。
この間の悪さ、空気の読めなさ…それでこそ今田さん。
解放された喜びから、ケンジを外食デートに誘ったその週末、どの店に行くかウキウキする二人を襲ったのは、朝イチの宅配便。その中身は、今田さんからの御礼の品、和牛サーロイン極上霜降り肉6枚入り。
この間の悪さ、空気の読めなさ…それでこそ今田さん。
外食は取りやめ、「家でステーキ」に予定変更。ケンジ号泣。
こんなにテンションの上がらないステーキの現場も、なかなかない気がする。巻末にも書かれているとおり、ステーキ肉は冷凍OKらしいけど、いい肉だとそれもちょっと躊躇しますもんね。
さて、うちのたまたま手に入ったいい肉。
実家(兼業農家)から毎年新米が送られてくるのですが、その中になぜかステーキ肉が同梱されていました。最近お気に入りの精肉店ができたらしいのでそこで買ったのか、御中元のおすそ分けか。
実家(兼業農家)から毎年新米が送られてくるのですが、その中になぜかステーキ肉が同梱されていました。最近お気に入りの精肉店ができたらしいのでそこで買ったのか、御中元のおすそ分けか。
真意はわかりませんが、いつも安い輸入牛をさまざまなライフハックを駆使して食べることに腐心しているだけに、サシが入った肉を目の前にするだけで平伏です。かしこみかしこみ。
まずは付け合わせの、かんたんピクルスから(以下、分量は作品を参考に)。
パプリカ(赤・黄)、かぶ、たまねぎはひと口大に切る。
小鍋にサラダ油、水、白ワイン、ドレッシングビネガー、塩、砂糖、にんにく、ローレル、黒コショウを入れて火にかけ、煮立ったら弱火で2分加熱。
耐熱皿に入れた野菜に、マリネ液を注ぐ。粗熱がとれたら冷蔵庫へ。
次に汁物。
ケンジの「ちゃんと全部洋風にしてよ!!」というリクエストで、今回は洋食のスープに。
ざく切りにしたキャベツ、薄切りにした玉ねぎ、1cm幅に切ったベーコン、水を鍋に入れて火にかけ、コンソメキューブを入れる。野菜がやわらかくなったら、塩で味付けし、黒コショウをひけば完成。
スープを煮ている間に、ステーキの付け合わせを準備。
じゃがいもはひたひたの水に塩少々を入れて火にかけ、水気が飛ぶまで煮て粉ふきいもに。
さやいんげんは半分に切って、みじん切りにしたにんにくとオリーブオイル、水、鶏がらスープで炒め煮に(仕上げにコショウ)。
ほかの何食べ献立と同様、今回も品数多いけど、どれも簡単なので案外時間はかかりません。
あとはメインディッシュだけ。
肉は完全に常温に戻し、両面に塩コショウ。
よく熱したフライパンに牛脂を溶かし、肉を投入。
肉を入れたらいじらずゆすらず、中弱火に落として1分半。焼き色がついたら裏返して同じく1分半。
肉を引き上げたら、あわせだれ(しょうゆ、みりん、酒、ニンニク)を加えてアルコールを飛ばします。
タレを肉にかけて、ワサビ添えて。
・サーロインステーキ(さやいんげんのソテー、粉ふきいも添え)
・かんたんピクルス
・キャベツとベーコンのスープ
の完成。
まずは付け合わせの、かんたんピクルスから(以下、分量は作品を参考に)。
パプリカ(赤・黄)、かぶ、たまねぎはひと口大に切る。
小鍋にサラダ油、水、白ワイン、ドレッシングビネガー、塩、砂糖、にんにく、ローレル、黒コショウを入れて火にかけ、煮立ったら弱火で2分加熱。
耐熱皿に入れた野菜に、マリネ液を注ぐ。粗熱がとれたら冷蔵庫へ。
次に汁物。
ケンジの「ちゃんと全部洋風にしてよ!!」というリクエストで、今回は洋食のスープに。
ざく切りにしたキャベツ、薄切りにした玉ねぎ、1cm幅に切ったベーコン、水を鍋に入れて火にかけ、コンソメキューブを入れる。野菜がやわらかくなったら、塩で味付けし、黒コショウをひけば完成。
スープを煮ている間に、ステーキの付け合わせを準備。
じゃがいもはひたひたの水に塩少々を入れて火にかけ、水気が飛ぶまで煮て粉ふきいもに。
さやいんげんは半分に切って、みじん切りにしたにんにくとオリーブオイル、水、鶏がらスープで炒め煮に(仕上げにコショウ)。
ほかの何食べ献立と同様、今回も品数多いけど、どれも簡単なので案外時間はかかりません。
あとはメインディッシュだけ。
肉は完全に常温に戻し、両面に塩コショウ。
よく熱したフライパンに牛脂を溶かし、肉を投入。
肉を入れたらいじらずゆすらず、中弱火に落として1分半。焼き色がついたら裏返して同じく1分半。
肉を引き上げたら、あわせだれ(しょうゆ、みりん、酒、ニンニク)を加えてアルコールを飛ばします。
タレを肉にかけて、ワサビ添えて。
・サーロインステーキ(さやいんげんのソテー、粉ふきいも添え)
・かんたんピクルス
・キャベツとベーコンのスープ
の完成。
ご飯はもちろん平皿盛りです。
皿から飛び出す肉のサイズが、嬉しい。
プリプリ怒っていたのに、肉を前にしてだんだん心を開いていくケンジの表情の変化も、このエピソードの見どころのひとつだと思います。
食べた感想:
皿から飛び出す肉のサイズが、嬉しい。
プリプリ怒っていたのに、肉を前にしてだんだん心を開いていくケンジの表情の変化も、このエピソードの見どころのひとつだと思います。
食べた感想:
火加減がやや強かったのか、肉の厚みが足りなかったのか、レアというよりウェルダンになってしまったけど、いい牛肉、やっぱりうまい…と恍惚。脳内になんか出るのを感じます。
甘辛+わさびのタレも、ご飯がすすむ。日本人のためのご飯に合うステーキ。
あとつけあわせ、特にインゲンが美味しい。油と一緒に炒め煮するせいか、シャキシャキと歯ごたえもよくて、ほどよく味付けがしてあって。
かんたんピクルス。
小一時間程度しか漬けてないのに、ちゃんとピクルスしてる!数日もつ常備菜としても優秀でした。
キャベツとベーコンのスープ。
ほったらかし、味付けはコンソメだけのシンプルさなのに、ベーコンのうまみと野菜の甘みが出て、手間以上の美味しさになっています。
外食もいいけど、「おうちで贅沢」で得られる満足感にハズれなし。たまにはいい肉を買おう、と思いました。
コメント
コメント一覧 (6)
たしかに残り4枚の行方が気になる…!
生肉だと職場のおすそ分けも厳しいですもんねえ。
小林先生式で胃袋にシュートしたのでしょうか…考えれば考えるほど気になるw
ピクルス、たしかにらっきょうのかわりにカレーに合いそうです!
パプリカの救世主感、わかりますw
茶色や緑の荒涼とした世界に颯爽と現れる彩戦士・パプリカ様!
コメントいただきありがとうございます!
おそらく私が気になった作中の料理は、ほかの読み手の方々も気になっているだろう…という気持ちがあったので、お言葉うれしいです。
今後も細々と続けていきますので、どうぞよろしくお願いします^^
カロリーは気にせず、白米を相棒にキコキコとフォークを鳴らしつつ被りつくのが作法ですね
多分、翌日翌々日は間違いなくヘルシーな料理にシロさんはしただろうとは思います
ただ、来たのは六枚で作中で食べたのは二枚
まだ冷凍するには惜しい肉が四枚……小林先生がサシが凄い肉は濃い味付けで満腹中枢が認識する前に胃袋へシュートすべしと仰ってました
シロさんは残り四枚をどうしたのか……カロリーと油脂の懊悩はきつい(真実
でも多分、お肉は半分で満足するんだろうなぁ。年を取ったものだ。
このピクルスはカレーにすごく合いました。また作ろうかな。
それにしてもパプリカ様は彩り界の救世主感がすごい。