フォルダ整理していたら、数年前の「何食べ」再現写真が出てきたので、遅ればせながら公開。8巻に登場するマーボーもやしの献立です。
ここに登場するスナップえんどうのゆずごしょうびたし、その後も何度も作って定番になりつつあるのに、すっかりアップしそびれていた。無念。
※【コマ引用】「きのう何食べた?」(よしながふみ/講談社)8巻より
マーボー豆腐を作る予定だったシロさんですが、サラダ用に買っていたもやしのことを思い出し、急遽「マーボーもやし」に変更。
もやしって安いからついカゴに入れちゃうけど、傷みやすいから油断するとダメにしちゃうんですよね。
こういう都合にあわせてさっと予定の献立変更できるスキルも、料理上手の条件のひとつだなー、と思う(私はいまだに苦手。レシピ検索がある時代でよかった)。
マーボーもやし:(※分量は作品をご確認ください)
みじん切りしたにんにく、しょうが、長ねぎと豆板醤をサラダ油でいためる。
豚ひき肉を入れてポロポロになるまでいため、水、鶏ガラスープの素、砂糖、しょうゆ、オイスターソース、こしょうで味をつける。事前に作っておいた水溶き片栗粉をまわしいれ、とろみがついたらもやしを投入。ざっといためたら完成です。
そのほかの献立は
・にんじんサラダ
・スナップえんどうのゆずこしょうびたし
・新じゃがと玉ねぎとキャベツのみそ汁
使われている野菜からすると、初夏向きのメニューですね。
マーボーもやし:
もやしの水分が出て、思ったよりも汁気が多めになってしまった(炒めすぎたかな)。
しゃきしゃきしたもやしに、オイスターソースのきいた甘め肉みそあんが絡んで、マーボー豆腐に負けないくらいごはんに合う!ラーメンの具にも相性よさそう。
続いて副菜、いきます。
にんじんサラダ:
千切りしたにんじん(このころのシロさん家にはまだスライサーがないので、包丁で)に、塩麹とにんにくのすりおろし、酢、オリーブオイル、黒コショウをあわせたシンプルなサラダ。
塩麹が予想以上にいい仕事してます。とげのない、にんじんの甘みがきいた仕上がりに。にんじん苦手な私でも、これはもりもり食べられる。
スナップえんどうのゆずこしょうびたし:
筋をとってさっと塩ゆでしたスナップえんどうを、白だし+みりん+水+ゆずこしょうのだしに浸して冷蔵庫で冷やすだけ。
「地味~~~だけど美味いのよこれが!」
というシロさんの言葉どおり、ゆずこしょうがぴりっときいてハマります。
スナップえんどうって、マヨネーズつけるorおかかあえくらいしかレパートリーがなかったけど、これは目からウロコでした。
新じゃがと玉ねぎとキャベツのみそ汁:
(写真、焦点がぼけまくりのものしかなかった……)
定番野菜がたっぷり入った、食べごたえのあるお味噌汁。新じゃがと玉ねぎは水からゆでますが、そのせいか玉ねぎの甘みがよく出ておいしい。
この回の献立、野菜はケンジが親戚からおすそわけしてもらったものだし、かかった材料費ってマーボーのひき肉+もやし=計130円前後くらいじゃないでしょうか。
もしかしたら、何食べ史上最低コスト…?だとしたら、シロさんのガッツポーズが目に浮かびます。
そろそろ最新刊(12巻)が出そうなタイミングだけど、いつになるのかなー。
コメント
コメント一覧 (8)
わー、さらに炒め物アドバイスありがとうございます!
(みなさんのコメントをプリントアウトして、台所に貼っておきたい・・・)
やはり、やたらとイジらないのがポイントなのですね。
もやしの匂いがたまに気になるときがあったのですが、ヒゲと豆をとると解消するのも知りませんでした(試してみたいー)
みなさん、炒めモノには一家言ありですね。私の一言。
1,もやしは、豆とネッコをとる。
2,フライパンは中火て、油をしいてシンバラク眺めている。(蓄熱)
3,もやしをいれたら、またシンバラク眺めている。
4,それから、全体をひっくり返すようにして、シンバラク眺めている。
5,味付けして、全体を返す。
豆とネッコを取ったもやしら、もやしという野菜は、こんないい匂いのするものだったのかと、驚きのうまさです。
アドバイスありがとうございます!
もやしは長時間いじっちゃだめなんですね。
今度こそ試して、汁気の少ない麻婆もやしに仕上げたいです。
わー、詳しいアドバイスありがとうございます…!
そうか、いじっちゃだめなんですね。
次にもやし料理を作るときはぜひ参考にしたいです!
返信が遅くなってしまい申し訳ないです!
スナップえんどうの青臭さ、ゆでるときに塩と同量の砂糖をいれると緩和される、という情報を見つけました。
どれくらい効果があるんだろう〜。私もこんど試してみようと思います。
好みにも拠ると思いますが、マーボー風? 余熱で火を通す方が 美味しいかも?
家庭用コンロでは火力が弱いので、炒めるとゆーよりも焼きつける感じであまりいじらないことです。
テレビとかでよく見るフライパンのあおりもする必要ありません、火力が弱い分フライパンが火から離れるとその分温度が落ちます。
要は”いかに高い温度を維持するか”がきちんと炒まり尚且つ水分を出さないコツです。
鍋肌が厚いフライパンは温度が下がりにくいのであおりも可ですが、お値段も高いですし何より重い!
繰り返しになりますが、ごく普通の家庭用フライパンでしたら、あおらずいじくらずです(慣れるまではいじくりたくなりますが、グッとこらえてw)。
野菜を入れたら最低限にザッと二,三度天地を返す程度できれいに炒め上がりますよ。
但し、野菜をなるべく水平に近く、高さを出さずに(重なりを減らすため)まんべんなく広げて炒めることです。
スナップエンドウ、何食べに何回か出てきて私も作ってみるんですが、どーやっても青臭くて・・・茹でる時間とか調味料とか変えても青臭い・・・それともああいうものなのかな。何かいい方法あれば教えてください!