「ワカコ酒」で楽しみなのが、自宅酒のシリーズ。
外より家で飲む方が多い自分は、ワカコさんが自宅でマイペースにくつろぎつつお酒と料理を楽しむシーンが、より身近に感じられるからかも。
4巻に掲載されているのは、もらいもののお酒や酒盗でひとり開催する「いただきものナイト」のエピソード。
ここに登場するポテトサラダが美味しそうなのです。
居酒屋で食べたメニューを参考にしたポテサラで、
・芋の形は残さずクリーミーに
・胡椒を使わない
・マヨの前にバターで和える
・コマ切れのクリームチーズを入れる
・人参・きゅうり・ハムは入れないか少なめ小さめ
…以上がポイント。
クリームチーズ入り、というのが「おかず」というより「おつまみ」感を強調していて、絶対お酒に合いそう。
最後に酒盗をのっけて食べる、というのも酒好きにはたまらない趣向。
詳しいレシピは載ってないので、自己流で作ってみます。
ひと口大に切ったじゃがいもは水から茹で、やわらかくなったらザルにあける。その後、同じ鍋で粉吹き芋にして水分を飛ばす。
熱いうちにバターをまぶし、マッシュする。
マヨネーズ、塩で味付けしてクリーミーになるまで混ぜる。
クリームチーズを細かく切り、ポテトサラダと混ぜ合わせる。
クリームチーズだけのポテトサラダと、これに人参・きゅうり・ハムを追加したものと2種類作ってみました。
かつおの酒盗をかけて、熱燗と一緒にいただきます。
食べた感想:
チーズと発酵食品の組み合わせはテッパンだけど、クリームチーズと酒盗も最高においしい。
ごろごろタイプではないクリーミーなポテトが、両者をジャマせず繋いでくれています。
こっちは具だくさん(?)バージョン(写真は酒盗をのっける前)。
個人的には、クリームチーズと酒盗の相性がダイレクトに味わえるので、具なしバージョンのほうが好みでした。
ポテサラだけでは食べたりないワカコさん、次はジャガイモをそのままレンチンし、酒盗をそのままのっけた「酒盗onじゃがいも」とスパークリングワインの小瓶で宴を続行。
これも超シンプルだけどおいしい。
なんなら、これにマヨネーズとクリームチーズをのっけたらポテサラ作んなくてもいいかも…とズボラな悪魔が脳内でささやきます。
最終的にはワカコさんも、クリームチーズ+クラッカー+酒盗、とおつまみがダイレクトになっていきます。飲みながら作るときの「あるある」やね……。
最近知ったのですが、韓国でも「ワカコ酒」がドラマ化されてたんですね(タイトルは「ヨジュの酒」)。
1話だけ見たのだけど、ひとりでゆっくり飲む幸福感が伝わってくる、大人のドラマに仕上がっていて、面白かった(日本版主演の武田梨奈さんもゲスト出演しててうれしい)。
先日発売されたばかりの7巻にも、自宅酒のエピソードが載ってます。いずれ作りたいな。
コメント
コメント一覧 (4)
せろりさんのコメントでもいただきましたが、北海道では名物なんですね>塩辛じゃがバター
酒盗+バタートースト+ロック
↑うわー、冷蔵庫にちょうど酒盗の残りがあったので、試してみます!
私もひとり飯だと、ずぼらダイレクトになりますw
小皿を出すのも面倒なので、おかずは全部オンザライスとか…。
塩辛じゃが、北海道のソウルフードなんですね。
確かに材料(じゃが、バター、塩辛)ぜんぶご当地で揃いそう!
穀物+乳製品+塩辛は間違いなく美味しい方程式だと思います
自分は酒盗+バタートースト+ロックの焼酎がお気に入りです
あっこれじゃ「花のズボラ飯」だ(笑