「オリオリスープ」(綿貫芳子)のエスニック風スープカレーうどん

再びスープ漫画「オリオリスープ」から、「6月下旬」のメニューとして登場するスープカレーうどんを再現してみました。ちょうど梅雨時のエピソードで、じめじめした気分を吹っ飛ばすために食べたくなってしまったメニュー。
 
】「オリオリスープ」(綿貫芳子/講談社)1巻より
※【コマ引用】「オリオリスープ」(綿貫芳子/講談社)1巻より

古くからの友人・ニーナちゃんとショッピング(につき合わされた)後、織ヱおすすめの食堂で食べたランチ。ただのカレーうどんではなく、レモンやパクチーがのったエスニック風レッドカレーうどん。
一見地味な食堂ですが、こんなシャレたメニューもあるとは、詳しく描かれていないけど、なんか「只者ではない店」感があります。

外食メニューなのでストーリー中にレシピはありませんが、おまけのページにレッドカレーペーストを使った鶏肉入りのスープカレーうどんの作り方が紹介されています。
ただ、作中でふたりが食べていたのは鶏肉ではなく、エビ入りのうどん。なので基本のレシピを参考にしつつ、一部アレンジして作ってみました。

【材料】
・タケノコの水煮 ・赤ピーマン ・玉ねぎ ・しめじ ・レモン ・パクチー
・殻つきエビ ・半熟たまご
・うどん
・レッドカレーペースト ・コブミカンの葉 ・ココナッツミルク缶
・鶏がらスープ ・砂糖 ・ナンプラー

料理中の写真を撮るの忘れてしまった…ので、今回のレシピは動画&テキストでご覧くださいm_ _m


【作り方】
1.タケノコの水煮、赤ピーマン、玉ねぎ、しめじを食べやすい大きさに切る。
2.エビは殻をむいて背ワタをとりのぞく。
3.フライパンでエビの殻を炒める。続いてエビの身もさっと炒める。
4.鍋で市販のレッドカレーペーストを弱火で炒める。
5.ココナッツミルク缶を半量入れてなじませ、もう半量を加えて沸騰させる。
6.ここに鶏がらスープとコブミカンの葉、エビの殻と身を加えて10分煮る。
7.(1)の野菜を加え、砂糖、ナンプラーを加えて煮る。仕上げにレモン汁を加えてひと混ぜ。
 (※エビの殻はこのへんで取り出す)

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↑こんな感じになります。

8.ゆでたうどんにスープカレーをかけ、半熟たまごとパクチー、くし切りレモンを飾って完成。

「オリオリスープ」(綿貫芳子)のエスニック風スープカレーうどん
グリーンカレーはたまに作っていたけど、レッドカレーは初めてかも。
ふたつのペーストの違いは、ほとんど使う唐辛子の差(青唐辛子か赤唐辛子か)だけらしいですが、レッドのほうがなんとなくクセがなくて食べやすい気がする。
あと単純に、赤い色のほうがやっぱり食欲そそりますね。

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スパイシーなだけでなく、ココナッツミルクのまろやかさにレモンの酸味。いろんな味覚が押し寄せる、タイカレーならではのスープ。
最初はつるつるしたうどんとカレーが、お互いを様子見するような感じなのですが、途中から両者がなじんで、スープがだんだんクリーミーになってきます。古奈屋のカレーうどんっぽいです。ここからがさらにうまい。

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古奈屋のカレーうどんといえば…、で思いだし、最後にご飯投入。これもうまい。
半熟たまごとタイカレーがこんなに合うと思わなかった。

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綿貫先生のレシピの欄外にあった、つけめん版も試してみました。
あとカレースープが少量余ったので、次の日はにゅうめんにしたら、それも◎。

麺とあわせる場合のカレーって、スパイシーなものよりこういうクリーミーなほうが正解な気がする(というか単に好み)。「2日目タイカレー」のアレンジにもおすすめです。





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