冷蔵庫の余り野菜を見てたら「お、あれができるかも」と思い、作ってみたのが「続・美味しんぼ料理本」に載っていた、ウイスキー風味のポークソテー。
初期の6巻に登場するメニューで、子どもの頃アニメ版でも見た記憶があります（あの頃は、こんな社会派アニメをゴールデンの時間にやってたんだよなあ。今だったら確実に深夜帯送りですよね）。
作り方： ※分量（1人分）は目安です
豚ロース肉の脂身の部分に、包丁で切り込みを入れる（焼いたとき身が縮むのを防ぐためらしい）。両面に塩コショウをふる。
玉ねぎ（1/4くらい）、椎茸（2個）は薄切り、トマト（1個）は湯むきして2cm角切り。
熱したフライパンに油をひき、豚肉を焼きます。8割方火が通ったら裏返し、ウイスキー（大さじ1くらい）をフライパンに入れてフランベ。
初心者の私にとって、フランベ中は 命 が け なので、写真はありません……。皆様も火には十分お気をつけ下さい。うまくいくと楽しいんですよね、フランベ。
肉を取り出し、玉ねぎをいため、しんなりしてきたら椎茸とトマトを投入。トマトの角がとれてきたら、ウイスキー（大さじ1くらい）を回しかけ、さらにフランベ。
仕上げに醤油（大さじ1）を加えてます。 （ここは本当は、別のフライパンで豚肉を焼くのと同時並行で作るのがベターのようです） 豚肉の上に具とソースをかけたら完成。
食べた感想：
ポークソテーって、洋食屋さんでも二番手、三番手（というより、もはや絶滅危惧種？）のメニューなので、正直あんまり期待してなかったんですが……これはおいしい！
作中のセリフにもあるけど、ウイスキーと醤油って相性いいんですね。洋風と和風の中間のような、ちょっと複雑な風味のソースです。
今回はお酒のおともにしたけど、ご飯のおかずにもきっと合うはず。地味な存在のポークソテーをちょっと見直しちゃいました。
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コメント
コメント一覧 (2)
東坡肉はたしか初期の美味しんぼに出てきましたよね！周大人が初登場する回だったか……。あれもいつか作ってみたいメニューですが、皮付きの豚肉がなかなか売ってないんですよねorz
手に入ったら、ウイスキーのフランベもぜひ試してみたいです。
「マスター・キートン」なのですが、
「特別なメニュー」というタイトルの回でも、
豚肉の唐揚を作る際、
肉のつけ汁に隠し味としてウィスキーをほんの少し入れると
肉が香ばしくなる、と話していましたよ。
孫文が英国や日本に滞在していたことが背景になっていた回で、
この回には干し柿が餡に練りこんである月餅が出てきたり、
干しナツメを食べるシーンが出てきたり、
美味しんぼっぽい感じの話でした。
もしかしたら東坡肉や豚の角煮を作る際、
下湯でした後の豚肉の表面を焼き付ける時に、
ウィスキーを加えると、より香ばしくなるかもしれませんね。