最近「美味しんぼ」のデータベースサイトを発見して、感動しちゃいました(ファンの人にはもうおなじみなのかな?)。
各巻収録のあらすじはもちろん、料理や食材からも索引できちゃうなんて、スゴすぎる! 一日見てても飽きません。 個人的に「美味しんぼ」は山岡と栗田さんの結婚前の時期がなじみ深いです。
※【コマ引用】「美味しんぼ」(雁屋哲/花咲アキラ/小学館)26巻より
さて今回は26巻の「猿蟹合戦」に載ってた、揚げおむすびに挑戦してみました。
蒐集家の所有する骨董の木彫り猿を譲ってもらうために、山岡のアドバイスで考案された料理(関係ないけど、美味しんぼにはやたらと美術関係の人が出てくるなあ)。
タイトルどおり童話の猿蟹合戦をなぞっていて、地味だけど洒落があって楽しい話でした。
作り方:
レシピらしいレシピはないので、作中の絵を参考に適当に再現。 中に梅干しを入れたおむすびを作ります。崩れないように堅めに、小さめに握ります(今回はもちきび入りで炊いたご飯)。
180度くらいの油で、きつね色になるまで揚げます。おむすび同士がくっつかないように注意。
器に揚げたてのおむすびを入れ、たっぷりのカツオで作った出汁(みりん、醤油で少々味付けしても◎)を上から注ぎます。
薬味を添えて完成(ほんとは三つ葉がよかったんですが、買い忘れたのでミョウガで代用)。
食べた感想:
おむすびを突き崩しつつ食べます。 ようは揚げだし豆腐のご飯版なんですが、これが予想以上においしい!
おむすびは外側がカリっとしてて、中はモチモチ。あっさりしたスープも、ご飯の油となじむとコクがでます(たぬき蕎麦もそうだけど、カツオ出汁と油ってなんであんなに相性いいんだろ……)。
おむすびのなかの梅干しがまた、アクセントになって箸がすすむぜー。お酒のシメにぴったり。居酒屋の定番にならないかな。
【コマ引用】「美味しんぼ」(雁屋哲/花咲アキラ/小学館)26巻より
ついでに作ってみたのが、同じ話のなかに登場する焼きおむすび。
写真では見えにくいですが、中に細切りした大根の味噌漬けが入ってます(フライパンで水分飛ばした大根ともろみを和えた、超即席版だけど)。こっちもなかなかおいしかったです。
コメント
コメント一覧 (2)
おおーっ、実際に食べられるお店があるんですね。
貴重な情報ありがとうございます[絵文字:i-189]
機会があったら食べに行ってみたいです!
コースの最後に出していたのをみたことがあります。
わたしは食べていませんが、他の方がたべておりました。
もう3年ぐらい前ですが。[絵文字:v-221]