東海林さだおのウズラの一口ハムエッグ

八宝菜を作るのに、久々にウズラの卵を買いました。そういえば東海林先生の「丸かじり」シリーズに、ウズラの卵で目玉焼きを作る話があったな~と思い出し、あまった分でチャレンジしてみることに。

普通の卵と同じくフライパンで焼くだけでしょ? と簡単そうに思えますが、エッセイを読むと意外な難関が。

ウズラの卵って殻が丈夫で、手で割るのは難しいらしい。そこで東海林先生が生み出したテクは……。


東海林さだお再現1 
ウズラ卵の上部(細い方)にキッチンはさみを入れ、1.5センチ程度の穴をあけ、それをさらにハサミの先端で押し広げる、という方式。

東海林さだお再現2 
試してみるとなかなか難しいですが、何個かやるうちにコツがつかめてきます。 穴をあけた卵は、パックの上に並べておけば中身がこぼれず便利。

東海林さだお再現3 
極弱火のフライパンに、そっと卵を落とします(上からポトっと落とすより、卵を寝かせるようにするとスムーズ)。

30~40秒焼けば完成。小さく切って焼いたハムを添え、パセリをちらしていただきます。

東海林さだお再現4 
食べた感想: 
一口サイズのハムエッグは、ミニチュアみたいでカワイイ。食べるのがもったいなくて、思わずしばらく見つめ合ってしまいました。

東海林先生の感想どおり、味は鶏の卵とほとんど変わりませんが、一口ずつの黄身と白身のバランスがよくて、おつまみ向きかも。醤油やソースをたらして食べてもよかったかな。東海林さだお再現5 
おまけで、両面焼きバージョンも作ってみましたw でもやっぱり半熟の方が好みかな。 


猫めしの丸かじり (文春文庫)
東海林 さだお
文藝春秋
2004-08-03

 

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