※【コマ引用】「ちぃちゃんのおしながき・繁盛記」(大井昌和/竹書房)より
こないだ取り上げた「ちぃちゃんのおしながき・繁盛記」、単行本が出たので購入。
小料理屋が舞台なだけにおつまみメニューがほとんどで、夜中読むとむしょーーにお酒が飲みたくなってしまう罪なマンガです。
4コマ版も出てるけど、個人的にはこっちのストーリー版の方が絵も楽しめて好き(大井先生の女の子はカワイイ!)。
まんくらオリジナルの最新号に掲載されてた「トマトのみそ汁」は、師走の忙しさでお疲れの常連客にちぃちゃんが振る舞った、ちょっと変わり種の味噌汁。
今回は、珍しく詳しいレシピが載ってたので作ってみました。
作り方(2人分):
トマト半分(中の種は取る)は乱切り、玉ねぎ半分はくし切りに。トマトは皮を湯むきしたほうがいいのかなー、と迷いましたが、とりあえずこのままいってみます。
ボウルに豆板醤を少々ぬり、卵1個とよくかきまぜる。沸騰したお湯に玉ねぎを入れ、味噌をちょっと濃いめに溶く。
沸騰しないように火を弱め、トマトを投入して1~2分ほど火を通す。 卵をふわっと流し入れたら、完成。
お椀に入れ、お好みでミョウガをのせます。(卵はかき玉状にしたかったのに、流し込みに失敗して卵汁っぽくなってしまった;)
食べた感想:
豆板醤のピリっとした辛みとふんわりした卵のおかげで、「トマトと味噌」というちょっとびっくりな組み合わせも、違和感なく美味しい! 味噌汁というより、味噌風スープという感じかな。
今回はお酒のシメというより、丼モノのサブメニューとして作ってみたけど、どっちにもあいそうな気がしました。ミョウガを入れたらさわやかな風味で、夏場の味噌汁向きになるかも。
コメント
コメント一覧 (4)
胃腸の調子悪いときにも、よさそうですよね!
ちょっと辛いのが食欲そそるし、卵が優しい味だし・・・。
やっぱり、卵汁になっちゃうんですね~。
確かに、中華コーンスープはトロミがついてるからうまくいくんでしょうか…。
でも味噌汁に片栗粉入れるわけには、いきませんもんねw
うーむ、難しい・・・。
最近は料理もマンネリ気味で、胃腸の調子もイマイチとゆうことで作ってみました。ピリッとした辛みがまた良いアクセントでマンガのごとく一気に飲み干してしまいました。
なにより簡単!でもやっぱり卵汁になりました(笑)。シロさんの中華コンスープはちゃんとかき玉状になったのに…。汁の粘度が弱いから??
料理漫画といえば、やっぱり対戦型が主流ですよね。私はバトルになると、勝敗が気になって料理にあんまり目がいかなくなるので(あと、なぜか悪役・ライバル側を応援したくなってしまうw)、ストーリーのなかになにげなく登場する料理のほうが、気になってしまいます。
「ちぃちゃん」はほのぼのした雰囲気で、なごみますよ~。「深夜食堂」と同じく、実在してほしい店のひとつですw 機会があればぜひ!
美味しいんですね。面白いですね~。
不思議なことに、テレビの料理番組や普通の料理本で
ちょっと奇抜な料理を紹介されても、
何か手が出しにくい気がするのですが、
漫画飯だと、やってみようかなと思わせる何かがありますね。
私はここのブログを拝見するまでは、
料理漫画は、美味しんぼやミスター味っ子のような
対戦型が主だと思っていたのですが、
こうした生活や物語の中に料理が登場する漫画の方が
多いんですね。
ちぃちゃんのおしながき、読んでみたくなりました。