※【コマ引用】「モンキー・パトロール」(有間しのぶ/祥伝社)外伝より
前回はモンパトの香ちゃんカレーを作りましたが、その付け合わせ(デザート?)として紹介されるレシピが、このいちごサラダ。
いちごサラダっていえばアレでしょ? リンゴとかグレープフルーツとかフルーツと野菜をオリーブオイルと塩でまぶすような、流行りのオサレサラダでしょ?
……と思ってしまいますが、ちょっと違います。ドレッシング、というより、砂糖と果物を煮詰めた甘いベリーソースで食べます。
……と書くと「うげえ」と拒否られてしまうかもしれませんが、果たしてどうなのか。実際の味を確かめたくて、カレーのサブメニューとして作ってみました。
作り方:
・みじん切りしたいちご(100g)
・フランボワーズやラズベリー(100g)※冷凍orジャムでも可。私は今回フランボワーズのジャムを使いました。
・砂糖(20g)※ジャムを使う場合は10g+レモン汁少々
を鍋に入れ、火にかけます。
ひと煮立ちしたら、ベリー系のリキュール(小さじ2)を振り、冷まします。その後冷蔵庫で2?3時間冷やしたら、ソースは完成。
ベリー系のリキュールは、サントリーのルジェのシリーズが有名ですね。カシスと迷ったけど、同じいちご系ということで、今回はストロベリーにしてみた。
チコリ(アンディーブともゆう)は一枚一枚をはがし、洗って水気を拭き取り、皿に並べる。
いちご(あまおうがオススメらしい。今回はとちおとめですが……)を縦に三等分し、チコリの上に並べる。
ベビーリーフorサラダ菜少々を飾り、冷やしておいたベリーソースをまわしかけ、粗挽き黒コショウを振ったら完成。
食べた感想:
赤と緑の配色が鮮やかで、なんてガーリーなビジュアルのサラダ……!と、しばらくうっとり。
でも食べるとなると話は別で、酢豚にパイナポーもポテトサラダにリンゴもOKな私でさえ、ちょっととまどいます。だってサラダに甘いジャム、ですからね……。
ところがこれが、カレーの後に食べると、す ん ご く 合 い ま っ せ !(食べるときは、チコリをボートに見立てて、そのままかぶりつく感じで)
甘いベリーソースのおかげで、チコリのほろ苦さがマイルドになって食べやすいです。辛いカレーのヒリヒリ感をおさえる箸休めorデザートとして相性ばっちりでした。
元々「フルーツとおかず」の組み合わせがキライな人にはおすすめできませんが、そうでないなら是非試していただきたい一皿。これからいちごもたくさん出回りますしね
そしてこんなレシピをご存じの有間先生って、ほんとにグルメなんだなあ、とあらためて尊敬。
コメント
コメント一覧 (2)
漫画の料理を食べられるお店はほんと、深夜食堂と同じくらい実在してほしいですねー!
でも自分でやるには料理スキルが未熟すぎるので、プロの人が作ったのを食べに行きたいですw
どこかの出版社がサイドビジネスとかでやってくれないかしら……。
まるまるさんもすごい、漫画飯チャレンジャーではないですか! 美味しんぼの料理本は難易度高いのも多いけど、けっこう使えますよね。にんにくスープは、私もいつか作ってみたいと思ってたメニューでした[絵文字:i-237]
今後もぼちぼちなペースで更新していきますので、どうぞ宜しくお願いします[絵文字:i-189]
早々に更新されていて、驚きました。
あんなに手間のかかるカレーと
こんな華やかなサラダまで作るなんて、まるでレストランですね。
冗談抜きで、漫画食堂を開業したらいいと思います。
ちなみに私が作ってみて美味しかった漫画飯は、
クッキングパパ51巻に登場するアドボと、
美味しんぼの料理本に収録されていた、
にんにくスープ、鶏めし、湯豆腐水餃子、
きしめんの煮込みうどんでした。
煮込みうどんは、我が家では、ごぼうのささがきを加えたりして、
鍋物として食べるようになりました。
これがとても美味しいです。
それにしてもブログの更新が本当に楽しみです。
こういうエッセイが手軽に読めるなんて本当にいい時代です。
時間のある時にでも、こちらのブログを印刷して、
本のようにして読みたいなぁと思っています。
(WEBに強いプリンターが欲しい・・・)