八百屋さんでミカンのようなデカいスダチのような果物が並んでて、何だろうと思ったら、だいだい(橙)でした。
小池田マヤ先生の「バーバーハーバー」6巻で、これで鍋を食べるシーンがあったのを思い出して買ってみました。
※【コマ引用】「バーバー・ハーバー」(小池田マヤ/講談社)6巻より
マスターの幼なじみが集う鍋会に、恋人の東子さんが初参加。でもそこにマスターにひそかに恋する美少女・智子が加わり、初対面の女同士の水面下バトルが勃発し……。
三国志でゆったら赤壁の戦いくらいの手に汗握る激アツシーン連続の回です。
※【コマ引用】「バーバー・ハーバー」(小池田マヤ/講談社)6巻より
場が収束つかなくなりかけた時、東子さんが取り出したのがこのだいだい。
果汁を絞ってお醤油をたらせば、ポン酢も真っ青の絶品タレに。全員が食い気に集中して、とりあえずめでたしめでたし……というオチ。
鍋の中身は特に描かれてなかったので、今回はアンコウと豚肉の寄せ鍋で試してみました。
だいだいを横半分に切って、絞り器で果汁をしぼります(昔バーテンの人に聞いた話だと、ぐりぐり回すより、揉む方がムダなくしぼりとれるらしい)。半個で2人分くらいの汁はゆうに出ます。
これを器に適量とって醤油とあわせればつけダレの完成。すっぱいのが平気な人は、だいだいの果汁を多目に配分するのがおすすめ。
食べた感想:
ユズよりクセがなく、スダチより酸味が柔らかで、レモンより香りがフレッシュ。だいだいの風味を例えるとそんな感じで、確かにこれがあれば市販のポン酢いらないかも。
アンコウ、豚肉、野菜、豆腐、どれも相性よくていつもより箸がすすむー。
ほかにも鶏肉、タラ、カニあたりの具材も相性いいかもしれません。シメの雑炊に入れたり、お酒に絞ったりしてもいけました。
ただ、東京だと置いてる店が少ないっぽくて、手に入れにくいのが悩ましいところだ……。
コメント
コメント一覧 (4)
はじめまして、コメントありがとうございます!(返信遅くなり申し訳ございませんm_ _m)
ダイダイですが、関東…というより、私の住んでる地域ではあまり売ってないみたいで[絵文字:e-263]
「今年はあるかなー」と、毎回青果店のぞくたびにドキドキしてしまいます。
しかし、自家製ポン酢まで仕込まれるなんてすごい!
生のダイダイやユズで作ったポン酢、めちゃくちゃ美味しいでしょうね~。
ミカンのように熟したダイダイは、逆にこちらでは見かけないので、それも気になってしまいます。
地元でしか楽しめない味ってありますよね。うらやましいです!
そろそろダイダイの季節か、と思いながら読んでたら書きたくなってしまって。
見た目からして美味しそう&再現率高い記事のファンです!
ダイダイでお鍋、いいですね~。私も自家製ポン酢を仕込むときは使ったりします。記事には「手に入れにくい」とありましたが、毎年お正月飾りとして出回るから、年末年始なら探しやすいかも?関東でもお飾りに使われてるかは分からないのですが;
九州の我が家では、年明けにスーパーの隅でお役御免となった投げ売りのを買いこんで、玄関のしめ飾りのダイダイも外して・・・という感じです。庭にユズの木もあるので、年内はユズぽん、年明けならダイダイ、と遊んで作ってます。
・・・本当は料理用なら、写真のように秋ごろの青い未熟果が正統らしいですが、ミカンみたいに熟したやつだっておいしいし家庭の味って感じよね!と自分に言い聞かせて(笑)
コメントいただきありがとうございました!
ご指摘いただいたとおり、料理の再現だけでなく、マイナー(?)だけど個人的に好きな漫画を無理矢理紹介したい、という思惑も半分あってはじめたブログなので、うれしいです。
生活の片手間ブログなので更新が滞ることもありますが、気が向いた時にでもまたのぞいていただければ!
漫画飯に興味津々だった時に、こちらのブログに行き当たりました。
こんなにたくさんの料理漫画があるんだと驚きました。
そして、実物の漫画飯が見られるうえに、
漫画のシーンまで紹介されていて、
これはもう、漫画の販促ブログだと感動しました。
買って読みたい、作ってみたいという両方の気持ちが
ブログを見ているうちに芽生えて
好奇心をそそります。とにかく楽しいブログです。
さんさん録は是非買いたいと思いました。
今後もブログの更新、楽しみにしています。