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初めて作った料理のことって、覚えてますでしょうか。 私は恥ずかしながら、実家を出るまでまともに料理しなかったので、一人でちゃんと一食作ったのはわりと大人になってから。

炊飯器の説明書片手になんとか炊いた米と、母親が教えてくれた白菜とシーチキン煮。それが上京して初めて作ったメニューでした。家具もほとんどない部屋で黙々と食べたなー。

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※【コマ引用】「さんさん録」(こうの史代/双葉社)1巻より

そんな昔のことを思い出してしまったのが、「さんさん録」で参平が初めて台所に立つシーン。

ガスコンロの火のつけ方さえわからない彼が、亡き妻の残した家事ノートを片手に夕飯の支度をはじめる。

ノートの丁寧な説明のおかげで「めちゃくちゃうまい!!」肉じゃがが出来上がったものの、気がついたら深夜になってた……というオチ。

確かに料理になれないころは、時間配分に苦労したなー。2、3品同時進行なんてムリ!!とか思ってました(今も手際は悪いけど……)。

この肉じゃがが、具はじゃがいも、たまねぎ、肉、とシンプルで美味しそうだったので作ってみました。前回にならって、マンガのなかのレシピの工程を写真で再現してみます↓



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食べた感想: 
オーソドックスな味でほっとします。何となく、うちの実家の味にも近い気がする。

自分で作るときは、ごま油を足してみたり出汁から煮たり、ついついアレンジを加えちゃうんですが、シンプルな味付けで作るほうが、結局おいしいんだなあ。

やっぱり肉じゃがって、日本人のソウルフードだと再認識。




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