小西真奈美主演で上映中の映画「のんちゃんのり弁」、レビュー見ると評判いいみたいですね。
入江喜和先生の原作も久々に読み直したいなーと思ってたら、映画にあわせてちょうど新装版のコミックが出てたので買ってみました。
ダメ夫との別居に成功し、仕事なしスキルなし子どもあり、の状態で実家に戻った小巻。世間の荒波の前に挫折したり、新しい恋にときめいたり。そんなささやかな再出発をほのぼのした絵柄と、ときどきぐさっとくるような表現で描いてます。
※【コマ引用】「のんちゃんのり弁」(入江喜和/講談社)上巻より
小巻が自分の進むべき道を見つけるきっかけが、パート先の社長のために作ることになった手製の弁当。
一見オーソドックスなのり弁ですが、食べる人の健康とコストを考えてあちこちに工夫がされてます。 紹介されてる一品一品がどれも美味しそうだったので、普段持って行く弁当で再現してみました。
ほぐしシャケ入りのり弁:
まずは、ほぐした焼き鮭の身とゴマをご飯に混ぜておきます。さらにちぎった海苔を敷きつめ二段重ねののり弁に。味ご飯だと、おかず少なめでいいから一石二鳥ですな。
※【コマ引用】「のんちゃんのり弁」(入江喜和/講談社)上巻より
青ノリ入りの卵焼き:
以下は適当な作り方ですが、青ノリを出汁でといておき、卵2個とみりん、砂糖、塩少々と混ぜ合わせ、卵焼きに(写真の仕上がり、スカスカで下手ですね?;)。お好み焼き風の味になるらしい。青ノリはやや多目に入れるのがおすすめです。
※【コマ引用】「のんちゃんのり弁」(入江喜和/講談社)上巻より
ゴボウと三つ葉の梅肉あえ:
ささがきにして水にさらしたゴボウを、出汁で煮ておきます(味見して、ゴボウに出汁の味が染みこむ程度に)。ゴボウを引きあげ、ざく切りした三つ葉と、梅肉であえたら完成。
あとは弁当箱に詰めるだけ。私は曲げわっぱを愛用しとります。扱いがちょっと面倒ですが、木の香りがしてご飯がおいしく食べられるので手放せなくなってしまった(もう1個ほしいけど高い……)。
食べた感想:
糖尿のケがある社長用の弁当だけに、見た目も味もヘルシー。ゴボウと三つ葉の梅肉あえは、めちゃくちゃ好み! さっぱりしてて、箸休めにもちょうどいいです。
青ノリ入りの卵焼きは、実は事前に何回もリピートして作ってるんですが、やっぱ美味しい。今度は作中にも出てきた、オムレツバージョンも作ってみたいなあ。
このほかにもいくつかお弁当が登場するので、機会があればまたチャレンジしてみようかな。作るのは朝なので、戦場状態で余裕ないかもしれませんが……。
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