
“漢の食”を描かせたら右に出る者はいない、土山しげるの刑務所グルメマンガ「極道めし」。
年に一度のおせち料理を賭けて、むくつけき囚人たちが「うまいもの語り」の腕を競う……というストーリー。
現在3巻まで出てますが、こんな制限だらけの設定で、よくぞここまで面白いマンガに仕立てられるなあ、と毎回感動しちゃいます。
出てくる食べ物のほとんどが、いわゆると美食はほど遠い、普段食卓にのぼるものばかり。でも読むと、無性に食べたくなっちゃうんですよね。
2巻に出てきた「生卵かけご飯」とか、まさにそう。
卵かけご飯って最後に食べたのはいつだっけ……子どもの頃は朝食によく出てきたけど、あんまり好きじゃなかったなー。
なんて思い出しながら、マンガの通り「炊きたての白飯」と、「朝生みたての生卵」……はさすがに無理なんで、普段よりちょっといい卵を朝食に用意。
卵をといてしょう油をかけ、ご飯の中央に穴をほじって流しこみ、一気に混ぜる。この食べ方もなんか新鮮です。
wikiで調べると卵かけご飯にはいろんな流儀があるみたいですが、生卵を直接ご飯に落として、しょう油とかつおぶしを混ぜて食べる、というのが実家のスタイルだったなあ。
食べた感想: マンガのとおり「ザフッザフッ」っと一気にかきこむと(゚Д゚)ウマー!しょう油もいいけど、めんつゆで食べる方が個人的には好みかも。

※【コマ】「極道めし」(土山しげる/双葉社)2巻より
ハマってしまい、実は翌朝も食べましたw 今度は色の濃い卵で作ってみたけど、こっちのほうが食欲そそる感じですね。

コメント
コメント一覧 (2)
卵かけご飯の話は、思わず引き込まれますよねー。私はどっちかというと苦手だったのに、これ読んでから急に好きになりましたw
「食キング」「喰いしん坊」といい、土山しげる先生の描く食事シーンは最強だとおもいます。
あぁ、食べたくなってきた。