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宅飲みの際に、『ショージ君の「料理大好き!」』に載っていたメニューを試してみた(この本、レシピ本としてたまに活用してるので、だいぶ汚れてきた……)。

ショージ君の「料理大好き!」 (文春文庫)
東海林 さだお
文藝春秋
2014-12-04



西荻窪の「鳥源」店主指南の鳥のたたきと、3分クッキングとして登場するホーレン草の腐乳いための2種。


鳥のたたき編: 
※近年は鶏肉の生食の危険性が周知されているので、基本的にこちらのレシピは避けたほうがいいかと思います(2020年追記)

「たたき」というより、ほぼ鶏刺しに近い調理法のよう。

ささみをさっと湯通しして薬味をのっけるだけですが、本書によると「たったそれだけのはずはない。もっとなにかしたにちがいない。」と思えるくらい、複雑なおいしさになるらしい。RIMG1177.jpg 

ささみの筋をとり、厚みのある部分に火が通りやすいように切れ目を入れておく。熱湯で表面の色が変わる程度にさっと湯がいたら(5、6秒でいいらしい)、氷水にしばらくつける。

しっかり冷えたら、5ミリ程度に薄切りし、上にネギとシソのみじん切り、あさつき(あれば)、ショウガを乗せ、醤油を一回しして完成。

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実は今回シソを買い忘れたので、薬味はネギとショウガだけorz が、じゅうぶん美味しかった! 食べるときによく混ぜるんですけど、これが「複雑な味になる」秘訣なのかなーと思いました。韓国風にごま油とか足してもよさそう。

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ホーレン草の腐乳いため編: 
「豆腐の塩からとでもいうべきしろもので、独特の恐ろしい臭いがし、そこのところが好きな人にはたまらなく、嫌いな人にはたまらなくいやという一種の珍味である」と説明されていた、腐乳という調味料(カルディとか、輸入食品の店でわりと手に入ります)。

一体どんな恐ろしいものなの……とビクつきながら開封しました。

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開封後がこちら。おお、思ったほど臭くない。というか、金山寺味噌の匂いに似てるー。

東海林先生はご飯と一緒に食べてもいける、と書いてたけど、確かにアリかもしれない。

これを、ニンニクのみじん切り、ざく切りしたほうれん草と一緒に炒めるだけ。

腐乳のおかげで、中華料理店で食べる「青菜の炒め物」のような、いつもよりちょっとプロっぽい味に仕上がったかも。 

どっちもぱぱっと短時間でつくれるので、ちょっとつまみが欲しいときに便利なレシピでした。


ショージ君の「料理大好き!」 (文春文庫)
東海林 さだお
文藝春秋
2014-12-04


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