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ちょっと前のモーニング掲載「何食べ」のりんごマフィンがめちゃくちゃおいしかったので、ひと足先にご紹介。

※単行本では次の12巻あたりに収録されると思いますが、ネタバレ避けたい方は以下、読み飛ばしてくださいm_ _m
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※【コマ引用】「Dモーニング」2016年1月28日発売号(よしながふみ/講談社)より

パンケーキパーティー以降、未解決だった「ベーキングパウダーどうすんの問題」に、勤め先の大先生からの「大量のりんごおすそわけ問題」が追い打ちをかけ、佳代子さんに泣きついたシロさん。

「ベーキングパウダーといえばアメリカのふかふかのお菓子」ということで、急きょ佳代子さんの家で小日向さんを交えたお菓子教室が開催されることに。

お菓子ってちょっとでも手順や配合を間違えると台無しになる怖さがありますが、アメリカの家庭用おやつって「ヤー!」と勢いで作るものが多いので、お菓子作り初心者にも心理的ハードルが低いのがうれしい…。

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作り方:
室温にもどしたバターを大きいボウルに入れてざっと混ぜ、砂糖を3回にわけてすり混ぜる。バターが白っぽくなったら、とき卵を3回に分けて混ぜる(この段階でバターと卵は分離していてもOK)。

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ふるっておいた薄力粉+ベーキングパウダーを1/3量入れ、大きく混ぜる。

粉けがあるうちに牛乳を分量の半分入れて軽く混ぜ、残りの粉の1/2を入れてまた混ぜる。さらに残りの牛乳→残りの粉…と繰り返し、生地に粉けがなくなるまで全体を混ぜる。

今回のレシピは「生のフルーツをのせても負けないもっちり生地」がポイントなので、よく混ぜることが大事なようです。

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バニラオイルを数滴加えたら生地の完成。

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りんごは皮をむいて1/4にカットし、表面に3本切り込みを入れます。
ちなみにりんごは、立派な大玉ではなく、小玉がベター(大きいものはマフィンカップに入りきらないので)。

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ちなみにそのマフィンカップですが、パール金属から出てる紙のマフィン型(Lサイズ)がサイズに余裕があっておすすめです。(100均で売ってるカップは小さいものが多くて、リンゴがそのまま入りきらなかったので)。

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マフィン型に生地を等分して入れていきます。
しっかり粘度のある生地なので、なかなかきれいには入りませんが、雑でぜんぜんOK。
ここに1/4にカットした生りんごを乗せますが、このとき生地にぎゅぎゅっと押し込んで埋めるのがポイント。
カップに対し生地が少なく見えますが、ちゃんとベーキングパウダー様が仕事して膨らんでくれるので無問題。

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仕上げにバニラシュガー(なければふつうの砂糖でOK)をふりかけ、180度のオーブンで25~30分(うちのしょぼい電気オーブンだと、もうちょっと時間がかかりました)。

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焼きムラができないよう、途中で天板の手前と奥を逆にするのも忘れず。

焼き上がり。いい匂いーー。
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コーヒーと一緒にひと息。
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食べた感想:
冷めてももちろんおいしいけど、せっかく家で作るならマフィンはやっぱり熱々で食べたい。
どどんと乗った生のりんごは、シャキシャキ感そのまま。恐ろしいことに甘さひかえめだから、いくらでも食べられる…。
シロさんが感心したとおり、りんごの水分と生地と接した部分はカスタードクリームのようになっていて、しっとりとふわふわ、両方の食感が楽しめます。

焼き菓子は日持ちがするものが多いけど、これはフレッシュなりんごのおいしさが楽しめる分、賞味期限は早め。佳代子さんいわく、作ったその日~翌日中に食べたほうがよいそう。
生菓子に近い焼き菓子、という感じがなんか新鮮。

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おやつ、朝食、おすそわけ…とちょこちょこつまんでたら、たくさん焼いたのにあっという間になくなってしまった。
洋なしとかバナナとか、ほかの果物でアレンジしてもおいしそうだなー。

ちなみに佳代子さんいわく今回のレシピは「テレビで見た森岡梨さんのマフィンをアレンジした」そうです。このレシピかな?

動画版もどうぞ。






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