※2020年7月追記
ウニが安く手に入ったので久々に作りました(動画も作ってみました)。
「ワカコ酒」4巻が相変わらず酒飲みにとって癒やしの内容でした。
「同僚から見たワカコさん」の回(「後輩君の憂鬱」)が、なぜ読者の我々が彼女に惹かれるのかがズバリ説明されてて、あらためていいなあ、と思ったり。「余裕のある人」になりたいものですね。
※【コマ引用】「ワカコ酒」(新久千映/徳間書店)4巻より
4巻は再び登場した自宅酒のメニュー(酒盗onポテトサラダ)もおいしそうだったのですが、お店メニューで「これ食べたい!」とハゲしく心ゆさぶられたのが、「ウニクレソン」。
結婚パーティ帰りでめかしこんだワカコさんが、ふらっと寄った鉄板焼きのお店のメニューです。名前のとおり、ウニとクレソンをバターでさっと鉄板で炒めてバゲットを添えたもの。
「密かに広島名物になりつつあるやつだ」のセリフで初めて知ったのですが、ワカコ酒のメイン舞台・広島で広まりつつあるご当地メニューらしい。
漫画に出てくるお店のモデルなのかもしれないですが、どうやらこのお店が発祥のようです。
ウニもクレソンも特に広島の名産ってわけではないようだけど(私が知らないだけ?)、こうやって名物料理が広まっていくってちょっと面白い。
材料:(分量はご参考までに)
・クレソン 2束(少量なら4束)
・ウニ 1パック
・バター 20g(内10gはバゲット用)
・しょうゆ 小さじ1
・バゲット 4枚
・レモン 輪切り1枚
近所のスーパーで、カナダ産のウニがこの量で780円!とお安く手に入ったので、思い切って全部使います(途中つまみぐいしたけど)。
作り方:
ウニクレソンと別のフライパンを熱してバター10gを入れ、バゲットを焼いておきます。(トースターでもいいかと思いますが、鉄板調理の雰囲気を無理やり出したいので…)
フライパンにバター10gを熱し、クレソンをさっと炒めます。
ウニをどかっと投入して軽く混ぜ、しょうゆを小さじ1ほど絡めます。
皿に盛り、焼いたバゲット、レモンのスライスを飾りつけて完成。
豪華なわりに簡単。
家でこんなに大量のウニを食べるのって初めてかも。バチが当たらないか怖い。
レモンを軽く絞って、ビールとともにいただきます。
食べた感想:
シャキシャキのクレソンにウニとバターがクリーミーに絡んで、庶民的な鉄板焼きのおつまみと思えない、まるでフレンチの一皿みたいな贅沢な味。クレソンは炒めると独特の香りも抑えられるので、苦手な人でも大丈夫なはず。
「珍しいものの寄せ集めかと思いきや 脳の奥底に持ってたおいしさのピースがピッタリはまる」
そんなワカコさんの脳内感想に共感できる、食べたことがないのにハラオチするおいしさ。
バゲットにウニをのせても美味。
皿に残ったウニ+バター+しょうゆ+レモン汁のソースにつけてもたまらん。もっと食べたい。 作るのも一瞬なら、食べ終わるのも一瞬。美味しいものって儚いですね……(ぢっと皿をみる)。機会があったら、広島で本場のウニクレソンも食べたいなあ。
アニメ版のウニクレソン回。
コメント
コメント一覧 (14)
はじめまして、コメントありがとうございました!
ひよこまめさんのブログもおいしそうなものがいっぱいですね(´u`*)晩御飯の参考にさせていただきたい…
あまり更新頻度高くないブログですが、また気が向いたときにでも遊びにきてくださいませ!
はじめまして、コメントありがとうございます!
ウニなんてめったに買わないので、勇気をふりしぼりましたw
美味しんぼもおいしそうなメニューの宝庫ですよね。
うちのブログでも過去に何品か再現してるので、機会あればぜひご覧ください^^
はじめまして、広島の方からのコメントうれしいです!
おお、クレソンじゃなくてホウレンソウ使ってもOKなんですね(クレソン、今の時期高いのでありがたし)。
バター50gですか!
わー、ソースがさらに濃厚になりそうで、やばそう&おいしそう…次に安いウニを見つけたらリベンジしてみますw
おおー、広島ご在住なのでしょうか?気になっていた情報いただけてうれしいです!
ウニとクレソン、名物ってわけではないのですね~。
名産品ではないものを料理で名物化するって、確かに不思議@@
それだけ食文化が洗練されているんでしょうね。
次に広島にいく機会があったら、汁なし担担麺&蕎麦、ぜひ食べてみます!
新刊、油断すると溜まっちゃいますよね(ノo`)ウチモオナジデス...
そうそう、ワカコさんみたいにスマートなひとり飲みって意外と難しいですよね。
私もメニューをハゲしく検討しすぎて失敗するタイプです(食の軍師のダメなほう)
欲張らず一品集中がポイントなのか~。と学ぶとすぐ試しにいきたくなっちゃいますね^^;
作るのも簡単ですが、食べつくすのも一瞬でなんだか切ない気持ちになりましたw
ウニ、たまーにお安く売られてるときがありますよね、その時をねらってぜひ^^
ワカコさんはビールにあわせてたけど、確かに白ワインや焼酎も合いそう!(また食べたくなってきた( º﹃º`)
グルメ漫画ってどうしても首都圏中心になってしまうので、ワカコ酒の舞台が広島ってユニークですよね。広島行きたい熱が高まってしまう~(ドラマもせっかくなら広島舞台がよかったなあ)。
ウニ、高いですよねTT
たまたまスーパーでお得に売られてたので(ほかの店だとほんのちょっぴりの量で同じ価格…)思い切れたのですが、ソースをなめつくす勢いでいただきましたw
ぼちぼち更新続けますので、今後もよろしくおねがいしますmm
とっても面白いコンセプトのブログで、興味をもったのでコメントさせて頂きました♪
ウニクレソン美味しそうですね~!!
また遊びに来ます(*´∀`*)
うにですか!
いいなあ。
こういう漫画の再現ていいですね
美味しんぼとかやろうかなと思ったことあります^^
見た後検索してたらこちらに辿り着きました〜
広島では数件の鉄板焼きの店のせいで
ニセモノ!?のウニホウレンが普及しつつあります(涙)
ぜひぜひ中ちゃんのウニホウレンがホンモノだって
広まって欲しいものです〜
初めて食べたのは20年以上前でブームではないです〜
バターは恐らく50gくらいは使ってます!
バケットはバター付けずでもクレソン側のバター汁が
浸かっちゃうだけですよ〜(笑)
仰る通りです。特にウニが捕れるワケでも無いしクレソンを栽培しているワケでも無いです。
一般のモノよりも香りも形も優しく丸い春菊や観音葱と呼ばれる独特の野菜は栽培されてますがこれについては特に名物も無いのです。
広島の名物と言うか常食であるお好み焼きも特に小麦を作っている訳でもキャベツの栽培が有名な訳でもありません。
まぁ小麦粉については戦後GHQの食糧支援で広まったワケですが、豚肉についてもそこそこやってはいるモノのそこまでメジャーでは無いです。
唯一モヤシがブラックマッペと言われる豆のモヤシで他地域には無いですけど…そんな感じですね。
広島って牡蠣は別格として何故かそんなに地元で作って無いモノで名物化してしまう不思議な土地であります。
因みに今広島市ではこれまた全く縁もゆかりもない四川省の汁無し担々麺が一般化して専門店は勿論あらゆる店で食べられます。
あと“蕎麦職人の頂点、通称ゴッドハンド”と呼ばれている高橋邦宏氏がいたので蕎麦も侮れないです。
なかなか出かける機会がなく(漫画はできれば自分の手に取って購入したい派(笑))購入予定の新刊もどんどん溜まってってます。
自分語りはさておき。
ワカコ酒、私もお気に入りの漫画です!
お店で(ほぼ)一品だけ頼んでそれをつまみに酒を嗜む・・・いつも思うけど本当になんて粋な飲み方☆
独身の時になんで一人で店飲みをやらなかったんだと今更ながら激しく後悔してます(笑)
でも私の場合、一品だけじゃ絶対に物足りないからあれもこれもと頼んで野暮ったい飲み方になってしまいそう。
まあそれはそれで楽しいですけどね。
近場のスーパーでたまに安い米国産出てる時あるから、一箱使って試してみますかね……
ウニがメインだけに白ワインとも合いそうですが、味付けがバター醤油なので焼酎や日本酒とも合いそう!
ワカコ酒、いいですよね〜。私も大好きです!
ワカコは広島出身だから、広島のおいしいもの(帰省した
時、東京に帰る新幹線の中で食べてた夫婦あなごとか)を知ることができるのも大きなポイントですよねー。
以前再現されていたぶりんごも美味しそう!と真似したくなりましたが、ウニはいかんせんお値段が気になって、なかなか手が出せそうにないような…汗
新刊本からいち早く再現する貪欲さ、素敵です!
また次の更新も楽しみにしています☻