
肉じゃがやカレーの例のように、関東は豚肉、関西は牛肉が好まれる傾向というのは有名な話。
私は関東在住の関西出身者ですが、こっちに来てから食べる機会が少なくなったもののひとつが、ビフカツ(牛カツとも言う)でした。

※【コマ引用】「クッキングパパ」(うえやまとち/講談社)110巻より
関西では夕飯にも度々出てきたし、洋食屋さんなどには大抵並んでいるメニュー。
トンカツよりもちょっと“ごちそう感”があって、安い赤身の肉でも美味しく変身するので好きだったんですよね。
モーニングで「クッキングパパ」を読んでたら、その懐かしのビーフカツが出てきたので懐かしくなって、作ってしまいました。
しかしこの回のクッキングパパはちょっとシュールだ。営業に転身した種ヶ島先輩と江口君は、連日の残業の合間に二人で「エアヤキニク」「エアもつ鍋」「エアバーベキュー」で気分転換(元ネタはやっぱりこのサイトなんでしょうか)。
その様子がこんな感じ↓

※【コマ引用】「クッキングパパ」(うえやまとち/講談社)110巻より
守衛さん(?)の「ふーん大丈夫かこいつらー」が他人事っぽくてよいです。
でも確かに残業してるとこんな変なテンションになっちゃうことありますよね。そもそも会社で普通にビフカツを揚げてる荒岩パパもすごいですがw

さて作り方。
1.今回は安い輸入のランプ肉を使用(3?4人前はある、わらじみたいな大きさのが980円だった)。牛乳が余ってたので、15分くらい漬けてみました(臭みを抑えてくれるらしい)。


2.その間に、つけあわせのジャガイモとニンジンをゆでておきます。
3.玉ねぎとエリンギ(レシピではマッシュルームでしたが、買い忘れてしまった)を刻みます。


4. 鍋に油をひいて3を炒め、ハインツなどのデミグラスソース缶を投入。お好みで赤ワインやソース、ケチャップなどで味付け、一煮立ちさせます。
5.1の牛肉の水気を軽く拭いて塩こしょうし、小麦粉をうすくはたき、卵液→パン粉の順で衣をつけます。

6.180度の油で片面1分ずつ揚げ、そのあと1分置いてから切ると、ミディアムに仕上がるらしいです。
今回は肉が厚すぎたので、ちょっとレア気味に仕上がりました。
お皿にデミグラスソースをしき、ビフカツと野菜を並べて出来上がり。
食べた感想:
ビフカツは普段ウスターソースで食べてたんですが、デミグラスソースも美味しい! ご飯にあうー。味付けがわりとこってりしてるので、霜降りの肉もいいけれど、赤身の肉のほうがさっぱり食べられるかも。久々に肉感のある食べ物を堪能しました。ゲフー( ´)Д(`)
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