しばらくブログから離れてまして、ひさびさの更新になってしまいました(コメントの確認も遅くなってしまい申し訳ありませんm_ _m)。ご飯はぼちぼち作っていたので、ぼちぼち棚おろしで更新していきます。
※【コマ引用】「すみれファンファーレ」(松島直子/小学館)4巻より
今年の冬に出た「すみれファンファーレ」4巻から、すみれちゃんのママが昔同僚だったチェコ人のシェフに教えてもらったという「ブランボラーク」を再現してみました。
ブランボラークはチェコのジャガイモ料理で、パンケーキのような、お好み焼きのような家庭料理。ドイツにも似た料理があったと思いますが、中欧~東欧はジャガイモ好きのイメージが強いですよね(美味しんぼのザビーネさんのポテトパンケーキとか)。
材料:
小麦粉、卵、牛乳、じゃがいも(今回はメークイン)、にんにく、塩、それからハーブスパイスの「マジョラム」。
マジョラムは初めて使うハーブですが、ハーブ界のなかでもメルヘン度高めというか、名前から魔女の秘薬っぽいというか、使う前からテンションが上がります(ちなみに和名は「茉夭刺那(マヨラナ)」らしい。どこまで中二病なんだ!)。
作り方:
ジャガイモは皮をむいてボウルにすりおろします。小麦粉、すりおろしたニンニク、卵、牛乳、塩、マジョラムを加えて混ぜます。
熱したフライパンにバターor油を入れ、タネを流し込んで両面をカリっとキツネ色に焼きます。
タルタルソースとキャロットラペを添えて完成。 タルタルソースはゆで玉子、ピクルス、マヨネーズ、塩コショウを混ぜたもの。
キャロットラペは千切りしたニンジンとオリーブ油、塩コショウ、レモン汁をあえるだけ(ニンジン苦手だけど、キャロットラペだけは大好き!レモン汁をオレンジジュースに変えても旨いです)。
食べた感想:
マジョラムの独特の香りとニンニクが効いた、おつまみにもなりそうな「おかず系パンケーキ」といった感じ。モチモチした食感で、お腹持ちもよさそう。
タルタルソースで食べるのでこってりしてますが、付け合せのキャロットラペがちょうどいい口直しになっています。
パンケーキみたいなもんだから、甘いシロップ系も合うかな~、と思って試してみましたが、スパイスの匂いがジャマをしていまいち合わず……。甘くして食べる場合は、マジョラムとニンニクは抜いたほうがよさそう。
4巻ではロシア人の転校生・ソンチェフくんがすみれちゃんの新しい友達として登場しますが、このブランボラークのエピソードでは、ソンチェフくんとの別れの日が来ることが明らかになります。
ジャガイモのパンケーキはロシア周辺でも食べられている料理だそう。 異国の味はおいしくて楽しいけれど、すみれちゃんにとっては、日本と外国の「遠さ」を実感させる切ない味になったかもしれません。
コメント
コメント一覧 (4)
お気遣いいただいてありがとうございました&ご心配おかけしましたm__m
すみれファンファーレ、お母さんの作る料理がどれもこれもおいしそうで毎巻楽しみです。
4巻はジップロックで漬ける梅干しもおいしそうでした^^
付け合せ、確かにマヨ系のお惣菜あわせてもいけそうですね!
(私もこれ、朝食によさそうー、とおもいました)
ご覧いただいてありがとうございます!
なかなか更新できず心苦しいですが、今後もぼちぼち続けていきますので、どうぞよろしくお願いします。
まんが料理は夢があって楽しいです
これからも楽しみにしています
ずっと更新されてなかったので、プライベートがお忙しかったのか、それともひょっとして体調を崩してしまわれたのか・・・などいろいろ心配しておりました~。
『すみれファンファーレ』は購読していないのですが、この漫画もちょくちょく美味しそうな料理が出てきますよね。
今回のこの「ブランボラーク」はタルタルの他にも、ツナマヨとかマカロニサラダとかでも合いそうですね。朝食か軽食系っぽくて。