「きのう何食べた?」カキフライ

昨年末に発売された「何食べ」8巻から、 
・カキフライ 
・ほうれん草の梅びたし 
・かみなりこんにゃく 
・とうふとなめこのみそ汁 
の献立。 

「きのう何食べた?」(よしながふみ/講談社)8巻より
※【コマ引用】「きのう何食べた?」(よしながふみ/講談社)8巻より

佳代子さん宅よりおすそわけしてもらったカキが、みんな大好き冬のごちそう、カキフライに。

8巻はおでんやブラウニーなど、今の季節に料理が多いのがうれしい。 そして初の外食&旅行編があるのも見どころ(京都の俵屋、泊まってみたい~)。


広島産カキ 
カキは広島産の加熱用、大粒のものを。 百貨店とかお高めスーパーを見て回って探したのですが意外にぴったりの商品がなく、結局近所のヨーカドーで発見(しかも安い)。灯台モトクラシー…。

カキを洗う カキの水気をふく 
カキは塩水のなかで振り洗いし、キッチンペーパーで水気をとる。 

いつも自分で作るときは、大粒のカキを使ってもコロモ薄めの貧相なカキフライになってしまうんですが、今回はどーしても、シロさんちのようにぷっくり見栄えのいいフライにしたい。

さてどうすればいいのやら……と調べてみたら、コツは以下の2点でした。

小麦粉 生パン粉 
ひとつは、カキ全体に小麦粉をしっかりつけること。いつもテキトーにまぶしちゃうのですが、今回はヒダの部分まで万遍なくつくようにしました。 

もうひとつは生パン粉を使うこと。よくほぐした卵液に浸したあと、生パン粉をカキにたっぷりつけます。 (うまい人なら普通の乾燥パン粉でもちゃんと仕上げられそうですが、揚げ物慣れしてない私はしっとりしてる生パン粉のほうが扱いやすかった)

揚げる 揚がった 
180度の油で揚げ、身が縮んでしまわないようにコロモがキツネ色になったらさっと引き上げる。

2つまとめて 
作中のメモにあったけど、小ぶりなカキが混ざってたら、2つまとめてコロモをつけて一緒に揚げてしまうといいそう。エビフライとかにも応用できそーだ。

シロさんとケンジのやりとりのように カ・キ・フ・ラ・イッできたよー と作り手はスタッカートをつけて食卓に呼びたくなり、呼ばれた側もルンルンで駆けつける勢いなのがカキフライという食べ物。 

「きのう何食べた?」カキフライ 
普段はおかずを個別盛りするシロさんだけど、揚げ物メニューの時は大皿盛りにすることが多い気が。

揚げ物の時はガッツリ食べたいモードだから、やっぱりドカッと出したほうが気分もアガるのでしょうか。

カキフライ 
生まれて初めて理想のコロモの形に成功したビッグカキフライ、うっとり。さっと揚げてるから、ジューシーさはそのまま。いくらでも食べられそう。

「バーバー・ハーバー」(小池田マヤ/講談社)5巻より
※【コマ引用】「バーバー・ハーバー」(小池田マヤ/講談社)5巻より 

そういえば小池田マヤ先生の「バーバー・ハーバー」でも、カキフライを家で食べる時はいつもひとり5個と決まっているので、いつか思いっきり食べてみたい……とマスターが語るシーンがありました。 

トンカツとはまた違う意味で、男子のテンションMAXなご馳走フライなのかも。 相変わらず副菜がまたバランスよくて、定番にしたくなったものも。 

ほうれん草の梅びたし

梅だれ 
ほうれん草の梅びたし 
叩いた梅干し、みりん、醤油、砂糖、酢、だしの素、水をあわせたタレを、ゆでたほうれん草にかけたもの。 フライものを食べた口がさっぱりする一品。

とうふとなめこのみそ汁 
かみなりこんにゃく、とうふとなめこのみそ汁 
かみなりこんにゃくは、一口大にちぎったこんにゃくをゆでて、めんつゆで炒めて一味を振った簡単メニュー。 こちらもフライものとあわせるのに、カロリーの低さがうれしい。


ようやく年初めの更新ができました…。 今年こそせめて広告強制表示が出ない頻度で(1カ月放置すると自動で出るよう)続けられたらと思います。

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