久々に「深夜食堂」から。気が付けばもう11巻! すっかりご長寿作品ですが、いつまでもゆるりゆるりと続いてほしい漫画。
登場する料理は誰もが食べ慣れているオーソドックスなものがメインなだけあって、なかなか再現しにくいことが多いのですが、たまに登場するマスターのオリジナルレシピ(?)はつい作りたくなってしまう。
というわけで、11巻に登場するおいしそうなおつまみ2品。
※【コマ引用】「深夜食堂」(安倍夜郎/小学館)11巻より
ピータン豆腐:
第145夜のエピソードに登場。やっこの上に厚めに切ったピータン、香味野菜をのせて特製のタレをかけた一品。雑誌編集者・ミナコさんのお気に入り。
作中の説明のとおり作ってみます。 ピータンは適当な大きさに切り、ネギ、ザーサイ、ショウガは細かくみじん切りに。しょうゆ、酒、ごま油、ラー油をよく混ぜたタレを作り、やっこにかけて完成。
刻んだ香味野菜にピリ辛のタレ、ピータンのゼラチン&こってりした黄身のおかげで、冷奴のくせにリッチな味。
※【コマ引用】「深夜食堂」(安倍夜郎/小学館)11巻より
さらに、さらにですよ。エピソードには、私の大好きなまゆみちゃんが登場するのですが、ここで「牛すじ大根と玉子のおでん」以来のスペシャルな食べ方を指南してくれます。
オーダーしたピータン豆腐を、白いご飯の上にタレごとぶっかけ、さらにその上にオイスターソース、という荒業!
豆腐はお行儀悪に、ぐちゃぐちゃにかき混ぜる。
冷奴にオイスターソースか…と、ちょっと疑りながら&恐々と食べてみたら、これがめちゃくちゃおいしい! ハマって連日食べてしまったほど。
豆腐丼はもとからあっさりしてて好きだけど、オイスターソースやピータンで「おかず」として成立する感じに。 さすが、まゆみちゃんの食べ方にハズれなし。
長いものソテー:
もう一品は、第151夜に登場するこの料理。マスターが開店前に一杯飲んだ居酒屋で食べて気に入り、自己流で作ったメニューらしい。(欄外に「協力◎東京・町屋『あかりや』」と書かれてますが、実在の居酒屋さんのメニューなのかしら)
作り方はこちらも超簡単です。皮をむき、フライパンを熱してオリーブ油と塩をひとつまみ入れ、適当な厚さに切った長いもを両面きつね色に焼く。仕上げにしょうゆをひと回ししたら完成。
これもお酒が進む。しっかりした味なので、ご飯のおともにもなりそう。
このエピソードは店の常連、AV男優・エレクト大木が主役ですが、ポテトサラダといい彼はなぜかイモ関連のエピソードが多いのが不思議ですね…。
コメント
コメント一覧 (2)
最近ふと思い出した「あずきちゃん」にでてくるロールしたサンドイッチと海老フライに醤油をかけて食べるというのを是非試してみてください。
海老フライおいしいです。あずきちゃん胸がキュンキュンします。なつかしいです。
実際に、安倍夜郎先生がいらっしゃっていました。
http://akariya.ciao.jp/