
「フラワー・オブ・ライフ」のメニューが続いたので、たまにはほかのよしながふみ作品からピックアップ。
親子を軸にしたオムニバス短編集「こどもの体温」に登場する、シンプルなケーキです。
※【コマ引用】「こどもの体温」(よしながふみ/新書館)より
ひょんなことから義父のホームパーティの準備を手伝うことになった主人公。
ありあわせの材料で用意したのは、ミネストローネ、鳥もも肉のパン粉焼き、インゲンのソテー、そしてこのバターを使わない簡単ケーキ。
これらはすべて、ある人の思い出につながる料理で……というストーリー。(関係ないけどこのお義父さん、故・藤岡琢也氏に似てません?)
手際よく出来上がっていく料理の数々、そして「食」がつなぐ人と人の関係。連載中の「きのう何食べた?」の原点がかいま見えるような作品です。
ちなみにこのケーキ、インタビューによると、子どもの頃生クリームが苦手だったよしなが先生のために、お母さまが考案してくれたパウンド型で焼くシフォンケーキのレシピが元になってるんだそうな。
レシピは作中で詳しく解説されてるから安心…と思いきや、分量が曖昧なことに気付き、直前でネットで調べたりしてバタバタしちゃいました。
卵白を泡立てたボウルと、卵黄、小麦粉、砂糖、サラダ油、水、塩、バニラエッセンスを混ぜたボウルを用意。 上記を軽く混ぜ合わせてパウンドケーキの型に入れ、中火に予熱したオーブンへ。35分程度焼きます。
焼き上がったのがこちら。ベーキングパウダーを入れてないので、オーブンから出して粗熱が冷めると、ちょっと萎んじゃいました。
粉砂糖と微量の牛乳を練り合わせ、ケーキの上に塗って出来上がり。
食べた感想:
ほんとに素朴な味ですが、上の粉砂糖の部分がアクセントになって、なかなかウマイです。ただちょっとパサパサになっちゃったので、もうちょっと分量を計算して、しっとりふんわりさせたいなー。
しかしケーキ類って、材料の配分とか変えるだけで、全然違うモノになるのがすごいわー、と菓子作り初心者ならではの感想で〆ます。
<2015年追記> 「きのう何食べた?」11巻にもこのケーキが登場しました! 詳しい分量も載っていたので、再現し直した記事はこちらからどうぞ。 (※麻さん、コメント欄で教えてくださってありがとうございますmm)
焼き上がったのがこちら。ベーキングパウダーを入れてないので、オーブンから出して粗熱が冷めると、ちょっと萎んじゃいました。
粉砂糖と微量の牛乳を練り合わせ、ケーキの上に塗って出来上がり。
食べた感想:
ほんとに素朴な味ですが、上の粉砂糖の部分がアクセントになって、なかなかウマイです。ただちょっとパサパサになっちゃったので、もうちょっと分量を計算して、しっとりふんわりさせたいなー。
しかしケーキ類って、材料の配分とか変えるだけで、全然違うモノになるのがすごいわー、と菓子作り初心者ならではの感想で〆ます。
<2015年追記> 「きのう何食べた?」11巻にもこのケーキが登場しました! 詳しい分量も載っていたので、再現し直した記事はこちらからどうぞ。 (※麻さん、コメント欄で教えてくださってありがとうございますmm)












コメント
コメント一覧 (2)
わー、教えていただいてありがとうございます!
最近モーニング本誌を溜めてて気づかなかったのですが、11巻に載ってるのを見ました!
いろいろと疑問に思ってたことが解明されて、うれしいですTT 早く作りたい~。
シロさんのお母さんの「ないところから工夫して作る」発想、すてきでしたね。
いつの号かは分からないのですが(動物病院の待合に置いてあったのをチラ見しただけなので)、雑誌の感じからして多分最近のだと思います。
読みながら「マンガ食堂で再現されてたなぁ、納得いってない感じだったなぁ」とぱっと頭に浮かんで、それから何だかもう伝えたくて仕方なくてコメントしちゃいました!(笑)
私は単行本派なので、このケーキが収録された単行本が発売されるのが楽しみです!このケーキ誕生のエピソードもとても良かった!まさに「お母さん」の発想から生まれたんですね~。
砂糖衣も粉砂糖じゃなくてフロストシュガーを使うとは・・・ヨーグルトについて来るのを貯めてたのかしら?(笑)
それでは、長々と失礼しました。これからも更新楽しみにしています!