2020年1月追記:
アニメ化うれしすぎて大葉ギョーザ久しぶりに作ったので写真・分量追記などリメイクしました。
あと動画も作ったのでぜひ。
※【コマ引用】「ドロヘドロ」(林田球/小学館)1巻より
ご無沙汰しておりました。引っ越しやら仕事で忙しかったのですが、その間にオススメされてハマってしまった漫画が「ドロヘドロ」。
血や内臓が惜しみなく飛ぶ陰惨さと、アメコミのように個性的でトボけたキャラたちのギャップが楽しすぎて、久々に一気読みしてしまいました。あと、ダークな世界に反して、出てくるご飯がやたらとおいしそう。
というわけで、今回は主人公のトカゲ男・カイマンの好物で、相方のニカイドウの得意料理でもある「大葉ギョーザ」にチャレンジしてみました。
食堂「ハングリーバグ」の名物で、カイマンがおいしそうに食べるシーンが何度も描かれるこの料理、5巻のおまけ漫画に詳しい作り方が載っています。
作り方:(分量は参考まで/20個分くらい)
まずは干し椎茸を水で半日ほど漬けて戻します。「ギョーザには干し椎茸を入れろーッ」と、煙さんもおっしゃっております。
ボウルに小麦粉(強力粉と薄力粉を50gずつ)を山になるように入れ、中央に穴を作って水50~75ccを少しずつ加えてまとめます。
耳たぶほどの硬さになったら、丸くまとめて濡れ布巾をかけ、30分ほど休ませます。
その間に
・水で戻した干し椎茸(2~3枚)
・ネギ(1本分)
・にんにく(1かけ分)
・大葉(10~15枚)
をできるだけ細かくみじん切りします。
お肉は
・豚ひき肉(150g)
※今回はうち半分を豚バラを粗みじん切りしたものにします
あと
・しょうが(すりおろし/1かけ分)
も用意しておきます。
(※ギョーザの肉だねの残りで「まかないギョーザバーグ丼」も作る場合、上記や調味料の分量は2倍にしてください)
最初に豚ひき肉と塩(小さじ1/2)をねばりが出るまで混ぜます。
酒(大さじ1)、しょうゆ(大さじ1/2)を加え、肉にしみ込ませるように都度よく混ぜあわせます。
続けて入れるのが「ハングリーバグ特製調味料」。
特製調味料は詳しく描かれていませんが
・干し椎茸の戻し汁(大さじ2)
・顆粒鶏がらスープ(大さじ1/2)
・オイスターソース(小さじ1)
・味噌(大さじ1/2)
・ごま油(大さじ1/2)
を適当に混ぜ合わせて作ってみた。
特製調味料を2~3回に分けて加え、混ぜこんだらラップをして冷蔵庫へ。
休ませていた生地を棒状にしたものを2本分作り、それぞれ包丁で10等分して(※計20個分作ります)麺棒で丸く伸ばします。
生地はくっつきやすいので、切り分けたら強力粉をまぶしておきます。
切り分けた生地を手のひらで押しつぶし、生地を回しながら生地の端から中央に向けてめん棒で伸ばして直径6~7cm程度に丸く整えます。
同じように整えた生地を3~5枚くらい打ち粉をして重ね、まとめてめん棒でタテ・横に広げ、その後はがすと効率よいです。
(このへん動画でご覧いただいたほうがわかりやすいかも)
出来上がった皮に大葉を1枚のせ、タネをのせて包みます。市販品より皮は大き目でよく伸びるので、肉もたっぷり入ります。
フライパンに油を引いて熱し、ギョーザを並べます。熱湯を入れ、ふたをして蒸し焼きにし、水気を飛ばして焼き目をつけたら完成。
お供はもちろんビール!
整然と(?)並べるのもいいけど、
てんこもりスタイルもドロヘドロっぽくてよい(なにより楽だし)。
食べた感想:
いつもギョーザは野菜多めで作ることが多いけど、今回はお肉がメイン。焼きたての熱さを我慢して噛むと、カイマンが食べていたシーンのようにジュっと肉汁が出てきて、嗚呼うまい。
肉ギョーザといえど、たっぷり入った大葉が、肉のしつこさをさっぱりさせてくれるので、いくらでも入ります。手作りの皮は面倒だけど、モチモチしていてやっぱりほかには代えられない味(でも時間ないときは、市販ので充分かも)。
しかしこれを毎回タダ食いしてるカイマンって……。そして快く提供してるニカイドウって。友情ってスバラシイ。
8巻のおまけに登場する「まかないギョーザバーグ」もあります(※2020.1 こちらも写真更新しました)。ギョ~ザッザッザッ。
コメント
コメント一覧 (15)
また遊びに来ます!!
はじめまして、コメントありがとうございます!
ドロヘドロファンの方にご覧いただけてうれしいです!!
ニカイドウや丹波社長の料理の腕には到底かないませんが、おいしそうと言っていただけて光栄です。
社長の肉パイも、ぜひ挑戦したいです。
(そして「パイマン」のお名前に思わず吹きましたw あのカイマンの女装大好きです)
素晴らしい完成度ですね!凄く美味しそう(^^)d
私も近々挑戦してみます!
今度は是非、レストラン丹波のパイをお願いします!!
わー、ありがとうございます!!
手作り餃子、私も皮から作るのはいまだに慣れないですね…。
手際が悪いので、夕飯の予定時間が毎回大幅にオーバーして家族に迷惑かけてますw
はじめまして、コメントありがとうございます!
「ドロヘドロ」、なんでもっと早く読まなかったんだろー、というくらいハマりました。
花煙の「ボスのこだわりそば」、あれもおいしそうでしたよね!
揚げきのこのトッピングって、どんな感じになるんだろう……。
お久しぶりです!ふたたびコメントいただけてうれしいですー。
「学研のおばちゃん」のCM、もちろん知ってますよ!
今でも、つい口ずさんでしまう私はもちろんオーバーサーティ……。
しかし学研と同じ扱いに据えていただくなんて、モッタイナイ限りです。
大葉の塩もみのおにぎり、おいしそうですね!
大葉も半端余ったとき、冷蔵庫で干からびてしまうことが多いので、ぜひ作ってみたいです。
まるまるさんは、いつもツボに入るレシピをくださるのがスゴイ…!
お久しぶりです、コメントありがとうございます!
ビールと餃子って、ほんとに相性よすぎますよねー。
この組み合わせだと、エンドレスに食が進むからキケンですが…w
すっかりご無沙汰してしまってスビバセン…!
そしてまたコメントいただけてうれしいですー。
肉餃子って普段あまり食べないのですが、大葉を入れたらこんなにさっぱりするんだー、と驚きました。
干し椎茸も入れたの初めてでしたが、わたしも定番になりそうです。
「毎日かあさん」は、ネットにアップされている分をちょこちょこ見てたのですが、面白いですよね。
ブログに登場する、西原先生の得意料理のから揚げを食べてみたい……とあこがれてますw
書籍もチェックしてみまーす!
はい、久々すぎる更新になってしまいました……。
今後もスローペースになると思いますが、気が向いたときにご覧いただければうれしいです!
容器ですが、野田琺瑯というメーカーのやつですー。
でも後から無印でも似てるのが出てると知って、そっちにすればよかった…とちょっと後悔してます^^;
ホーロー、臭いもつかないし、そのまま火にかけられるし便利でいいですよね。
手作り餃子・・・・・・いつかやってみたいけどどうしても踏ん切れん・・・
大変そうなんだよね・・・
お肉たっぷり具合がたまらなく美味しそうです!
本編は結構食べるシーン多いですけど、やっぱりこのしそ餃子は特別ですよね。
個人的には『ボスのこだわりそば』も一度は食べてみたいところです(笑
この待ってました!っという感覚、
どこかで経験したことがあるなぁと考えていたら
学研のおばちゃんを待っていた、あの感覚と似ていました。
「まだかな、まだかな~♪」
でお馴染みのあの懐かしいCM、御存知ですか?
それにしても餃子おいしそうです。
大葉といえば、細かく刻んで塩で揉み、ギューッと絞ったのを
ご飯に混ぜておむすびにしたのが最強に美味しいです。
確か鬼平犯科帳に出てきたような・・・是非お試し下さい。
これはいいです^^
ギョーザは最高です!!!
ビール飲みたーーい!!!
お仕事とお引っ越しとお疲れ様でした!
そしてお待ち申し上げておりました~☆
『ドロヘドロ』今人気急上昇中の漫画みたいですね。
大葉の餃子ってサッパリしてて美味しいですよねッ♪
私もよく作ります。タダ私の場合は大葉は刻んで入れるのですが・・・
ついでに干し椎茸、私も餃子に入れますよ。干し椎茸の出汁が染み出て美味しさが増しますよネ~w
余談ですが、最近は西原理恵子さんの『毎日かあさん』をよく読んでおります。
その最新刊に作者の西原さんが実際に作った珍妙な?おふくろ料理がありますが、一度それをumebonさんに実際作っていただきたけたらなぁ・・・なんて☆
おお。久しぶりの更新ですね。
毎回思うのですが、よく再現できるなぁ、と思います。(手間隙かかりそうなのに…)
きっとお料理好きな方なのでしょうね。
一枚目の写真の容器は、無印のホーロー容器でしょうか?