暑い日が続いています。「深夜食堂」6巻に登場する、山形の郷土料理「だし」を作ってみました。 作中では、秋の「新米」のエピソードに登場しましたが、本来は夏の食べ物。
※【コマ引用】「深夜食堂」(安倍夜郎/小学館)6巻より
コメント欄でも、山形出身の方から「食べるなら、ぜひ夏に」とオススメいただいたので、じっと耐え、ここ数日の猛暑でようやく解禁です。
作り方:
だしの作り方は家庭によって異なるようですが、「深夜食堂」の説明では、ナス、キュウリ、みょうが、ねぎ、しそ、オクラ、昆布を使うようです。
ちなみに昆布は、ねばりのあるものを使う場合が多いよう。今回はがごめ昆布を使ってみました。
全部の材料を細かく刻んで容器に入れ、しょうゆを適当に回しかけてよく混ぜて完成。味を馴染ませたほうがいいかしらと思い、冷蔵庫で1時間ほど寝かせました。
がごめ昆布のおかげで、かなり粘りが出ています。入れなくてもいいらしいので、お好みで。
炊きたてご飯にのっけていただきます。
食べた感想:
香味野菜がたっぷり入っていて、香りさわやか。昆布のねばりが刻み野菜とからんで、ツルツル&シャキシャキした食感もうまし。
炊きたてのご飯って、夏場はあまり食欲が沸かないものですが、これならいくらでも進みますね。冷奴やそうめん、オリーブオイルとあえて冷製パスタなんかにしても合いそう。
意外なことに、山形も夏はかなりの暑さになるようですが、そんな北国の猛暑を乗り切る知恵をかいま見たような気がします。今度は作中どおり、お米のおいしい季節に再チャレンジしてみよう。
コメント
コメント一覧 (16)
再びコメントいただけてうれしいです!
米サワー、まさに今の季節が作り時ですよね。
実験っぽいレシピで(爆発の恐怖とも隣り合わせ…)、大人の夏休みの自由研究にもなりそうですしw
郷土料理、確かに日本酒に合いそうなものが多いですよね!
私は日本酒がいまだにちゃんと飲めなくて、楽しめる方がほんとにうらやましい…。
かなさんのご実家も山形なんですね!
油揚げやカニカマ、アクセントになりそうで美味しそうーー。
ほかの山形ご出身の方からもコメントいただけて、ほんとに地元で親しまれている料理なんだなあ、と実感しました。
私もオリジナルの「だし」を作れる域にまで到達してみたい…w
なっとう昆布、調べてみましたが、これ単体でも美味しそうですね!
おおー、再びコメントいただけてうれしいです!
はい、いただいたアドバイスを守って、夏に食べて納得ですw
粘り系は入れない場合もあるんですね!
確かにさらっと食べたい時は、野菜だけでいいかも。
醤油であえたら、寝かさずにすぐ食べてもOKだったんですね@_@
うーん、さらに手軽で、ありがたい。
スーパーの市販品は、都内でも何度か見かけて気になってたんですが、やはり手作りにはかなわないんですね。
今年もまだまだ暑い日が続きそうなので、色々アレンジしつつ楽しもうと思います。
そういえば、スーパーでも売ってますよね。
(キムチ入りとかもあって、びっくりしましたw)
私も市販品が気になりつつ手がでなくて、今回初めて食べたんですが、こんなに簡単に作れるとは思いませんでした。
具材のアレンジも楽しめそうだし、夏中にまた作ってみたいです!
おお、あの番組でも取り上げられたことがあったんですね!
(今は松岡修造がレポーターなんですね、知らなかった…)
あのグルメなお三方に「一番美味しい」と絶賛されるのも、納得です。
発音は「だすぃ」が近いんですね。
「だし」だと「出汁」と間違えちゃうので、この発音いいかも!
しかしご実家のお野菜で作るなんて、贅沢でうらやましいーー。
おおー、北海道出身のかっぱさんとこにも、同じような料理があるんですね。
青唐辛子ってなんだか意外ですが、ピリっとして美味しそう。
冷や奴に乗せてみたい!!
はじめまして、コメントありがとうございます!
山形出身の方からコメントいただけてうれしいですー。
そ、そんなに暑いんですか…!
日本最高気温のレコードまで持っていたとは、驚きです。
でもだからこそ、こんな夏らしい爽やかな食べ物が生まれたんですね。
本場の冷やしラーメンも食べてみたいなあ。
はじめまして、コメントありがとうございます!
長芋に生姜! それぞれ美味しそうですーー。
やっぱりご家庭ごとに、好みの具があるんですね。
一度、本場で食べてみたいです。
”リトルフォレスト”の米サワーでコメントさせていただいてから、時折お邪魔させて頂いてます。まず、甘酒。とても安心できる味が再現でき、美味しかったです。米サワーは水分が足りなかったのか、ちょっと失敗してしまいました。また、再挑戦ってとこです。
こちらの料理の”だし”も美味しそうですねぇ。
確かに、ご飯がいくらでも食べられそうです。
”郷土料理”って、日本酒(大好きなんです)と合うように思います(笑)
母は、油揚やげをフライパンで焼いたものや・かにかまを細かくしたものをいれたりもしました。
それぞれの家でいれるものが微妙に違って面白いですよ。
地元のスーパーでは昆布もなっとう昆布という、だしようの昆布が売ってるんですよぉ~。
暑い時期に食べて下さってありがとうございます~、おいしいでしょ(笑)
ちなみにわたしの実家では昆布とか粘り系は入れませんでしたね、たぶん母の好みと思われます。
味をなじませる必要はまったくないと思います。
裏の畑でとれた野菜をささっと刻んで醤油をかけて、適当にあえたらすぐアツアツご飯にON!です。
多めに作って、残ったらタッパーに入れて冷蔵庫で次のご飯まで保存、もアリですが、基本はすぐ食べる、でOKかと。
そのほうがしゃきしゃきするし。
最近はスーパーでも出来合いのものが売られているんですが、薬味を入れて混ぜた状態の納豆が売られているみたいで、個人的には馴染めないです…。
生の夏野菜は体を冷やすので、猛暑にはピッタリですよ!
ダシ、美味しいですよね!ワタシは関西在住ですが、最近ではスーパーでも良く見かけます。
でもこんなに簡単に作れるのなら、近い内に作ってみようと思いました!
夏にピッタリなご飯をありがとうございました~!
以前、「kいしん坊万歳!」の歴代レポーターが顔を合わせて、それぞれ番組で食べた一番おいしかったものを作って対決する、というSP番組をやっていまして。
梅宮辰夫・村野武範・山下真二の3人が腕を振るっていたのですが3人が作ったものの中で一番おいしいと絶賛されたのがこの「だし」でした。
(「し」と「す」のあいだの音で「だし」「だす」「だすぃ」と3人で言い方を練習していました)
それを見てから作るようになりました。
暑くて食欲がわかないときでもご飯が進みますよね。
実家できゅうりやなす、みょうがや大葉を作っているのでたくさん送られてくるので一夏に何度か必ず作ってます。
大量に作ってお弁当にも入れられるのでとても便利ですよね。
今年は冷や汁にも挑戦したいです。
ナスとキュウリ、ネギと青唐辛子を刻んだ物でしたねー
母親のオリジナルかもしれないですけど
>意外なことに、山形も夏はかなりの暑さになるようですが
都会みたいな蒸し暑さというか、コンクリートの照り返しはありませんがむちゃくちゃ暑いですよ。
細かい説明は省きますが、フェーン現象と言う太平洋側からの風で一気に暑くなります。
千葉だったかに抜かれるまで、日本最高気温のレコードを持っていたのは伊達ではありません。
だからこそ、冷そばとか冷やしラーメンみたいな冷たい麺類が普及しやすいんですよね。
私は長芋を細かく刻んだものも入れてます。
知り合いは生姜の千切りを入れるそうです。
冷たいお蕎麦にひきわり納豆、そしてだし!!
毎年夏の定番です。