コンビーフオニオントースト

今週のモーニング掲載の「きのう何食べた」は、ひさびさにケンジ料理の回。

落ち込み気味(?)のシロさんを励ますために、朝からコンビニに材料を買いに走って作った、愛ある朝食。 
・コンビーフオニオントースト
・キャベツのウスターソースいため
・バナナヨーグルト
・ケンジ・オレ
 

簡単そうなので、週末の朝にさっそく作ってみました。

「きのう何食べた?」(よしながふみ/講談社)より
※【コマ引用】週刊モーニング2011年第30号「きのう何食べた?」(よしながふみ/講談社)より



 コンミート 
作り方: (※詳しい分量は本誌をご確認ください) 
コンビーフの代表的メーカーノザキには、牛肉100%の「コンビーフ」と、馬肉がブレンドされた「ニューコンミート」がありますが、作中のコマをよく見ると、使われてるのは後者っぽい。 

コンミートの方が安いし、味もそんなに変わらないし、家計に厳しいシロさん家では当然の選択か。

関係ないけど、コンビーフの缶を開けるときって、いつも妙に緊張する……もし金属部分が途中でプツッと切れたら、取り返しのつかなさに絶望しそう。

玉ネギ あえる 
薄切りした玉ねぎに塩をふり、しんなりしたら洗って水気をしぼる。コンビーフとマヨネーズ、コショウを混ぜる(コンビーフがよくほぐれるように)。

キャベツ ウスターソース炒め 
付け合わせのキャベツは、ウスターソースでざっと炒める。

のせる 
食パンにバターかマーガリンを塗って、コンビーフをのせ、トースターで焼く。

コンビーフオニオントースト 
コンビーフオニオントースト&キャベツのウスターソースいため:
一口食べて「ウマ!」と思わず口にでるうまさ。トーストして火を通すことで、玉ねぎは甘みが増すし、コンビーフとマヨネーズはコクが出るからかな。明日の朝もこれ作ろう……と、心に誓ってしまった。(残ったコンビーフと玉ねぎのマヨあえは、ご飯のおかずにしてもいけました) 

付け合わせの、ソースだけのシンプルなキャベツ炒めも美味しい。 「孤独のグルメ」に「ソースの味って男のコだよな」という名言がありますが、このアバウトな、でもポイントを押さえた味付けは、やっぱり男子的な美味しさだな。あ、コンビーフも男子っぽい食べ物のひとつかも。 

ほかのメニューもご紹介。

バナナヨーグルト 
バナナヨーグルト:
スライスしたバナナにレモン汁をまぶし、ヨーグルトとはちみつをかけたもの。お腹の調子がよくなりそうな組み合わせで、なんだか頼もしいデザート。 

レモン汁は変色防止だけかと思いきや、食べてみるとしっかり酸味と風味がきいてて、目覚めもよさそう。

ケンジ・オレ

強い子のミロ ミックス 
ケンジ・オレ: 
ケンジ・オリジナルのカフェオレ、略してケンジ・オレ。 低脂肪乳と豆乳、インスタントコーヒー、そして懐かしの「ミロ」(つおい子の)をミックスし、レンジで温めてよく混ぜるだけ。

シロさんがミロを「30年以上ぶり」と懐かしがってましたが、私もおばーちゃんの家で小さい頃飲んだ以来かもしれない……。

作中に分量は書かれてないのでお好みでよさげですが、今回は 
・インスタントコーヒー ティースプーン山盛り2杯
・ミロ 大さじ1杯 
・低脂肪乳 100cc弱 
・調整豆乳 100cc弱 

で作ってみました。 ミロのココアっぽい甘さがほんのりして、後味は豆乳っぽい? 普段はブラック派だし、低脂肪乳も豆乳もほとんど飲まないので、普通のカフェオレとの比較ができないのがもどかしい……orz。

でもヘルシーな感じはする。甘いのがお好みの方は、砂糖足してもいいかも。 シロさんが作る合理的な料理と比べると、ケンジの料理って、いい意味で「ざっくり感」がありますよね。

健康とか予算とかより、まず「食べたい!!」という欲望に忠実というか。そのへんの描き分けも面白いなあ、とあらためて思ったり。



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