きのう何食べた? 水餃子

3月のモーニング掲載分の「きのう何食べた?」から、 
・水餃子
・チンゲン菜のごまあえ
・じゃこなっとうキムチやっこ
 
の三品。

「きのう何食べた?」(よしながふみ/講談社)より
※【コマ引用】週刊モーニング第13号「きのう何食べた?」(よしながふみ/講談社)より

作ったのは震災の前だったんですが、今さらのアップです。

単行本派の方も多いので詳しいエピソードは省きますが、最近の「何食べ」は小日向さんカップル絡みのエピソードが続いてます。

こないだ「風と木の詩」を読み出して、ジルベールのなんたるかをようやく理解できたので、ワタルくんが出てくると思わず笑ってしまう…。

水餃子といえば、よしながふみ先生の作品に度々出てくる料理。「愛がなくても喰ってゆけます」でYなが先生が熱く語る“トゥルットゥルの水餃子”や、「フラワー・オブ・ライフ」に登場する野沢菜入りの水餃子とか。

しかし肝心のレシピが謎だったわけですが、「何食べ」でついに明かされて、思わず興奮。

白菜に塩
今回意外だったのは、ついに文明の利器・フードプロセッサーが登場したこと。

シロさん、(普段あんなにケチなのに)持ってたんだ……! でもきっと、結婚式の引き出物のカタログとかカードのポイント景品とか楽天ポイントとか、そのへんでホクホクとゲットしたと勝手に予想。

でも、あると便利ですよね、これ。 ざく切りにした白菜をフードプロセッサーにかけ、塩をふりかけて10分ほど放置。

8等分
豚ひき肉とみじん切りしたネギを入れ、酒・しょうゆ・ごま油・砂糖・コショウを入れて、粘りが出るまでよくこねる。

別のボウルに水気をしぼった白菜とかたくり粉を混ぜ(口当たりがよくなるらしい)、これをひき肉のボウルに入れ、さらにみじん切りしたニラも加えて混ぜます。これでタネの仕込み完了。

なるほどと思ったのは、タネをあらかじめ8等分し、包む際にさらに6等分して具を乗せていくテクニック。8×6で計48個の餃子が出来る計算になるわけです。

いつも適当に包んで「ぎゃー、皮が足りない!(もしくは余りすぎ)」となる自分には、目からウロコでした。

「きのう何食べた?」(よしながふみ/講談社)より
※【コマ引用】週刊モーニング第13号「きのう何食べた?」(よしながふみ/講談社)より

さらに驚きのシロさんテクが続きます。 具を包むときは、2人1組で。片方に餃子の皮を並べてもらい、もう片方が具をのせていく方式。

また、餃子につきものの「ヒダ」は作らなくてOK! 具をのせたら、水を少し塗って、半分に折りたたむだけで完了。めちゃくちゃ楽です。餃子作りの半分は、ヒダ作りの面倒くささで出来ているといっても過言ではないですもの。

焼くのと違って自立する必要が無いからさ」という理由も、納得。ハンバーグの「玉ねぎは炒めない」テクといい、シロさん料理のこういう合理的なとこが好き。


皮に具をのっけていく 
ちょうど妹が来てたので、ケンジ役になってもらった。うーん、確かに早い! あっという間に包み終わりました。

ただ二つ折り 並べる 
あとは土鍋にお湯を沸かして、餃子を入れて茹でるだけ。 

きのう何食べた? 水餃子 
食べる時は、ラー油、酢醤油、ポン酢、柚子胡椒などお好みで……とのこと。

水餃子 小皿 
食べた感想:
薄いタイプの餃子の皮を買ってしまったせいか、ワンタンっぽい感じになってしもうた……が、これはこれで、軽くていくらでも箸が進む感じで美味しい。

今度は厚い皮で作って、モチモチした食感を楽しんでみたいな。しかしこんなビールが進む味なのに、二人ともノンアルコールなのが不思議だ。 副菜コーナー。 

チンゲン菜のごまあえ 
チンゲン菜のごまあえ:
ほうれん草や小松菜ではお馴染みのごまあえですが、チンゲン菜も合うんですね。ちょっと甘い味付けが、水餃子の箸休めになってうまし。

じゃこなっとうキムチやっこ 
じゃこなっとうキムチやっこ: 
ごま油で炒めたじゃこと、納豆とキムチを豆腐にのせたもの。上の部分だけでも、十分おかずになる美味しさです。シロさんの冷や奴レパートリー、幅広いなあ。




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