約1か月ぶりですが、身辺落ち着いてきたので再開したいと思います。休んでいた間も、温かいコメントなどいただき、本当にありがとうございましたm_ _m 地震の前に作り溜めていた料理もあるので、ぼちぼちアップしますね。


4月23日、四谷のイタリア料理店「Stimolo」さんで、「Saigenレストラン」が開催されました。

以前ご紹介したとおり、マンガや映画、小説などに登場する料理を再現して試食する定期イベントです。 (当初は3月の開催予定だったのですが、震災の影響でこの日に延期に。アナウンスできず、申し訳ありませんでした)

第一回で取り上げられたは、イタリアンのお店にふさわしく「バンビ~ノ!」(お店のみなさんもファンらしいです)。しかも、作者のせきやてつじ先生も出席されるとの情報が!

お店から許可いただいたので、当日の模様をレポートしたいと思います。

12:00スタートのところ、遅刻してしまった(すみません…)私たちはなんと、せきや先生ご夫妻のお隣という恐れ多すぎる席に……(ひーー)。

先生は同席したテーブルの皆さんに、作品の裏側やオススメのイタリア料理店など、気さくにお話くださってますますファンになりました。

まずは、お店が準備したSaigenレストランのオープニングムービーでスタート。その後、スタッフさんたちの挨拶。シェフはじめ、若い方ばかりで活気があります。

ドリンクで乾杯の後、一皿目が運ばれました。


Saigenレストラン バンビ~ノ! 
カジキマグロの燻製カルパッチョ、オレンジとルッコラ添え:
NY編の料理対決で、ロレンツォ兄弟が作った一皿。彩りもキレイでうっとり。 ↑この写真だと、ペーパーの上に直接乗ってるように見えちゃいますが、実際はガラスのお皿に盛りつけられてます。ちなみにペーパーには、作品の紹介と一緒にレシピも載ってて、この心配りがウレシイ。

Saigenレストラン バンビ~ノ! 
冷燻製されたカジキマグロは、ほんのりスモーキーな香りでとろけるような食感。オレンジの果肉が、また爽やかでした。

Saigenレストラン バンビ~ノ! 
さいまき海老とホワイトアスパラガス、小松菜のソースのリングイネ:
以前自分でも再現した料理ですが、やっぱプロの味はスゴイ!! 落差に愕然です。 まずびっくりしたのが、さいまき海老のふわふわ&プリプリ加減。私は入手を諦めて普通のエビで作ったんですが、全然違うものなんだなあ。やっぱ材料にもこだわらないといかんなあ、と実感。

Saigenレストラン バンビ~ノ! 
惜しげもなく使われた小松菜のペーストが、リングイネによく絡んでうまい。春の味だ。

Saigenレストラン バンビ~ノ! 
牛ハツの素揚げ、トマトソース: 
今回、一番楽しみだったのがこれ。自分では難易度高すぎて作れないな~、と諦めていたあこがれの料理が目の前にTT Secondo編で、料理評論ブロガーの永坂から出されたお題にバンビが応えた一皿。ゴロっとした、握り拳大はあるハツに、真っ赤なトマトソース。まさに心臓をそのまま出されたような、迫力のある見た目です。

Saigenレストラン バンビ~ノ! 
ハツって、焼き鳥屋さんで食べたことはあるけど、こんな巨大サイズは初めてです。 ステーキ用のナイフじゃないと切れないほどですが、食べると弾力のある食感と、内臓と筋肉の中間のような官能的な味にうっとり。赤ワインが進むよー。

Saigenレストラン バンビ~ノ! 
終了後、せきや先生と奥様に図々しくも写真撮影をお願いしてしまいました。仲むつまじい、オシャレでステキなご夫婦です…! せきや先生、同席したテーブルの皆様、そしてStimoloスタッフの皆様、楽しい時間をありがとうございました。 

最後に私事ですが、何人かの方に「ブログ見てますよー」とお声かけいただいたのですが、アガってしまってロクなお返事もできず申し訳ありません……(お名前くらい伺えばよかったorz)。 

Saigenレストラン、次回は6月に開催されるそうです。 内容はまだ未定らしいですが、マンガや映画、小説など「食べたい」作品のリクエストも受付中です。和洋中なんでもOK!とのことなので、参加をお考えの方はぜひ! 

※お店のブログでも、レポートをアップされています。厨房裏も、美味しそう~。


バンビ~ノ!(1) (ビッグコミックス)
せきやてつじ
小学館
2012-09-25


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