80年代半ばのバブル時代、モーニングに連載されていた「大東京ビンボー生活マニュアル」。
ビンボー暮らしの心得やテクニックだけじゃなく、B級グルメのレシピも充実してるのがまた魅力。(しかしこの漫画は、疲れた社会人が読むとキケンw せかせか働いてる自分を、思わず見つめなおしてしまいそうになります……)
※【コマ引用】「大東京ビンボー生活マニュアル」(前川つかさ/講談社)上巻より
中でも好きなのは、牛丼のアイデアあふれる食べ方が登場する回です。
バイトの給料が入って、牛丼屋に入ったコースケ。牛丼の具をビールのつまみにして、残ったご飯は紅ショウガでサラサラとお茶漬けに!これも一度はお店で試してみたい食べ方です。
さらに秀逸なのが、テイクアウトして冷蔵庫で一晩寝かせた牛丼をフライパンでチャーハンみたいに炒めた「牛丼やきめし」。
ずっと試してみたかったこのメニューに、今回はチャレンジ(……というほどでもないか)してみます。
こちら、買ってきた牛丼(大盛)。テイクアウトは数年ぶりだったので、レジで注文終えて椅子に座ろうとした瞬間にもう商品手渡されてびっくりしたw
さすがH・U・Y(早いウマい安い)の吉野家だ!
出来たてのホカホカの牛丼を、涙をのんで容赦なく冷蔵庫に入れて、冷やご飯状態に(熱々で作ってもいいんだろうけど、漫画でも次の日に食べたので……)。
「牛肉の油がういてくるので油をしかなくてもよい」とのことですが、ご飯をパラっとさせたかったので、今回はフライパンに少し油を入れました。
まずご飯だけ炒めて、そのあと具を入れて一緒に炒めると、ちょうどよかったです。
食べた感想:
牛丼を炒めただけなのに……予想してたよりうまーい! 最初口に入れるとチャーハンっぽいんだけど、後味はほのかに吉野家秘伝のタレが香る牛丼風。
もし冷めちゃった牛丼があったら、温め直すよりもこうやって食べたほうが美味しいかも。
今回は仕上げにネギを刻んだのをトッピングしただけですが、もっと本格的にチャーハンとしてアレンジしている方も! こんな風にひと手間加えるのもいいな。
ハッ!(゚0゚;) 牛丼だけじゃなく、ほかの丼物もチャーハンにするともしかして美味しいのか!? 親子丼、鰻丼、天丼、カツ丼……どなたか、チャレンジしてみてくださいw
コメント
コメント一覧 (4)
あけましておめでとうございます!(遅い返信ですみませんm_ _m)
ごま油で炒めるの、いいですね[絵文字:i-189]
ちょっと中華っぽい風味も出そうで、美味しそうです!
吉野家、松屋ときて、ここまできたらすき家でも試してみたいですねw
出来たての牛丼には敵わないのは、やっぱりアレンジメニューの宿命ですかね~。
牛丼気分だったけど、途中でチャーハン気分になっちゃった…という時に、活躍するかも?(そんな時あるのか?)
今年もよろしくお願い致します。
実は『牛丼に満足』の回は私も密かに憧れてました。
昨夜差し入れでいただいた牛丼が余りましたので、早速作ってみました。
ただ、私のは松屋でしたが。あと『なにたべ』の切り干し大根を添えたら一見、ちゃんとしたランチに!!ンマーイ!!
あと私も胡麻油を使いました。ゴハンを入れる前にネギで油に香りをつけておいたので、とっても香ばしい焼きめしになりましたよ。
と褒めましたが、やっぱりできたての牛丼にはかなわないなあと思ってしまいます。(笑)
はじめまして、コメントありがとうございます!
調理器具が一切ない暮らし、部屋のなかがスッキリしそうですね[絵文字:e-267]
料理に凝り出すと、あの鍋がほしいとか食器をそろえたいとか、物欲がアップしてしまい、コースケみたいな「シンプルな生活」とはほど遠くなってしまうのが、ちょっと悩ましいですorz
牛丼のエピソード、マネしたくなりますよね!
「吉野家でビールを飲む」は、まだやったことがないので、それもあこがれです(確か本数制限があるんですよねw)
大変面白そう。
包丁もガス台も無いので料理しませんが、憧れますよ。
当時は「そんなアホな」と思っていたコースケの生活も今となっては憧れる。
この「牛丼焼きめし」は無理ですが(凄くうまそう)、牛丼屋でやっていた具をビールのつまみに、ご飯は生姜を混ぜるやつはタマに家でやります。