
カレーの記事続きですみません。 前回作ったチキンティッカマサラから1年以上あいてしまいましたが、「ピリ辛の家政婦さん」ラ・メゾン・イヤサカ編から2つめのカレー。
チキンティッカマサラをきっかけに、にわかカレーブームが起こった弥栄荘。次々とおいしそうなカレーが登場しますが、依頼者のひとりガクンが里にオーダーしたのがこのカレー。

※【コマ引用】「ピリ辛の家政婦さん」(小池田マヤ/祥伝社)より
「しゃぶしゃぶとトロトロの」がキーワードの「ほうれん草のネパールカレー」。 インドに接しているネパールは同じくカレー文化圏ですが、インドカレーよりさっぱりしているのが特徴と聞いたことがあります。 巻末にレシピが載っているので、それを参考に作ってみました。


鍋に油とクミンシードを入れて香りが出るまで火にかけ、薄切りした玉ねぎを色がつくまで炒める。


ニンニク&しょうがのみじん切り、コリアンダーパウダー、チリパウダーを入れて炒め、ざく切りにしたトマトを入れさらに炒める。固めにゆでてざく切りしたほうれん草(2束)、水を入れて5分ほど煮る。

ガラムマサラ、塩、しょうゆで味をととのえて完成。わー、普通のカレーよりかなり簡単かも。 まずはごはんで。

ほうれん草とトマトと玉ねぎ、野菜しか入っていないのに、「物足りなさ」を感じないおいしさ。スパイスの力って偉大だなあ。 煮込まれた野菜のトロトロ&シャブシャブした食感が、食欲ないときでもするりと胃にはいって夏にいい感じ。


チキンティッカマサラのときと同じく、これもミントのアチャールがぴったり。パクチーも合いそうだな。

お椀によそってスープカレー風の食べ方も試してみた。 汁気が多くてサラリとしてるせいか、むしろこっちの盛り付けのほうがしっくりくるかも。
「うどんやゆでたジャガイモと食べてよし」と小池田先生の解説にあったので、2日目はつけ汁風にしてうどんと一緒に食べてみたけど、これがまた美味しかった。 食べ終わってみて、これはいわゆる「カレー」というより「スパイス風味の野菜のお惣菜」なんだな、という印象。
インドをはじめ本場には「カレー」という料理の概念はない、と聞きますが、「ああ、こういうことか」となんだか初めて実感できたのでした。
コメント
コメント一覧 (4)
ほんっとサラサラで食べやすいですね。
油も最初のクミンの炒め油くらいしかないから胃にもたれない!
油以外は野菜で出来てるからめちゃくちゃ低カロリーだし、この夏はリピします!
適当な分量なのに、美味しかったです(*‘∀‘)
よく行くカレー店で、レシピを教えてもらったときも、
やっぱりスピーディーなのが特徴で。
つまり、カレーは、お相撲さんで言うちゃんこのようなものなんでしょうね。
いや、違うかもしれないですが(笑)