パラダイス・カフェ 天使のオムレツ

「パラダイス・カフェ」1巻から、“天使のオムレツ”のレシピを再現してみました。ユキオとハルの出会いのシーン(左図)、そしてラストシーンにも出てくる印象深いオムレツです。

学校の裏庭でこれを焼いていたハルは、「フロマージュ・オムレット」と呼んでましたが、その名のとおりクリームチーズが入ったオムレツ。

「パラダイス・カフェ」(ひうらさとる/講談社)1巻より
※【コマ引用】「パラダイス・カフェ」(ひうらさとる/講談社)1巻より

食べたユキオは「フワフワとろける天使の羽」の味、と表現していて、最初に読んだ子どもの頃から「どんな味なんだろう…」とあこがれてました。

黄色いオムレツのふわふわ感は、ハルの柔らかな金髪にもなぞらえられています。

「ぽーきゅぱいん」「レピッシュ」もそうだけど、ひうら男子のふわふわヘアは、私の胸キュンの原風景かもしれない(そういえばこの頃のバンドブームも、男子のフワ毛率高かったね……)。


材料 
材料: 卵、クリームチーズ、バター、塩こしょう、レモン。 卵は黄身と白身に分け、別々のボウルに入れておきます。

クリームチーズと卵黄 クリームチーズと卵黄2 
作り方: 
1.卵黄のボウルに、室温に戻したクリームチーズと塩こしょうを入れてよく混ぜます。

卵白と卵黄を混ぜる 
2.卵白をツノが立つまでしっかり泡立て、1を加えてさっくり混ぜます。 うーむ、ここでやっと、普通のオムレツとは全然違うものになりそうな予感がしてきた。

中央をはしで混ぜる  ひっくり返す 
3.よく熱したフライパンにバターを溶かし、2を注いで弱火にします。箸などで、表面の部分だけ軽くかき混ぜます。 

4.卵の端っこが乾いてきたら、フライ返しで半分に折りたたみます。 

さらにひっくり返してもう片面もさっと焼くんですが、やわやわで形が崩れやすいので、不安なら最初に折りたたむだけでもいいかも。

皿にひっくり返し、バターを散らし、レモンのスライスを添えて完成。

天使のオムレツ 
ちょっと形が崩れてるくらいが丁度いい、とレシピには書いてたけど、さすがにラフすぎ…? 

パラダイス・カフェ 天使のオムレツ 
食べた感想: 
うわー、これは予想外の食感! オムレツというより、スフレっぽいです。 フワフワ軽くて、雲を食べてるような感じのなかに、クリームチーズの香りがふわっとして美味しい。

甘くないお菓子、という印象で「天使のオムレツ」に名前負けしない味でした。卵って、ほんとに調理法次第でダイナミックに変化するから面白いなあ。

パラダイス・カフェ1巻
ひうらさとる
電書バト
2016-06-10



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