冬野菜の雑穀スープ

Yahoo!コミックで配信中の無料マガジン「EDEN &ブレイドコミックアーカイブ」。ここで連載中の料理マンガ「にがくてあまい」、更新楽しみに読んでたんですが、最近コミックが出たと知っていそいそ購入。




今回は、第一話に出てくる「冬野菜の雑穀(ミレット)スープ」を作ってみました(夏だけどさ……)。 

「にがくてあまい」1巻より
※【コマ引用】:「にがくてあまい」(小林ユミヲ/マッグガーデン)1巻より

一見キャリア系美人、その正体はズボラなOL・マキと、ゲイのイケメン高校教師・渚。

二人の出会いは、バーで居合わせたばかりに、渚が酔いつぶれたマキを介抱したことから。彼女の荒れた部屋をテキパキ片付けつつ、部屋にあった野菜で作ったのがこのスープです。 

「にがくてあまい」1巻より ※【コマ引用】:「にがくてあまい」(小林ユミヲ/マッグガーデン)1巻より 

実家は有機野菜の農家だけど、父親との確執が原因で野菜嫌いになったマキ。一方、渚は野菜に目がないベジタリアン。二人の思惑と利害が一致して、ここからちょっと変わった共同生活&食生活がスタートすることに。

渚の作る料理はどれも野菜と雑穀中心なんですが、最初は拒否反応を示しつつ、その美味しさに目覚めるマキの様子が毎回カワイイ。あと、中盤から出てくるマキのお父さんがイイ味で好きです(渚の片思いの行方も気になるw)。

しかし世に料理マンガは色々あるけど、ベジタリアンレシピ(現状はほぼビーガンに近いかも?)に特化した作品は初じゃないでしょうか。巻末にはちゃんとレシピページもあるので、初心者でも安心してチャレンジできるのがうれしい!


押麦 
作り方: 押麦は15分ほど水に漬けておきます。

玉ねぎとにんじん セロリ 
玉ねぎとニンジンはみじん切り、セロリは徹底的に細かいみじん切り。 

ブロッコリー 昆布と干し椎茸のだし 
ブロッコリーは芯の外皮をむいて小さくカットし、房の部分は取り分けておきます。 昆布と干し椎茸をじっくり煮出し、出汁を作っておきます。

炒める 煮込む 
フライパンで玉ねぎとニンジンを炒め、しんなりして甘みが出たら、水を切った押麦を入れてさらに炒めます(テフロンのフライパンなので油は使いませんでしたが、お好みで少量のオリーブオイルやサラダ油で炒めてもいいかも?)。

出汁に炒めた野菜&押麦を入れ、ブロッコリーの芯、セロリを入れて弱火で煮込みます。

本葛 
押麦がやわらかくなったら、ブロッコリーの房を入れてさっと煮、水で溶いた本葛を加えて軽くトロミをつけます。最後に塩で味を調整したら完成。

冬野菜の雑穀スープ 
結構具だくさんのスープになりました。

冬野菜の雑穀スープ 
食べた感想: 
味付けは塩だけなのに、スープに野菜の甘さがしっかり出てます。押麦のモチモチ&プチプチした食感もハマる!

素材は味はしっかり出てますが、濃い味に慣れた舌にはちょっと薄味に感じるかもしれません(私がそう……いや、そこを矯正していかなくちゃいけんのですが) 個人的にはトマトとか、ベジタリアンレシピからは外れちゃいますがベーコンとか加えても、美味しそう。

一晩寝かせると、野菜の甘みがさらに増して美味しくなるらしいので、それも楽しみです。



にがくてあまい
石野真子
2017-03-22


▽読者登録するとLINEで更新通知が届きます


▽Twitter(@pootan)はこちら


▽Instagram(@mangashokudo)はこちら
instagram_bn

▽YouTubeはこちら