今週のモーニングの「きのう何食べた?」がカレーのレシピで、「ついにきたか!」と思った方も多いのでは。
老若男女が好きな国民食のカレーは、料理マンガが避けては通れないメニューのひとつ。 シロさんがカレーを作るとしたら、どんな感じになるんだろう……とずっと気になってましたが、今回登場したのは、この時期ぴったりの夏野菜がたっぷり入ったカレーでした。
※【コマ引用】モーニング「きのう何食べた?」(よしながふみ/講談社)より
ちなみにメインのエピソードは、「相性の悪いレジの店員さん」の話。詳しい内容はネタバレになるので省略しますが、スーパーやコンビニをよく利用する人なら「あー、あるある」と思わずうなずく内容でした。
昔よく通ったスーパーには「レジ五段」とひそかに呼んでいた店員さんがいて、スピードも愛想も本当にすばらしく、混んでてもそのレジを選んで並んだなー、なんてことも思い出した。
今回のレシピのポイントは、玉ねぎの炒め方。最初は強火でジャーッと炒めて、しんなりしたら火を弱め、鍋は基本放置で「時々かき混ぜる」程度に見守ること。
その間の時間を利用して、ほかの野菜をちゃちゃっと切ってしまうこと。これで手早く、効率よくキツネ色の玉ねぎが完成しました。
(今までは昔のシロさんと同じく、鍋に付きっきり状態だったので、玉ねぎだけでエラい時間がかかってしまってた)
肉は今回、豚ひき肉を使ってました(キーマカレー風?)。これに夏野菜(ナス、インゲン、パプリカ)をどっさり入れて炒めます。な、鍋が野菜であふれそう……。 2つめのポイントは、「隠し味」の数々。
カレーは何もアレンジしない方がウマいと言われてますが、カレー鍋を見ると色々「隠し味」を施したくなるのが人の性。シロさんもはちみつに味噌、ソースなど少量ずつ加えてます。
使う調味料は気分によって違うので、毎回「一期一会なカレー」が出来上がるそう。これ、わかるなあ。うちも毎回カレーの味って安定しません。
ナスに火が通ったら火を止め、ルーを入れて煮込み、仕上げにオクラを入れて完成。 ナスにインゲン、パプリカ、オクラ……と、具の色も鮮やか。
夏野菜のカレー:
とにかく野菜がたっぷり!で、ルーにもインゲンやパプリカの風味が染みてます。仕上げに入れて煮込んだオクラのせいもあって、全体的にとろりとした感じ。
ルーを少なめにして、さらっとしたカレーにしてもよかったかも。これで2日目以降に、カレーうどんを作っても美味しいだろうなあ。うむ、やってみよう。
アボカドとトマトのわさびじょうゆ:
今回の副菜はこれ。一口大に切ったアボカドとトマトを、わさび&醤油&レモン&砂糖のドレッシングであえ、おかかをのせたもの。 この組み合わせでまずかろうはずが、ぬ!!(by.天食)
わさびがピリっときいてて、単なるサラダというより、そのままお酒のつまみにもなります。 カレーが出たとなると、次は何かなあ。
いきなり蕎麦打ちとか、自作ラーメンとか、ややこしい方向に目覚めるシロさんも見てみたい気がしますw
コメント
コメント一覧 (10)
ロックさん
はじめまして、コメントいただきありがとうございます!
(遅い返信で申し訳ありません)
「何食べ」のレシピは本当にバランスよくて参考になりますよね。
私も毎回コミックスからメモに書き写して作っているので、そろそろ全レシピ網羅した、キッチンで使いやすい公式レシピ本がほしい…と思ってます^^;
お父様が偏食とのこと、うちも家族が比較的好き嫌いが多いのでご苦労わかります。
ご家族の好みにあわせてアレンジしつつ、再現も楽しめるといいですね。
最初に作ったときは隠し味の味噌やソースが多かったことや、比較的味がマイルドなを使ってしまったことで味が甘くなり、父親にひんしゅくをかってしまいました。その後、辛口のカレールー等で味を調整して、父親からの評価もまずまずだったのですが、やはり『私の作るカレーは美味しくない』という印象を与えてしまったようで、へこんでいるところです(汗)。何とか、試行錯誤して父親に私のカレーを『美味しい』と言わせたいのですが、なかなか難しいところにあります。他の料理の話になりますが、お花見弁当の肉団子や麻婆もやしは『美味しい』と言われたので、これからもこちらのサイトを参考にさせていただいて、精進していこうと思います。
コメントありがとうございます!
細木カレー……というのは、細木数子さんのカレーのことでしょうか?(く、詳しくないもので、スミマセン)
確かにカレーって、あんまり大量に具を入れないほうがいいとも聞きますよね。
私は「野菜がいっぱい!とりあえずヘルシーで安心!」という気持ちで美味しく食べたのですがw、気になるようでしたら、具を減らして作ってもいいかもしれません[絵文字:e-68]
あんなに入れて味めちゃくちゃになりませんか?
ブッコロリさん家も、一期一会カレーでしたか!w
カレー以外の時でも、シロさんは隠し味好きっぽいですね~(ナポリタンの時も、ケチャップ以外に色々入れてた気が)。
玉ねぎ、蒸し焼きにしても放置プレイで楽ちんに出来るんですね!
私は今まで無駄に鍋の前で「じーっと見守る派」だったので、今回のレシピで「なんてムダなことをしてたんだ……」と反省しましたw
モーニング本誌では月1連載なのでペースが遅いのは仕方ないけど、ほんと4巻、いつになるんでしょうね[絵文字:i-201](大奥の映画公開にあわせてかな~)
私も味噌・ソース・醤油・ハチミツ・ケチャップなど
隠し味でチョコチョコ入れてます^^
一期一会のカレー、分かりますね♪♪
うちでは玉ねぎは蒸し焼きにしてしんなりさせてから
水分を飛ばしつつ炒める感じです。
色が変わるまでは放置出来るので楽チン☆
あぁ~4巻早く出ないかな・・・。
カレー鍋を見ると「あれもこれも……それも入れたい!!」と、うずうずしちゃいますよねw
味っ子は、インスタントコーヒー入れてたんですね~。
私は一度、チョコを入れすぎて、チョコカレーに仕上がってしまった苦い思い出が……orz
(まさにハチクロの「隠しきれない隠し味カレー」になりましたw)
私もアボガド好きなので、この副菜はドツボでした[絵文字:i-189]
カレー以外の献立でも使えそうです!
確かにカレーには色々入れたい、、、、インスタントコーヒーとかいれちゃうんです。。。味っ子のまねで^^;;
今度は何も入れないでおこうかなあ 我慢我慢で!
あと、副菜がドツボです。さっそく作ってみます♪
どのレジに並べば一番早いか見極めるところとかも、すごい「あるあるー」と思うエピソードでしたねw
玉ねぎ、確かにレンジで事前に熱を通したほうがもっと早くできそう!
でも鍋で炒める工程が、美味しくなるおまじない的な部分かもしれないですね~。
>カレーは市販の箱の通りにつくるのが一番おいしいらしいのですが、
>それでも何か入れたくなるのが人情ですよね~。
そうなんですよね、私もそれを知っても「何か入れたい」誘惑にどうしても負けてしまいますw
カレーは微妙に余った調味料の残りを片付けるのにちょうどいい、というヨコシマな理由もありますが……。
玉ねぎは「熱を加えれば甘くなる」ので、極論を言うと
電子レンジでチンでも十分甘くなります。
(でも鍋でやった方が甘くなりそう&「カレー作ってるな~」感がありますよね)
カレーは市販の箱の通りにつくるのが一番おいしいらしいのですが、
それでも何か入れたくなるのが人情ですよね~。