ヤマザキマリ先生の「それではさっそくBuonappetito!」から、これまた読んですぐ作りたくなった「ヌテッラのティラミス」にチャレンジしてみました。
ヌテッラは、「リトル・フォレスト」の再現で「ぬてら」として作りましたが、もとはイタリアのヘーゼルナッツ風味のチョコスプレッド。
日本のスーパーでもよく見かけますが、本国での愛されスイーツぶりは想像以上だそう。 作中でも、サッカー選手のトッティが入院中に所望したニュースとか、イタリア男はママの次にヌテッラが好きというアンケート結果(それは比べる対象なのか?)とか、その偏愛ぶりがわかる話題が満載。
※【コマ引用】:「それではさっそくBuonappetito!」(ヤマザキマリ/講談社)より
「ヌテッラのない世界なんて考えられないネ!」というテレビCMの宣伝文句も、誇大広告でも何でもないことがわかります(ちなみに、普段はあっさり日本食を愛するマリ先生の旦那様も、ヌテッラには目がないそう)。
こちらがそのヌテッラ現物。
イタリアから遠く離れた島国でも、しっかりお馴染みの商品になってるなんて、大した物よ~と思いつつふとラベル裏の見ると、「原産国:オーストラリア」となっとるんですが……(;゚;ж;゚; )ブッ
アジア圏への輸出分は、別地域で作ってるってことなのかなあ(調べると、イタリア製のと微妙に味が違う、という話もあるようで気になります)。
材料:
とりあえず今回は豪州産で粛々と進めることに。 材料はヌテッラのほか、マスカルポーネチーズ、生クリーム、ココアパウダー、マリービスケット、コーヒー。
作り方:
1.ヌテッラとマスカルポーネチーズを、よく混ぜ合わせます。甘さの加減を見て、必要そうならここで砂糖も適量追加(ヌテッラ自体がかなり甘いので、入れすぎないように注意)。
2.泡立てた生クリーム(今回は八分立て程度にしました)を、(1)のボウルに入れてさらによく混ぜ、冷蔵庫で30分ほど冷やします。
3.皿に砕いたマリービスケットを入れ、コーヒーをかけて湿らせ、底全体に敷き詰めます。
4.冷やしたクリームをビスケットの上に入れ、ココアパウダーを上から振ります。 これを冷蔵庫に入れ、さらに30分冷やして完成。
適当にスプーンなどで取り分けていただきます。
食べた感想:
普通のティラミスよりチョコの風味が強く、マスカルポーネチーズのコクがしっかり出てて、なかなか本格的な味。ヌテッラ独特のヘーゼルナッツの味も、ちゃんとします。
砂糖は少量(小さじ2、3杯程度)しか足さなかったんですが、十分甘く仕上がりました。
マリービスケットはフィンガービスケットに代えてもOKらしいですが、普通のスポンジを使って2段くらいの層にしても、豪華になってよさそう。
しかし火を使わないで、混ぜるだけでいいお菓子はやっぱりラクだ! イタリアのお菓子は基本、作るときも食べるときも気取りがなくていいですね。
コメント
コメント一覧 (10)
はじめまして、コメントありがとうございます。
いろんな場所に住んだ経験のあるヤマザキ先生ならではのレシピマンガで、面白い&おすすめなのでぜひ~!
おおおお!ヤマザキ先生のテルマエ・ロマエは読んでいたのですがこの作品は知らなかったです!
ヌテッラのティラミス、作ってみようと思います!
ヌテッラって、ほんとに年齢・国籍関係なくみんな好きですよねw
(同じパンに塗るペースト系の「ベジマイト」とはえらい違いだ…)
ヘーゼルナッツとチョコ、確かに最高の組み合わせですよね。
チョコボールにもヘーゼルナッツ入りバージョンがあったとは知りませんでした!美味しそうです~[絵文字:i-233]
リッタースポーツのチョコ、昔一度だけ食べたことありました!
色んなフレーバーがあって、ドイツのチロルチョコ的存在なんですかね~。
最近近所で見かけないので、また食べたいなあ。
実はウチのジジババが『ヌテッラ』にハマっておりまして、ここんとこ昼食でフランスパンに多めに塗りたくって牛乳と一緒に..おい!それは俺が買ってきたんだぞ!
ヘーゼルナッツとチョコレートって割とおいしいと思いますし、昔は明治のチョコボールの姉妹品でヘーゼルナッツ入りの丸いチョコボールがありました。アーモンドは今と同じ赤いパッケージでヘーゼルナッツは青いパッケージでした。
いつの間にか生産中止の様なので今は時々ドイツのリッタースポーツチョコのヘーゼルナッツ入りを買ってます。
おおー、タイムリーな時期にご紹介できてよかった!
混ぜて冷やすだけでいいので、暑くてオーブンとか触りたくないこの時期には、ちょうどいいお菓子ですよね。
食感も軽いので、私もぺろっと食べてしまいましたw(や、やばい……orz)
お母様のお口にも合ってよかったです!
リトルフォレストの「ぬてら」ですが、本文でもちょろっと触れましたが、砂糖だとじゃりじゃりした食感が残ってしまうので、水飴とかで作った方がいいかもしれません[絵文字:e-263]
手間はかかりますが、自分で作ると甘さも好きに調整できるので、機会があればぜひお試し下さい!
フフフ…実はリトルフォレストの「ぬてら」作ってたりしますw
でもこの時はちょっと食感が悪く仕上がってしまったので、リベンジしたいですorz
http://umanga.blog8.fc2.com/blog-entry-135.html
私もラベル裏の「オーストラリア」の文字を見て、目が点になってしまいました。
調べたところ、イタリアだけでなくフランスやドイツなど世界各地に工場があるようですね~。
やっぱりそれぞれ味が違ってたりするのかしら。
しかしヌテラにまで、マフィアが暗躍してたとすると……
任侠映画は大好きですが、本物はコワイです((((´益`;) )))ガクガクブルブル
ちょうどマスカルポーネを持て余していた所だったので
助かりました。ありがとうございます!
いや~簡単でとっても美味しかったです。母とあっと言う間に
平らげてしまいましたw
今度は『ぬてら』で作ってみたと思います。
はじめまして、コメントありがとうございます!
お一人で、大サイズのヌテラを食べ切られたなんてすごいですw
(ホットミルクに溶かすのも、美味しそうですね~)
ヌテラティラミスは、わりとがっつり減るので、消費するのに確かにちょうどいいかもしれませんね。
生クリームを使わないティラミスって、初めて知りました!
ティラミス大好きですが、やっぱりカロリーが気になってしまうので、これは試してみたいです[絵文字:i-189]
アドバイスありがとうございました!
どーせやるなら五十嵐大助のリトル・フォレストに出ていた『ぬてら』から作って欲しかった!
外野だから言いたい放題いってるぞ!自重しろ俺!
そーいえば日本で売られているヌテッラはオーストラリア製ですね。生産拠点を移したんだろうか。
考えられる理由としてはやはりマフィア。彼の国は国全体に相当根を張ってるそうですから繁盛している新興会社なんか真っ先に狙われるでしょうからね。
自分は1人暮らしなのに大きいサイズのヌテラを買ってしまい(というより自分の周りではそれしか売ってなかった)
パンに塗る以外にホットミルクに溶かしたり、カレーの隠し味(チョコ代わり)にしてみたりと、
思考錯誤して3か月ほどかけてつい先日食べきりました。
この記事を早く見ておけば・・・・!と思えてなりません。
あと、自分はティラミス作る時は生クリームを入れずに卵を入れるのですが、
(卵黄はチーズクリームに、卵白はメレンゲにして混ぜる)
カロリーも抑えられるし、あっさり目のクリームになっておいしいですよ!